船主・銀行座談会

    2023年3月31日

    《連載》展望 船主ビジネス、船舶経費、上昇長期化に警戒感、金融機関も注視、船主経営圧迫

     国内船主が船舶経費インフレの長期化を警戒し始めた。船員費や修繕費、潤滑油費、保険料など船舶経費を構成する品目の大半でコストが上昇している。現段階では堅調な海運市況や円安の好影響も続き

    2023年3月31日

    《連載》徳島船主⑤、四宮タンカー、バルカー2隻新造、外航船10隻に、用船者と長期の関係構築

     徳島県阿南市に本社を置く四宮タンカーはオープンハッチバルカーやLPG船など特殊船志向の船主だ。現在の保有船は外航船10隻と内航船3隻で計13隻、このほか内外航併用LPG船1隻およ続き

    2023年3月30日

    《連載》徳島船主④、八重川海運、新造・中古船で船隊更新、外航10隻に、当面はバルカー

     徳島県阿南市の八重川海運は外航船隊が発注済みの新造船を含めて10隻に拡大する。村田泰社長は「船齢のリフレッシュのための新造整備を行うのに加えて、中古船でNOx(窒素酸化物)3次規続き

    2023年3月29日

    《連載》徳島船主③、宮和海運、内航船7隻に増加、事業多角化、新エネルギー分野への参入視野

     徳島県・阿南市に本社を置く宮和海運は事業の多角化を進めている。海運業は船舶の保有のみならず運航にも参入した。昨年からは本格的に港湾運送事業も開始。ホテル・レストラン業も展開してい続き

    2023年3月27日

    《連載》展望 船主ビジネス、クミアイ、アンモニア輸送対応VLGC3隻に、「投資はバランス重視」と黒柳MD

     くみあい船舶が100%出資するシンガポール船主、クミアイ・ナビゲーションはこのほど川崎重工業にアンモニア輸送対応の大型LPG船(VLGC)を追加発注し、発注残はVLGC3隻となっ続き

    2023年3月24日

    《連載》徳島船主②、千羽海運、内航特殊RORO船を長期貸船、女性船員の起用も

     徳島県徳島市に本社を置く千羽海運はジャパンマリンユナイテッドの横浜事業所で建造した内航特殊RORO船“JFE白隆”の引き渡しを受け、昨年12月からJFE物流への20年間の長期貸船続き

    2023年3月23日

    《連載》徳島船主①、外航船主は5社、減少も再参入探る

     内航船主が集積し船どころの1つとして知られる四国・徳島県。外航船の保有会社(船主)は5社程度とみられる。船価高騰前に新造整備を進め、用船者による買い取りオプション(PO)行使が進続き

    2023年3月9日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、売船活動停滞、償却資産確保できず、POも影響

     国内船主による売船活動の停滞が続きそうだ。新規投資が難しく、引き続き償却資産が確保しにくいからだ。用船者による買取オプション(PO)の行使も、売船を躊躇させている。昨年までの好環続き

    2023年2月28日

    《連載》展望 船主ビジネス、福神汽船、瀬野社長インタビュー、船舶管理強化、船隊増強も

     大手船主の福神汽船(愛媛県今治市)は船舶管理を強化し、それに応じて中長期的な船隊規模を検討していく。船長、機関長出身者を20人近く雇用するなど船舶管理に強みがあるが、今後はIT化続き

    2023年2月22日

    《連載》展望 船主ビジネス、極東海運実業、海部社長インタビュー、短期契約増え営業力が重要に

     在京船主の1社である極東海運実業の海部圭史社長は本紙インタビューに応じ、環境対応船の導入ではプレイヤー間の「時間軸」を意識すべきとし、「中小型船だから(環境対応が)後になると高を続き

    2023年2月17日

    《連載》展望 船主ビジネス、SLB需要、利下げ折込み下火か、国内船主向け、欧州銀次第で状況変化も

     国内船主が償却資産確保を目的に投資してきたセールス・アンド・リースバック(SLB)案件は、今後下火になっていく可能性がある。ドル金利の上昇に一服感が出ている中、現在の高金利ベース続き

    2023年2月13日

    《連載》展望 船主ビジネス、TC商談が難航、用船条件合わず、大手の大量発注で納期も先物に

     国内船主(船舶オーナー)と国内外オペレーターの新造バルカーを対象としたTC(定期用船)商談が引き続き難航している。TC取引を増やしたい意向の船主は多いが、船価が高止まりする中、用続き

    2023年1月31日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会④、海事産業全体で成長を

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長続き

    2023年1月30日

    《連載》展望 船主ビジネス、瀬野汽船・瀬野社長インタビュー、LNG燃料船の船員300人育成

     瀬野汽船の瀬野洋一郎社長は本紙インタビューで、新燃料船の建造について、「まずはLNG燃料船とメタノール燃料船に取り組み、2030年頃にアンモニア燃料船を考えていく」と語った。今年続き

    2023年1月30日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会③、脱炭素でオペ、荷主と協力を

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長続き

    2023年1月27日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会②、円安メリットは限定的

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長続き

    2023年1月26日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会①、BBCや中古船で償却資産確保

     船価高、環境規制の不透明感などから、国内船主(船舶オーナー)の船舶投資が難しくなっている。一方で償却資産などの需要は強く、投資先の開拓がどの船主にも急務となっている。本紙が開催し続き

    2023年1月25日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、今年も投資難続く、有望先は中小型バルカーや中古船

     国内船主(船舶オーナー)の投資は今年も難しい局面が続きそうだ。船価と用船料が見合わず、環境対応も不透明で、為替や金利の変動も激しいからだ。有望投資先は限られるが、その中でも人気を続き

    2023年1月20日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、事業環境が不透明、円高・ドル金利高・船費上昇リスクも

     今年の国内船主(船舶オーナー)の事業環境見通しが不透明だ。「過去最高の事業環境」と言われた昨年ほどではないが、2023年も良好な外部環境を予想する声は多い。一方、円高やドル金利高続き

    2022年9月13日

    《連載》船主・金融座談会④、環境対応で企業価値向上

    <座談会参加者> 瀬野汽船 瀬野洋一郎社長 山口銀行 岩田圭司・今治支店長 山口フィナンシャルグループ 新谷耕実・営業戦略部シップファイナンス室長 <司会> 海事プレス編続き