今年は欧州で燃料規制FuelEUマリタイムが始まるほか、国際海事機関(IMO)でも脱炭素への新規制が合意される見込み。「いずれも脱炭素燃料への移行に主眼を置いた新規制ですが、足元の…続き
「私がこの業界に入った頃はインターネットが登場する中で、ブローカーは要らなくなると言われていました」と振り返った、日本シップブローカーズ協会の長嶋弘幸理事長。「しかしあれから30年…続き
ホーグオートライナーズが整備を進める9100台積み環境先進自動車船「オーロラクラス」は、昨年8月の1番船竣工から今月4隻体制になる見通し。「オーロラクラスが就航するにつれて日本のお…続き
業界では人材確保・育成が喫緊の課題だ。神戸製鋼所の櫻井俊哉鋳鍛鋼ユニット長は「国土交通省からの助成金を得て、複合自動加工機の導入で省人化を図るとともに、工場での作業環境改善に向け、…続き
中・小型のLPG船を中心に船隊整備を進める共栄タンカーのシンガポール現地法人、共栄タンカー・シンガポール。「シンガポールの近頃の物価高騰は驚くほどです」と語る田中一星マネージングダ…続き
2023年から24年にかけて派遣海賊対処行動水上部隊の指揮官を務めた海上自衛隊の外川久人氏。拠点となるジブチは酷暑で有名だが、「われわれが現地で活動していた時期はジブチの冬に当たり…続き
タンカーブローカー有志による合同の新年賀詞交歓会が今年も年始に開催された。今回21回目となり恒例の会となった。2026年の次回幹事を務めるジェイタンカースの加藤隆弘社長が中締めのあ…続き
「今年われわれが皆さまにお願いしなければならない点は何と言っても国際海事機関(IMO)のGHG削減対策です」と日本舶用工業会との賀詞交歓会であいさつに立った日本中小型造船工業会の田…続き
宮下宗一郎青森県知事は会見で洋上風力について、「ただ産業がやってきて、ものが立って終わりだと地域の発展に貢献しません。せっかく大きな産業が来るのであれば、雇用を生み出して、しっかり…続き
「コロナ前後で私たちの意識や行動、ライフスタイルは大きく変わりました。紀元前を『B.C.(Before Christ)』、紀元後を『A.D.(Anno Domini)』と言いますが…続き
「コロナ禍で自粛していた旗開き新年会を5年ぶりに開催でき、大変うれしく思います」と語るのは、全日本海員組合関東地方支部の旗開き新年会であいさつに立った松浦満晴組合長。喫緊の課題は船…続き
「業界のトレンドは、3Dビジュアライゼーションや現実の状況を模倣した仮想環境などの先進技術を取り入れた、より没入感のあるリアルなシミュレーションです」とは、海運会社向けのシミュレー…続き
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)グループのオランダ法人IMBVが昨年設立50周年を迎えた。「これほど浮き沈みのあるこの業界で、50年も継続できたことは感慨深いです」と関川俊史社…続き
日本船主協会・日本造船工業会の賀詞交換会であいさつした中野洋昌国土交通大臣は「海運業・造船業はわが国の国民生活、経済活動を支える基盤です」と強調する。さまざまな取組課題を挙げる中で…続き
米国で間もなく発足するトランプ政権による貿易への影響について問われ「何が起こるかわかりません。常に彼が(X<旧ツイッター>で)何を発信するのか待ちわびている状況です」と話した、ジェ…続き
東南アジア域内航路でケミカル船5隻を運航するケミカル船社興洋海運のシンガポール法人、興洋海運アジア。足元のマーケットは2022年以来の好況から一転、軟化傾向にあるが「過去の低位安定…続き
「5年前の1月、世界の目が横浜港に集まりました。“ダイヤモンド・プリンセス”が横浜港に寄港し、長い長いコロナとの戦いが始まったのです」と振り返るのは神奈川県の黒岩祐治知事。「国と横…続き
大阪公立大学とジャパンハムワージ、水産技術研究所はこのほど、内航船の遠隔監視・操船システムの実証実験を実施した。大阪公立大学大学院の橋本博公教授は、「このシステムは、通信インフラが…続き
4月1日付のトップ人事を昨年末に決めた三菱重工業。泉澤清次社長は「当社グループは幅広い事業から構成されるので、公平性、責任感の強さ、決断力、幅広い技術・事業への知見が求められます」…続き
「海上における事件・事故による被害者や、そのご家族に寄り添った支援を行うことは大変重要だと認識しています」と語るのは海上保安庁の服部真樹総務部長。同庁はこのほど、日本DMORTとの…続き