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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年10月21日

大島造船所、ギリシャのミノア・マリンと初取引、82型バルカー受注

 情報筋によると、大島造船所は、ギリシャ船主ミノア・マリンから8万2000重量トン型バルカー1隻を受注したもよう。ミノア・マリンが日本の造船所に新造船を発注するのは今回が初めてとみ続き

2025年10月21日

【GHG規制採択延期】造船業、新燃料船の新造整備トーンダウンか、開発は従来通り継続・対応

 国際海事機関(IMO)で温室効果ガス(GHG)の規制枠組みの採択が延期されたが、国内の造船所・舶用メーカーとも新燃料船や関連技術の開発・対応は従来通り進める方針だ。一方で、採択延続き

2025年10月21日

川重・ヤンマー・J-ENG、水素燃料エンジン、陸上試験本格化、「連携で開発リード」

 川崎重工業、ヤンマーパワーソリューション、ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)と3社の合弁会社HyEngはこのほど、舶用水素燃料エンジン開発用に共有する液化水素燃料供給続き

2025年10月21日

蕪湖造船、64型バルカー最大12隻ロット受注、香港ワーコン向け

 中国現地紙によると、中国民営造船所の蕪湖造船廠は、香港船主ワーコン・マリタイムから6万4000重量トン型バルカー4隻プラス・オプション4隻プラス・オプション4隻を受注したようだ。続き

2025年10月21日

テクロス、バラスト装置の受注5000隻分に

 韓国のバラスト水処理装置メーカーテクロスはこのほど、同社のバラスト水処理装置の累計受注が5000隻分を突破したと発表した。2006年12月の初受注から19年をかけての達成となり、続き

2025年10月21日

HD現代、創業者一族の鄭氏が会長に昇格

 韓国のHD現代は17日、鄭基宣(チョン・キスン)副会長が代表理事会長に昇格する人事を発表した。創業者一族の鄭氏が、名実ともにグループを率いる立場となる。  權五甲(クォン・オガ続き

2025年10月21日

JMU、新型211型バルカー“MOUNT LHOTSE”竣工

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は16日、津事業所で建造していた21万1000重量トン型バルカー“MOUNT LHOTSE”を竣工した。契約船主はMI-DAS LINE S.続き

2025年10月21日

古野電気、「コルマリン2025」に出展

 古野電気は21~24日に韓国の釜山で開催される国際海事展「コルマリン(KORMARINE)2025」に出展する。ブース番号は「3H09」。  同社は、AR技術を利用したARナビ続き

2025年10月20日

《シリーズ》人材のヒント、福井製作所のインターン生が海外研修、京都産業大学の学生3人、ガステックで現場の学び獲得

 福井製作所は京都産業大学の3年生3人をインターンとして受け入れ、9月にイタリア・ミラノで開かれたエネルギー分野の展示会「ガステック2025」で、社員の伴走のもとブース訪問やヒアリ続き

2025年10月20日

NK、水素燃料タグ“天歐”を船級登録、漏洩や爆発防止など確認

 日本海事協会(NK)は17日、常石造船が建造した国内初の水素燃料タグボート“天歐”の船級を登録したと発表した。  NKは本船の計画段階での関係者間の協議内容に基づき、鋼船規則G続き

2025年10月20日

常石造船、セブ工場、平常操業に移行、地震に影響し設備の点検完了

 常石造船は17日、フィリピン造船拠点ツネイシ・ヘビー・インダストリーズ・セブが通常操業に戻ったと発表した。9月30日にセブ島沖で発生した大地震の影響で一部建物への被害などがあった続き

2025年10月20日

国内造船の建造量、1~9月5%増と緩やかに増加、年900万トンの水準

 日本の造船所の新造船建造量が緩やかに増加している。日本船舶輸出組合が取りまとめた国内造船所の新造船竣工量に相当する輸出船通関実績は、2025年1~9月が前年比5%増(総トンベース続き

2025年10月20日

豪OMCインターナショナルの港湾管理システムが、NKの革新技術認証を取得

 オーストラリアの海事エンジニアリング企業OMCインターナショナルが開発した、余裕水深(アンダーキールクリアランス=UKC)を予測した港湾管理システム「Dynamic UKC Sy続き

2025年10月20日

ハンファエンジン、822億ウォンの受注を獲得

 韓国財閥ハンファグループ傘下のハンファエンジン(旧HSDエンジン)は15日、サムスン重工業と舶用エンジンの供給契約を締結したと公示した。契約金額は、2024年の売上高の6.8%に続き

2025年10月17日

国内造船業、新規設備投資計画の一部は最短2030年に、設備メーカーなど納期長期化で

 国内造船業の設備投資が拡大するなか、生産設備の製造メーカーや建設業をはじめとする納期の長期化により、今後新たに検討を開始する大型設備投資の一部は、稼働が早くとも2030年となる見続き

2025年10月17日

《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、JRCSエンジニアリング・シンガポール、アフターサービス軸に新規事業も模索

 JRCSは2009年、シンガポールでの定期ドック需要の拡大などを見込み、現地法人JRCS Engineering Singapore Pte. Ltd.(JRCSエンジニアリング続き

2025年10月17日

常石造船、国内初の水素燃料タグ引き渡し、“天歐”竣工

 常石造船は15日、常石工場で国内初となる水素燃料タグボート“天歐 ”を引き渡したと発表した。常石グループとCMB.TECHグループの合弁会社、ジャパンハイドロが供給する高出力の水続き

2025年10月17日

東大MODE講座シンポ、開発中の設計シミュレーターも公開、脱炭素や自律船などモデル開発進展

 国内の海運・造船・舶用ら18者が運営する東京大学の「海事デジタルエンジニアリング講座(MODE講座)」が16日、都内でシンポジウムを開催した。講座開設から3年が経過し、次世代船の続き

2025年10月17日

今治でDX人材講座、ブロック置場可視化など成果、造船所の受講生ら発表

 今治市で11日、リカレント教育を手がけるスナバコ(SUNABACO)によるDX人材育成講座の卒業制作発表会が開催された。地元の造船所などから参加した受講生が、自社の課題に即して開続き

2025年10月17日

日舶工、舶用マイスター35人に認定証、木下会長「生産量確保へ技術伝承を」

 日本舶用工業会(日舶工)は15日、2025年度舶用マイスター認定証交付式を都内で開催した。今年度は31社・35人が認定を受けた。今回で19回目の認定証交付となり、第1回から数えて続き