1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年8月19日

欧州舶用大手3社、全社が増収増益、25年上期決算、受注高は企業間で差

 欧州舶用メーカー大手3社のマリン部門の2025年1~6月期決算は、各社とも増収増益だった。全体的に機器の販売、アフターサービスとも堅調だった。一方、受注高は、得意とする船種の新造続き

2025年8月19日

コングスバーグ・マリタイム、インドネシアに新拠点

 コングスバーグ・マリタイムはこのほど、インドネシアのジャカルタとバタム島に新オフィスを開設すると発表した。商船や官公庁分野の顧客への対応力を強化し、高まる需要に応えるのが狙い。 続き

2025年8月19日

日舶工、神戸大で高校生・大学生向けに業界PR

 日本舶用工業会(日舶工)は人材確保の取り組みの一環として、神戸大学の学生を対象に講義や工場見学を行ったほか、同大学が主催するオープンキャンパスに参加し、舶用工業をPRした。  続き

2025年8月18日

記者座談会/造船戦後80年、復活する「造船=安全保障」論、造船業の位置づけ、国と時代で変化

世界の造船業の盟主は、かつて欧米から日本へ移り、そしていま中国の覇権体制へと変わろうとしている。日本の中でも、造船業の主役は総合重工系から専業系造船へと変わった。こうした造船業の勢続き

2025年8月18日

中国・馬尾造船、1800TEU型船最大18隻受注、ロット成約相次ぐ

 中国現地紙によると、中国民営の福建馬尾造船はこのほど、1800TEU型コンテナ船12隻プラス・オプション6隻をロットで受注したようだ。2028年以降に順次竣工予定とみられる。船価続き

2025年8月18日

日本の新造船受注、7月は66%減の39万トンと低迷、29年度船契約

 日本船舶輸出組合(輸組)が15日発表した今年7月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は前年同月比66%減(トン数ベース、以下同)の7隻・39万総トンだった。日本の造船所の期近な船続き

2025年8月18日

日本造船業の新造船受注残、2981万総トンに減少

 日本船舶輸出組合がまとめた2025年7月末時点の手持ち工事量は613隻・2981万総トン(1360万CGT)で、25年6月末と比べて18万総トン減少した。24年の輸出船の竣工量に続き

2025年8月18日

大学で造船系の新講座相次ぐ、人材育成、福山大と愛媛大は船舶コース新設

 各地の大学で造船所との連携策が活発化している。新たに福山大学と愛媛大学で船舶海洋系のコースが誕生。寄付講座や連携講座の開設も相次ぐ。造船と大学はこれまでも寄付講座や共同研究などを続き

2025年8月18日

中型コンテナ船の新造整備が増加、年初来60隻規模、全船型で発注活発化

 ポストパナマックス型の中型コンテナ船の発注が増加基調となっている。ベッセルズ・バリューのデータを基に集計すると、年初来に発注された5000~9500TEU型の中型コンテナ船は建造続き

2025年8月18日

エヴァレンス、マイヤーREとメタノール改造で提携

 エヴァレンスは14日、マイヤー・グループの就航船サポート会社マイヤーREと、メタノール燃料推進への改造に関する戦略的パートナーシップを結んだと発表した。両社の連携で、既存のエヴァ続き

2025年8月18日

オーケーエム、25年4~6月期は経常益45%増

 オーケーエムの2025年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比20%増の28億円、営業利益が52%増の4億6100万円、経常利益が45%増の4億7900万円だった。  舶用市続き

2025年8月18日

ABB、燃料電池搭載スーパーヨットに統合システム

 ABBは12日、オランダのフェードシップが建造した世界初の水素燃料電池搭載スーパーヨットに、3メガワット(MW)の水素燃料電池システムを含む統合的な技術パッケージを供給したと発表続き

2025年8月18日

黄海造船、8年ぶりフェリー受注

 中国民営の黄海造船は、江蘇連雲港港口ホールディングスの子会社からフェリー1隻を受注した。江蘇連雲港港口がこのほど発表した。船価は5億4880万元(約110億円)。2028年に竣工続き

2025年8月15日

上海外高橋造船、建造累計600隻、1番船から22年で到達

 中国国営造船最大手の上海外高橋造船はこのほど、累計600隻目となる新造船を引き渡した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が13日発表した。2003年の1番船竣工から約22年で到達続き

2025年8月15日

世界造船業の利益率5.5%に改善、24年実績を本紙試算、日本は8%で韓中上回る

 本紙試算によると、2024年度の世界全体の造船事業の売上高営業利益率は5.5%に改善した。船価上昇で採算が改善に向かっているが、特に日本造船所は円安効果で利益が膨らみ、9社平均の続き

2025年8月15日

台湾船主、一部船種で中国建造を選択、フランボが17型貨物船5隻発注

 日本の造船所にとって重要顧客の1つと位置づけられている台湾船主だが、船台不足やロット対応などの理由により、台湾船主が中国造船所での新造整備を船種によっては選択するケースも増えつつ続き

2025年8月15日

旭洋造船、1096TEU型“ERASMUS EFFORT”竣工

 旭洋造船は7月18日、1096TEU型コンテナ船 “ERASMUS EFFORT”(S-581番船)を竣工した。  契約船主はERASMUS FEEDER NO.3 LIMIT続き

2025年8月15日

サムスン重工、エバーグリーン本社にVRの訓練システム

 サムスン重工業はこのほど、台湾船社エバーグリーンの本社に、1万6000TEU型コンテナ船向けの、仮想現実(VR)を活用したソリューションを設置したと発表した。同ソリューションの活続き

2025年8月15日

YAMIC、MR型3隻目竣工

 常石ソリューションズ東京ベイ(旧三井E&S造船)らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は12日、シンガポール船社ジャルディ・オーバーシーズ向けに建造していたM続き

2025年8月14日

《シリーズ》建造能力分析、ハンディサイズ・バルカー、日本が市場を主導、緩やかに増加

 各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。今回はハンディサイズ・バルカーを取り上げる。  2020年以降の過去5年に3続き