2023年12月7日

船舶融資、見送り案件が増加、オペ信用力など高リスク案件で

 地銀を中心とした船舶融資で、リスクが高いことから融資が見送られるケースが増えてきた。各行ともシップ・ファイナンスには前向きで残高も増やしているが、「昨年くらいから融資の応諾率が下続き

2023年12月7日

《連載》「2024年問題」船社のシナリオ②、フェリー・RORO船社の見通しと対応<下>、モーダルシフトは数年かけて進展無料

 陸上輸送から海上輸送へのモーダルシフトは、2024年4月のトラックドライバー残業規制強化後すぐには盛り上がらず、数年かけて徐々に進んでいくと見ている船社がほとんどだ。そのうえで、続き

2023年12月7日

商船三井とバーレーン国営石油が覚書、CO2輸送・貯留事業を共同開発

 商船三井とバーレーン国営石油会社のバプコエナジーは5日、CCSバリューチェーンの構築に向けて、二酸化炭素(CO2)の海上輸送・貯留事業の共同開発に関する覚書を締結したと発表した。続き

2023年12月7日

パワーエックス、電気運搬船と蓄電池で港湾脱炭素化、苫小牧港と包括協定

 パワーエックスは6日、苫小牧港管理組合と、電気運搬船と蓄電池の利活用による苫小牧港の港湾脱炭素化推進と地域振興に向けた包括連携協定を締結したと発表した。協定により苫小牧港管理組合続き

2023年12月7日

京都府/石川県、文化・客船誘致で連携協定を締結

 京都府の西脇隆俊知事と石川県の馳浩知事は4日、「文化の振興等に係る連携・協力に関する協定」を締結した。同協定にはクルーズ客船の誘致促進も含んでいる。締結式は京都市内で行われた。 続き

2023年12月6日

《連載》「2024年問題」船社のシナリオ①、フェリー・RORO船社の見通しと対応<上>、モーダルシフト需要、航路ごとに特徴無料

 トラックドライバーの残業規制が強化される2024年4月まで半年を切り、そのソリューションの1つを提供するフェリー・RORO船の運航船社の対応もこれから本格化する。ただし航路によっ続き

2023年12月6日

《連載》展望 船舶金融、山陰合同銀行、融資残高、3000億円が視野に、成長分野として注力

 山陰合同銀行(本店=島根県松江市)が船舶向け融資残高を順調に伸ばしている。今年9月末時点の残高は2327億円となり、前年同期比で489億円増加した。今後も残高は増加基調で、300続き

2023年12月6日

ザブーン、船用品の受発注管理機能を追加、船舶管理クラウド「MARITIME 7」に

 船舶管理SaaSの開発・運用を手掛けるザブーンは、船舶管理クラウドサービス「MARITIME 7」に新たに受発注管理機能を追加した。4日発表した。船用品の在庫管理、陸上と船舶のや続き

2023年12月6日

阪和興業、バイオ燃料の海上実証試験を終了、粗植物油を内航船3隻に納入

 阪和興業は5日、内航船3隻を対象とした粗植物油(SVO=Straight Vegetable Oil)を利用したバイオ燃料の海上実証試験について、全船への計4回の納入と各船におけ続き

2023年12月6日

MTI安藤取締役、「新燃料船もモデルベースで解決を」、研究開発方針を説明

 日本郵船グループのMTIが4日に開催した研究開発成果報告会「Monohakobi Techno Forum 2023」では、安藤英幸取締役船舶物流技術部門長が最後にこの日の発表を続き

2023年12月6日

オマーン政府、液化水素輸送ルート開発へ共同研究、アムステルダム港らと

 オマーンのエネルギー・鉱物資源省とハイドロゲン・オマーンは4日、同国内で生産されるグリーン水素の輸出に向けた液化水素のルート開発を共同で進めるため、アムステルダム港とゼニス・エナ続き

2023年12月6日

大阪の内航4団体が勉強会、第8回あすなろ会を開催

 大阪の内航海運4団体で構成する「内航海運の明日を考える会」(福澤健次会長)は1日、大阪市大正区で第8回「あすなろ会」を開催した。大阪海運事業協同組合、大阪九州海運事業協同組合、大続き

2023年12月6日

佐賀運輸支局、唐津海技学校など見学会

 国土交通省九州運輸局佐賀運輸支局は11月7日、佐賀県唐津市内の呼子小学校の児童を対象とした海事産業見学会を開催した。5年生24人が参加した。国立唐津海上技術学校では、操船シミュレ続き

2023年12月6日

国交省、旅客船の年末年始安全総点検

 国土交通省は10日から1カ月「年末年始の輸送等に関する安全総点検」を全国で実施する。旅客などの輸送が増加する年末年始に、気象海象条件を踏まえた運航の可否判断の実施状況や緊急時に使続き

2023年12月6日

神戸港、LCO2輸送船が初入港

 液化二酸化炭素(LCO2)輸送船“えくすくぅる(Excool)”が1日、神戸港新港第4突堤Q2に初入港した。これを記念して神戸港関係者による記念セレモニーが同船ブリッジ内で開催さ続き

2023年12月5日

海運5社のCEO、脱炭素化へCOP28で共同声明、化石燃料船の新造廃止日を要求

 MSCとマースク、CMA-CGM、ハパックロイド、ワレニウス・ウィルヘルムセンのCEOは1日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のCOP28で、海運業界の脱炭素化に向けた共同声明続き

2023年12月5日

日本海運集会所、創業の神戸で創立100周年パーティー

 日本海運集会所は1日、ホテルオークラ神戸で創立100周年記念パーティーを開催した。  海運集会所は1921(大正10)年9月8日、ロンドンのバルチック商業海運取引所を参考に、株続き

2023年12月5日

シップリサイクル条約、主要解撤国のパキスタンが締結

 パキスタンがIMO(国際海事機関)のシップリサイクル条約(通称、香港条約)を締結した。IMOが先月30日、同国が加盟文書を同日に寄託したと発表した。同条約は今年6月にリベリアとバ続き

2023年12月5日

IMO総会、理事国選挙で日本トップ再選、主要海運国で

 国土交通省海事局は4日、11月27日から12月6日まで開催のIMO(国際海事機関)総会における理事国選挙で日本がトップ当選を果たしたと発表した。選挙は1日に実施され、カテゴリーA続き

2023年12月5日

MTIフォーラム、環境対応や自動運航船など取組紹介、サイバーフィジカルがテーマ

 日本郵船グループのMTIは4日、研究開発の成果を報告する恒例の「Monohakobi Techno Forum 2023」を都内で開催した。「サイバーフィジカルで切り拓く海事産業続き