1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年10月30日

日米、造船協力の覚書に署名、能力拡大・対米投資・技術革新・人材育成で連携

 日米両政府が、造船協力覚書を交わした。トランプ米大統領の来日に合わせ28日、金子恭之国土交通大臣と米国ハワード・ラトニック商務長官が署名した。日米両国の造船業の建造能力拡大や人材続き

2025年10月30日

恒力重工、82型バルカー6隻受注、ギリシャ船主と取引拡大、エフナブ向け

 旧STX大連の跡地で新造船事業を急拡大している中国の恒力重工は27日、ギリシャ船主エフナブ(Efnav)から8万2000重量トン型バルカー6隻を受注したと発表した。両社は初取引に続き

2025年10月30日

【GHG規制採択延期】、NK、NZF採択延期も備えは必須、コスト視点で優先課題を提示

 日本海事協会(NK)は28日、都内の砂防会館で技術セミナーを開いた。国際海事機関(IMO)の臨時海洋環境保護委員会(臨時MEPC)で温室効果ガス(GHG)排出削減中期対策「ネット続き

2025年10月30日

基幹労連フォーラム、立憲・国民民主の議員ら参加、「われわれも造船への考え持つべき」

 造船や鉄鋼の労組からなる基幹労連は29日、立憲民主党と国民民主党を中心とした支援国会議員からなる国政フォーラムの総会を参議院議員会館で開催した。政府が造船業の強化を進めていること続き

2025年10月29日

金子国土交通相、「造船再生に一層注力」、具体策は「業界要望も踏まえ検討」

 金子恭之国土交通大臣は28日、閣議後の記者会見で、海事系4団体から造船業再生に向けた要望書が提出されたことについて、「国交省としては、業界の要望や、会合で指摘された意見も踏まえつ続き

2025年10月29日

修繕のセフィネとプラチナマリンが協業、トルコと欧州全域で修理サービス提供

 トルコの船舶修繕大手セフィネ・シップヤードと、欧州で船舶修理サービスを手掛けるプラチナ・マリン・サービス(Platinum Marine Services)の2社がこのほど協業体続き

2025年10月29日

新時代造船、ブルトン社からVLCC最大4隻受注、28~29年納期

 中国の新時代造船は、ノルウェー船主トール・オラフ・トロイム氏から支援を受けて設立されたブルトン社からVLCC2隻プラス・オプション2隻を受注した。ブルトン社が24日発表した。20続き

2025年10月29日

YAMIC、LEG船3隻シリーズ完工、3番船“GASCHEM DOLPHIN”竣工

 常石ソリューションズ東京ベイ(旧三井E&S造船)と揚子江船業グループらの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は26日、建造していたガス二元燃料推進の3万6000続き

2025年10月29日

HD現代重工、米艦艇建造への初参加目指す、補給艦計画に米HIIと共同対応

 韓国のHD現代重工業と米国艦艇造船大手ハンチントン・インガルス・インダストリーズ(HII)が、米海軍の次世代補給艦(NGLS)プロジェクトに共同で対応する。HIIが26日明らかに続き

2025年10月29日

大阪公立大、自動運航船で学生コンペ、避航プログラミング競う

 自動運航船の設計・製作に挑む実践型セミナー「自動運航船避航プログラミングコンペティション」が11~13日に大阪公立大学・中百舌鳥キャンパスで開かれ、学生が自動運航の“避航”をテー続き

2025年10月29日

理研計器、水素ガス漏洩検知センサーを開発、水素エンジン用に販売へ

 理研計器はこのほど、三井E&Sの協力を得て、水素燃料エンジン向けの水素ガス漏えい検知センサーを開発した。24日に開かれた日本舶用工業会(日舶工)の舶用技術フォーラムで、技術開発の続き

2025年10月29日

常石グループ、ブランド確立へデザインプロジェクト

 常石グループは28日、「常石デザインプロジェクト」を本格的に始動したと発表した。「これからは価値を生み出すことはもちろん、価値を正しく伝えることも重要」(ツネイシホールディングス続き

2025年10月28日

三井E&S、TCT過給機の生産開始、エヴァレンスの最新型、初号機が玉野工場で完成

 三井E&Sはこのほど、エヴァレンス(旧MANエナジーソリューションズ)のTCT過給機のライセンス生産を開始した。日本での同シリーズの生産は初。初号機となるTCT40が、同社玉野工続き

2025年10月28日

中国造船業、新造船受注が過去最高に次ぐペース、1~9月24%減の6660万重量トン

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が17日明らかにした今年1~9月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比24%減の6660万重量トンだった。米国の政策動向をはじめとした影響もあり続き

2025年10月28日

新造船市場、バルカーからコンテナ船へシフト、ギリシャ船主が発注船種転換

 新造船市場では、ギリシャ船主がコンテナ船の発注にシフトする動きが鮮明となっている。従来はバルカーやタンカーといった船種を中心に保有していた複数のギリシャ船主による中小型コンテナ船続き

2025年10月28日

IHIと東大、VDES社会実装へ共同研究会発足、産学官の連携強化

 IHIは27日、次世代AISとされる衛星VDES(VHF Data Exchange System)の社会実装の加速に向けて、東京大学大学院工学系研究科柴崎研究室システム創成学専続き

2025年10月27日

造船再生基金、業界の期待と覚悟、新政権は造船の官民投資に言及、補正予算に注目

 海事4団体が日本造船業再生に向けた要望を提出したが、造船所の設備投資などを補助する基金創設が当面の焦点になる。自民党が提言した1兆円の官民投資実現に向けて、造船業界側は「3500続き

2025年10月27日

サムスン重工、タンカー3隻受注、ベトナムで建造、海外活用での増産加速

 韓国のサムスン重工業は24日、リベリア地域の船主からタンカー3隻を受注したと証券取引所に告示した。韓国現地紙によると、3隻は提携するベトナムの造船所で委託建造するもよう。自社で受続き

2025年10月27日

函館どつく、新型の40型バルカー竣工、「HIGH BULK 40SE」シリーズ

 函館どつくは21日、建造していた4万重量トン型バルカー“PAIWAN BRAVE”(第925番船)を引き渡したと発表した。契約船主はMAGNATE MARITIME S.A.。新続き

2025年10月27日

中国中堅造船がバルカー相次ぎ受注、南通象嶼・恒力らがケープやカムサなど成約

 南通象嶼海洋装備や恒力重工といった中国の中堅造船所のバルカー受注が相次いでいる。海外紙によると、ケープサイズ・バルカー1隻と、8万2000重量トン型や6万4000重量トン型などの続き