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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年7月29日

フィンカンチェリ、米カーニバルから客船3隻受注、23万トン級、29〜33年竣工

 イタリアの客船建造大手フィンカンチェリは23日、クルーズ客船大手カーニバル・コーポレーションからLNG二元燃料推進の23万総トン級クルーズ客船3隻を受注した。両社が発表した。両社続き

2024年7月29日

韓国造船大手、計181隻・234億ドル、上期新規受注は大型案件で3割増

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1〜6月の新規受注実績は計181隻・234億ドルで、前年同期比30%増(受注金額ベース、以下同)となった。大型案件やロット案件続き

2024年7月29日

海技研、研究発表会を開催、GHG削減や風力発電などテーマに研究成果を発表

 海上技術安全研究所(海技研)は26日、研究発表会を対面とオンライン併用のハイブリッド形式で開催した。「海技研のプロジェクトの進捗と今後の展開」と題し、温室効果ガス(GHG)削減や続き

2024年7月29日

韓国造船大手、12年ぶりに利益全段階が黒字化、1〜6月期決算で

 韓国造船大手3グループの2024年1〜6月期決算は、全5社が営業利益から純利益の全段階で黒字化を果たした。1〜3月期の時点では一部の会社で営業赤字があったが、船価上昇後の受注案件続き

2024年7月29日

JFE京浜の高炉跡地に水素基地、水素エネルギー社が土地契約、29年に水素船入港へ

 川崎重工業らが出資する日本水素エネルギーは25日、JFEスチール東日本製鉄所京浜地区の土地の一部を賃貸借することで合意したと発表した。昨年9月に休止した高炉などが立地する扇島地区続き

2024年7月29日

武昌船舶重工、18型ケミカル船2隻追加受注

 海外紙によると、中国船舶集団(CSSC)グループの武昌船舶重工集団は、ギリシャ船主アテニアン・シー・キャリアーズから1万8500重量トン型ケミカル船2隻を追加受注したようだ。納期続き

2024年7月26日

ソフトバンクら、RTKコンパスの共同研究を実施、自動航行等への活用可能性を確認

 ソフトバンクは、同社子会社で位置補正情報の生成・配信事業を手がけるALESと共に、このほど高精度測位や姿勢角の計測が可能な「RTKコンパス」を開発し、性能評価と活用に向けた共同研続き

2024年7月26日

船技協と造船技術センター、内航技術勉強会を発足、脱炭素や労働環境改善

 日本船舶技術研究協会(船技協)と日本造船技術センター(SRC)は24日、「内航技術勉強会」を発足したと発表した。勉強会は内航に適したカーボンニュートラル船と船員の労働環境改善の実続き

2024年7月26日

VLGCの新造発注相次ぐ、年初来40隻規模、アンモニア運搬船が増加

 新造船市場では、大型アンモニア運搬船(VLAC)を含めた大型LPG船(VLGC)の新造発注が相次いでいる。本紙集計によると、年初来に表面化したVLGCの新造発注は最大40隻規模で続き

2024年7月26日

韓国造船、建造工程なお遅れか、ハンファのコンテナ船が5カ月遅延

 韓国造船所の一部建造船で工期が遅れている。韓国船社HMMはこのほど、建造中の1万3000TEU型コンテナ船の最終船納期が今年6月末から11月25日に延期になったことを証券取引所に続き

2024年7月26日

コルバス・エナジー、新型ESSがRINAから型式承認

 ノルウェーの舶用バッテリーシステム大手コルバス・エナジーは23日、大型船舶など向けに設計された大規模なエネルギー貯蔵システム(ESS)「Blue Whale ESS」が、イタリア続き

2024年7月26日

NK、24年度第3回技術委員会開催

 日本海事協会(NK)は23日、2024年度第3回技術委員会を開催した。技術委員会は海運・造船業界の代表者と学識経験者で構成され、船級や検査に関する技術規則の制定改廃に関わる技術事続き

2024年7月26日

ABB、米国のハイブリッドフェリーに推進システム

 ABBは19日、米国のワシントン州フェリー(WSF)の新造ハイブリッドフェリー5隻向けに、包括的なハイブリッド電気推進システムを供給すると発表した。  ABBは各船に船上エネル続き

2024年7月25日

《シリーズ》私の1隻“希望”、日本舶用工業会・澤山健一さんの1隻、挑戦の遺産、未来へつなぐ

 日本舶用工業会の澤山健一専務理事が挙げる「私の1隻」は、国土交通省の造船課時代に関わった防災船兼カーフェリー型テクノスーパーライナー(TSL)“希望”です。TSLの事業化に向け、続き

2024年7月25日

キックボードで構内移動時間短縮、イシマルが造船所向けレンタル、佐世保重工ら導入

 オフィス機器などを手掛けるイシマル(長崎市、石丸太望社長)が、造船所向けに構内移動用のIoT搭載電動キックボードのレンタルサービスを開始した。これまでに佐世保重工業と造船大手の工続き

2024年7月25日

日本財団、環境船3隻に20億円無利子融資、今年度の貸付予定額150億円に到達

 日本財団は24日、環境負荷低減効果に優れた船舶の建造資金を長期無利子で融資する貸付制度の今年度第2回目の受付を行い、外航LNG燃料焚き船1隻と内航の特定船舶2隻の計3隻の建造に対続き

2024年7月25日

中国の南通象嶼や江蘇海通ら、64型バルカー受注相次ぐ、計7隻成約

 中国造船所による中型バルカーの受注が引き続き表面化している。中国現地紙によると、民営の南通象嶼海洋装備が6万4000重量トン型バルカー3隻、江蘇海通海洋工程が64型バルカー2隻、続き

2024年7月24日

今治造船、前期92隻受注、先物納期にも強い引き合い、「新燃料船で造船・舶用の連携必要」

 今治造船は23日、経営幹部が都内で記者会見を開き、事業方針などについて語った。2023年度の新造船の受注は92隻で、21年度の129隻、22年度の94隻に続いて高水準となり、約3続き

2024年7月24日

シップオブザイヤー、三菱造船建造船が3部門で受賞、過去最多

 三菱造船は22日、今年の「シップ・オブ・ザ・イヤー2023」では同社建造船3隻が3部門で部門賞を受賞したと発表した。1造船所の建造船での複数部門受賞としては過去最多となる。  続き

2024年7月24日

MR型の新造船市場、実績少ない中国造船所の受注増加、ギリシャ船主から成約

 MR型プロダクト船の新造船市場では、受注実績の少ない中国民営造船所の受注実績が増加している。7月に入ってからも黄海造船や蓬莱中柏京魯船業といったMR型プロダクト船の建造実績が少な続き