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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年9月10日

HD現代、メガコンテナ船2隻受注、船価1.47億ドル、28年竣工

 韓国造船最大手のHD現代は8日、アジア地域の船主からコンテナ船2隻を受注した。同グループのHD韓国造船海洋が同日証券取引所に告示した。発注者名や船型・仕様は明らかにしていないが、続き

2025年9月10日

玉柴船舶動力、メタノール焚き低速機関を初納入

 中国の玉柴船舶動力は5日、同社初のメタノール二元燃料焚き低速エンジン「6S60ME-C10.5-LGIM-HPSCR」を納入した。9日に発表した。同エンジンは、国航遠洋集団向けの続き

2025年9月10日

古野電気、甲子園キッズフェスタ初出展

 古野電気は23日、西宮市の阪神甲子園球場で開催される「甲子園キッズフェスタ~2025 autumn~」に初出展する。小学生以下の子どもとその家族を対象としたイベントで、同社公式ア続き

2025年9月9日

《シリーズ》日本の高速船ヤード、速さの追求と独自性の高さが強み

 海上保安庁の巡視船艇をはじめ、警備艇・監視艇や消防艇、離島航路の旅客船など、アルミ合金製の高速船は日本のさまざまな航路で運航されている。日本にはこうした高速船に強みを持つ造船所が続き

2025年9月9日

川崎重工/三井E&S、アンモニア燃料LPG/アンモニア船がAiP、NKから取得

 川崎重工業と三井E&Sは共同で、液化アンモニアを舶用燃料として使用可能なLPG/アンモニア運搬船の基本設計承認(AiP)を日本海事協会(NK)から取得した。3者が8日に発表した。続き

2025年9月9日

JMU、ブラスト後の鋼材表面を定量評価、PSPC対応の施工適正化へ新手法考案

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は、国際海事機関(IMO)の塗装性能基準(PSPC)に対応したブラスト施工の適正化に向けて、鋼材表面処理の品質を定量的に評価する手法を考案し、続き

2025年9月9日

ShipDC、書籍「運航データの性能解析」発行、実海域性能評価の手法をわかりやすく解説無料

 シップデータセンター(ShipDC)はこのほど、新刊書籍「ShipDCデータハンドブック -運航データの性能解析-」をオンデマンド印刷方式で発行した。環境規制が強化され、燃料削減続き

2025年9月9日

新来島サノヤス、64型バルカー“BERGE RYSY”竣工

 新来島サノヤス造船は8月27日、水島製造所で建造していた6万4000重量トン型バルカー“BERGE RYSY”(1407番船)を引き渡した。エネルギー効率設計指標(EEDI)規制続き

2025年9月8日

《シリーズ》海事産業とAI、造船所、設計や計画など工数削減に期待、着手小局でもコスト減に直結

 造船業では、人工知能(AI)、生成AI技術の活用による効果に大きな期待がかかる。造船は、1隻に要する設計・建造の工数が膨大で、扱う部品点数が数十万~数百万に及び、一方ではこの管理続き

2025年9月8日

北日本造船、60万CFT型冷凍船1番船竣工

 北日本造船は8月1日、60万CFT型冷凍運搬船シリーズ1番船“KORU”(同社723番船)を引き渡した。各種環境対応やデッキ上のコンテナ積載が可能な最新鋭の冷凍船となる。  8続き

2025年9月8日

HD現代、スエズ型タンカー受注、27年納期で2隻、船価8700万ドル

 韓国のHD現代は4日、アフリカ地域の船主から15万7000重量トン型のスエズマックス・タンカー2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻はHD現代三湖で建造し、2027年12月ま続き

2025年9月8日

韓国中堅造船、上期新造船受注は6隻と記録的低迷、建造量回復も

 韓国輸出入銀行の海外経済研究所がこのほど発表したレポートによると、韓国の造船大手3社グループを除いた中堅造船所が2025年上半期(1~6月)に受注した新造船は6隻・15万CGT(続き

2025年9月8日

川崎重工、LPG/アンモニア船“LUNA PATHFINDER”竣工

 川崎重工は5日、LPG燃料推進の8万6700立方メートル型LPG/アンモニア運搬船“LUNA PATHFINDER”(同社第1764番船)を引き渡した。同社が主力とする大型LPG続き

2025年9月8日

WinGD、メタン排出削減へイニシアチブ参加

 WinGDは3日、海事産業のメタン排出削減を目指す環境イニシアチブ「Methane Abatement in Maritime Innovation Initiative(MAM続き

2025年9月8日

川重/NACKS、82型バルカー“RISOLUTO”竣工

 川崎重工業は4日、南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS)で8万2000重量トン型バルカー“RISOLUTO”(川重8104番船/NACKS480番船)を引き渡した。  省燃費型続き

2025年9月5日

大島造船所、建造量が今年度初の40隻に拡大、増産で「日本造船再興に貢献」

 大島造船所の新造船の年間建造隻数が今年度に初めて40隻を突破する見通しだ。主力の大島工場での建造能力は従来はバルカー年30隻台だったが、新たに加わった長崎の香焼工場で今年度は4隻続き

2025年9月5日

福井製作所、大型LNG船24隻の安全弁を受注、カタール向け全128隻に供給へ

 福井製作所はこのほど、中東カタールエナジー向けに中国船舶集団(CSSC)傘下の滬東中華造船が建造する、「QCマックス(カタール・チャイナ・マックス)」と称される世界最大の27万1続き

2025年9月5日

常石造船、東ティモール大統領が訪問

 東ティモールのラモス・ホルタ大統領らが8月27日、常石造船を訪問した。常石造船が同国で造船事業進出を計画していることなどを受け、大統領は「国内での雇用創出が最優先事項であり、今回続き

2025年9月5日

日舶工、10月にギリシャで初の舶用工業セミナー

 日本舶用工業会(日舶工)は日本財団の助成事業として、10月17日にギリシャ・アテネで舶用工業セミナーを初開催する。会員企業18社が参加し、午前と午後の二部構成で最新製品情報を発表続き

2025年9月4日

LNGバンカリング船、船腹不足で新造発注が活発化、年初来最大30隻で過去最多

 LNGバンカリング船は船腹不足により、新造発注が活発化している。年初来に表面化したLNGバンカリング船の新造発注は最大30隻となり、早くも過去最多の規模となっている。新造発注が活続き