1. ニュース

2023年10月2日

カナヱ塗料、船舶用水性塗料を展開、塗料のVOC低減・作業環境改善へ

 船舶用をはじめとする多産業向けの塗料を手掛けるカナヱ塗料(本社=大阪市)は、塗料のVOC(揮発性有機化合物)低減と作業環境の改善に向けて、塗料製品の水性化を進めている。このほど水続き

2023年10月2日

上海外高橋造船、メタノール燃料9200TEU型船受注、CMA向け8隻

 中国船舶集団(CSSC)グループの上海外高橋造船は9月27日、メタノール二元燃料を採用した9200TEU型コンテナ船8隻を受注したと発表した。発注者は欧州の大手コンテナ船社として続き

2023年10月2日

NTTデータエンジ、設計システムGRADE HULLをクラウド化、柔軟な利用可能に

 NTTデータエンジニアリングシステムズは9月29日、造船業向けの設計製造ソリューション「GRADE HULL」と「Beagle」を10月からクラウド型でも提供すると発表した。これ続き

2023年9月29日

スエズ型タンカー、新造発注回復、既に40隻で8年ぶり高水準

 スエズマックス・タンカーの新造発注が回復している。本紙集計によると、年初来に表面化した新造発注隻数は既に40隻プラス・オプション4隻で、2015年以来8年ぶりの高水準となっている続き

2023年9月29日

常石造船、米ダイアナからカムサ型2隻受注、メタノール燃料船の受注が計20隻超に

 常石造船は28日、丸紅を介して、米国ニューヨーク上場のギリシャ系船主ダイアナ・シッピングからメタノール燃料カムサマックス・バルカー2隻の受注で基本合意したと発表した。それぞれ20続き

2023年9月29日

浅川造船、EEDI3対応ケミカル船竣工、日本財団助成の開発船型

 浅川造船は27日、2万1000重量トン型ケミカル船“Amber Ray”(660番船)を引き渡した。日本財団の助成を受けて開発した環境負荷低減型ケミカル船続き

2023年9月29日

古野電気、NKの革新技術認証を取得、離着岸支援システムで

 古野電気が開発した、自船と岸壁との距離や偏角をディスプレイ上に表示し、離着岸時の操船業務を支援する「離着岸支援システム」が、革新技術を対象とした日本海事協会(NK)の認証制度「イ続き

2023年9月29日

新大洋造船、63型バルカー4隻受注、AVICリース向け

 中国現地紙によると、江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国造船所、新大洋造船(前揚州大洋造船)はこのほど、中航国際租賃(AVICインターナショナル・リーシング)から6万3000重続き

2023年9月29日

日立造船子会社、ドイツでLBG・LCO2製造販売事業を始動

 日立造船は25日、100%子会社でごみ焼却発電や再生可能ガスプラントの設計、建設、保守・運営などを手掛けるHitachi Zosen Inova(HZI)が、ドイツ・テューリンゲ続き

2023年9月28日

《連載》舶用エンジン新体制、IHI原動機、アンモニア主機・補機の開発に注力

 IHI原動機は、脱炭素化に向けた取り組みに注力する。アンモニア燃料焚きの4ストローク主機と補機を開発するほか、船舶のハイブリッド推進化や電動化の取り組みも展開する。また、エンジン続き

2023年9月28日

川崎重工と川崎市、CNの早期実現に向け連携協定、水素需要開発へ

 川崎重工業と川崎市は27日、川崎臨海部を中心とする商用規模での液化水素サプライチェーンの構築を見据え、同臨海部の水素需要の開発を通じた地域経済の持続的な発展と、日本におけるカーボ続き

2023年9月28日

日立造船、社名を「カナデビア」に変更、来年10月に

 日立造船は27日、来年10月1日付で社名を「カナデビア」に変更することを決めたと発表した。2002年の造船事業分離から20年にわたり社名変更が課題だった。現社名になって、ちょうど続き

2023年9月28日

福井製作所、FPSO向け安全弁を受注、ガイアナのプロジェクトに

 福井製作所はこのほど、三井海洋開発と東洋エンジニアリングとの合弁会社であるオフショア・フロンティア・ソリューションズから、南米ガイアナ沖約200kmのスターブルーク鉱区内のウアル続き

2023年9月28日

川崎重工、坂出に液化水素船の専門組織

 川崎重工業は10月1日で、船舶海洋ディビジョンの坂出造船工場に「液水プロジェクト生産計画室」を新設する。大型液化水素運搬船の建造プロジェクトが本格的に始まるのに備えて、専門組織を続き

2023年9月28日

ABB、水素燃料電池コンテナ船に配電システム

 ABBは21日、欧州近海船社のサムスキップがインドのコチン造船所で建造する水素燃料電池推進コンテナ船2隻に、包括的な配電システムを納入すると発表した。同社によると、同船は水素を活続き

2023年9月28日

コルバス・エナジー、水素燃料電池クレーンにESS

 ノルウェーの舶用バッテリーシステム大手コルバス・エナジーはこのほど、ドバイの大手ターミナルオペレーターであるDPワールドの水素燃料電池を搭載したタイヤ式門型クレーン(RTG:Ru続き

2023年9月27日

造船業の船主機能が拡大、ハンファも進出、収益安定化や事業モデル拡張狙い

 造船所が船舶保有機能を拡大している。従来は、不況時に自社船を建造することで操業を確保したり、収益安定化が大きな狙いだったが、船価上昇や新燃料船への転換などを背景に、自社での船舶保続き

2023年9月27日

《連載》舶用エンジン新体制/舶用エンジンメーカー、新燃料機関の生産連携がテーマに、共同設備の構想も

 船舶の脱炭素化に向けては、新燃料エンジンの実現が不可欠となる。開発面では、エンジンメーカー同士や、海運大手、造船所を含めた海事クラスター全体の連携・協業によって技術開発の壁を突破続き

2023年9月27日

中国造船業の新造船受注、1〜8月は8割増の5231万重量トン、過去最高ペース

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が25日発表した今年1〜8月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比87%増の5231万重量トンだった。年間受注量が過去最高に達するペースとなって続き

2023年9月27日

韓国造船大手、大幅賃上げで労使交渉を早期妥結、労働争議リスク排し工程維持に集中

 韓国のHD現代重工業は15日、今年の賃金など労働条件をめぐる労使交渉を完了し、妥結したと発表した。これでハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)とサムスン重工業も含めて造船大手がいず続き