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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年4月11日

国内造船所、29年船台も需給に逼迫感、資機材調達リードタイムも長期化

 国内造船所の船台需給の逼迫に拍車がかかっている。バルカーを主力製品とする日本の主要造船所では、昨年の発注ブームにより28年納期の線表確定にめどをつけ、29年納期を対象とした新規の続き

2025年4月11日

《連載》今治の中堅造船業と20年③、伯方造船・木元裕行社長、内航・近海船できめ細かくニーズ対応無料

 内航タンカーや近海ケミカル船などを主力とする伯方造船。友好顧客向けを中心にニーズをきめ細かく取り入れながら使い勝手のよい船を造り上げてきたのが強みで、省エネ船型の新型タンカーの開続き

2025年4月11日

《連載》米中造船摩擦②、国際社会が再考促す米国入港料案、中国まで「米中造船融和」を強調

 米国トランプ大統領は9日、米国造船業再建に関する大統領令に署名した。この中で、米国通商代表部(USTR)に対しも中国船への対抗措置の実施を求めた。一方、USTRでは先日の公聴会で続き

2025年4月11日

WinGDのシュナイターCEO、アンモニア転換可のLPG機関開発へ、「VLGC建造に柔軟性」

 舶用2ストロークエンジン大手ライセンサー、WinGDのドミニク・シュナイターCEOは本紙インタビューに応え、メタノール二元燃料エンジンとアンモニア二元燃料エンジンの開発に続いて、続き

2025年4月11日

仏オーシャンウィングス、高効率の硬翼帆、初号機は35%省エネ効果、年末に常石造船で搭載へ

 硬翼帆式の風力補助推進装置を手掛ける仏のオーシャンウィングス社のエマニュエル・シャリットCEOが来日し、10日に都内で記者会見した。シャリットCEOは同社の装置が、実海域で最も出続き

2025年4月11日

WinGD、X-DF-Aの累計受注は30台に、アンモニア機関の試験結果など紹介

 WinGDは9日、開発中のアンモニア燃料焚き主機関「X-DF-A」に関するウェビナーを開催した。累計受注が30台に到達したことを紹介したほか、アンモニア燃料を用いた最新のテスト結続き

2025年4月11日

大島造船所、アルムナイ専用サイト開設

 大島造船所は10日、退職した元社員(アルムナイ)向けの専用サイトを立ち上げた。退職者協働のプラットフォームとし、これまでの関係性を活かして元社員との協働や、中途採用などを進める。続き

2025年4月11日

バルチラ、ヴァーサの技術センター拡張へ5000万ユーロ投資

 バルチラは8日、総額5000万ユーロを投じ、フィンランド・ヴァーサにある「サステナブル・テクノロジー・ハブ(STH)」を拡張すると発表した。この投資により、R&D試験能力と設備を続き

2025年4月10日

《連載》米中造船摩擦①、着地点見えぬ安全保障の対立、米国が10年で気づいた中国造船脅威

 米国トランプ政権発足以来、次々と打ち出される政策が、世界の海事産業に動揺をもたらしている。その1つが中国造船業との摩擦だ。中国建造船に対する入港料措置とともに、自国造船業の復興を続き

2025年4月10日

ドライドックス・アントロビッチCEOに聞く、「技術、持続可能性、革新通じて成長促進」

 ドバイを拠点とし、海事、オフショア、再生可能エネルギー産業向けの大手サービスプロバイダーであるドライドックス・ワールドのラド・アントロビッチCEOがこのほど本紙インタビューに応え続き

2025年4月10日

日本の新造船受注、1~3月は17%減の216万トン、ケープは高水準

 日本船舶輸出組合(輸組)が9日発表した今年1~3月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は計39隻・216万総トン(87万CGT)で、前年同期比17%減(総トンベース)だった。3月続き

2025年4月10日

日本の新造船受注、3月は16%増の133万トンの高水準、VLCCや調査船久々

 日本船舶輸出組合(輸組)が9日発表した今年3月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は前年同月比16%増の(トン数ベース、以下同)の24隻・133万総トンだった。目安となる月間10続き

2025年4月10日

日本造船業の新造船受注残、2938万総トンに増加

 日本船舶輸出組合がまとめた2025年3月末時点の手持ち工事量は613隻・2938万総トン(1348万CGT)で、25年2月末と比べて28万総トン増加した。24年の輸出船の竣工量に続き

2025年4月10日

ベッカーマリン、村上鉄工所に品質賞を授与

 ベッカーマリンシステムズは、生産協力企業である村上鉄工所(今治市)に、「ベッカー・マニュファクチャラー・クオリティ・アワード」を授与した。3月31日に今治市で授与式が行われ、ベッ続き

2025年4月10日

中北製作所、第3Qは純利益12億円

 中北製作所が8日発表した2024年6月~25年2月期連結決算は、売上高が160億円、営業利益が6億7000万円、経常利益が8億5300万円、純利益が12億円だった。同社は昨年12続き

2025年4月9日

《連載》今治の中堅造船業と20年②、浅川造船・浅海武弘社長、ケミカル船特化し世界有数の建造実績無料

 ステンレス製ケミカル船で30年以上の建造実績を持ち、世界有数の累計建造シェアを持つ浅川造船。リーマン・ショック後に船台拡張や東予工場の新設など設備投資を進め、船型大型化などで売上続き

2025年4月9日

HD現代、米艦艇造船大手インガルスと提携、米造船強化政策受け艦艇・商船で協力

 韓国造船最大手HD現代と米国艦艇建造最大手ハンチントン・インガルス・インダストリーズ(HII)は8日、商船と艦艇の両分野での協力に向けた覚書を交わしたと発表した。米国の自国造船業続き

2025年4月9日

佐世保重工と西部ガス、修繕船にLNG燃料供給、TtS方式で、LNG燃料船の工事対応強化

 佐世保重工業と西部ガスは7日、佐世保重工で修繕工事を行っていたLNG燃料自動車船に対して、トラック・トゥ・シップ方式でLNG燃料供給を行ったと発表した。LNG燃料船の船腹量が増え続き

2025年4月9日

日本海洋科学、自律船行動計画策定ソフトが認証、NK初の技術認証発行

 日本海洋科学は7日、開発中の船舶自律化システム向け行動計画策定ソフトウェア「Advanced Routing Simulation and Planning: ARS)」が、日本続き

2025年4月9日

中小型造工/墨田川造船、東京電機大新入生に工場見学会、96人が参加

 日本中小型造船工業会と墨田川造船(東京都江東区)は8日、東京電機大学の新入生を対象とする工場見学会を墨田川造船で開催した。同大学理工学部機械工学系学科の新入生オリエンテーションと続き