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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年10月15日

日本造船業の新造船受注残、2927万総トン

 日本船舶輸出組合がまとめた2025年9月末時点の手持ち工事量は609隻・2927万総トン(1335万CGT)で、25年8月末と比べて19万総トン減少した。24年の輸出船の竣工量に続き

2025年10月15日

内海造船、経常益予想25億円に大幅上方修正、円安やコスト減で増益に転換

 内海造船は10日、2026年3月期の経常利益が前期比2.1倍の25億円になる見通しだと発表した。円安や資材費・コスト減を踏まえ、従来予想の6億円から4倍に上方修正。減益予想から一続き

2025年10月15日

【米中入港料等問題】中国建造船が有利にも不利にも、新造船発注で建造国分散も

 米国による中国建造船への入港料課徴措置が14日から始まると同時に、中国が米国関連船に対する入港料措置を設けて中国建造船を対象外とする制度を設けた。中国建造船が船種・航路・船主によ続き

2025年10月15日

ヤンマーパワーソリューションが事業方針説明、廣瀬社長「多燃料対応を全方位で」

 ヤンマーパワーテクノロジーの分社化により設立し、1日に事業を開始した新会社「ヤンマーパワーソリューション」は14日、兵庫県尼崎市の尼崎工場でメディア向け事業方針説明会を開いた。廣続き

2025年10月15日

海運造船ら10社連携、シミュレーション基盤の開発開始、次世代船の開発建造を短縮

 日本の海運・造船・大学・研究機関の10者による、デジタル技術を用いた次世代船舶開発技術の共同プロジェクトが始まった。船舶の初期の開発・設計段階で建造・運用まで考慮して仕様や建造計続き

2025年10月15日

ダメングループ、多目的船14隻向けに機器供給

 オランダのダメン造船グループのダメン・マリン・コンポーネンツはこのほど、インドの2造船所で建造される多目的船(MPV)計14隻向けに、機器パッケージを供給する契約を結んだと発表し続き

2025年10月14日

海外造船でIPO相次ぐ、今年3社が上場、1社が準備、造船需要背景に

 造船業では海外の新興造船所を中心に株式公開が相次いでいる。今年これまでに3社が上場または裏口上場し、1社が上場準備を進める。新造船需要の高まりと造船所の収益改善を背景に、資本市場続き

2025年10月14日

恒力重工、ダイナコム向けにVLCC4隻受注、ストックボートを転売

 海外紙によると、旧STX大連の跡地で新造船事業を急拡大している中国の恒力重工は、ギリシャ船主ダイナコム・タンカーズ向けVLCC4隻を受注したようだ。4隻は2026~27年にかけて続き

2025年10月14日

日舶工、兵庫県立大で舶用工業説明会

 日本舶用工業会(日舶工)は3日に兵庫県立大学姫路工学キャンパスで「舶用工業説明会」を開催した。  兵庫県立大学工学部機械・材料工学科の3年生約80人が参加した。日舶工が舶用工業続き

2025年10月14日

今治造船、ケープサイズ“NORD TRAMP”竣工

 今治造船は9日、西条工場で建造した18万1000重量トン型バルカー“NORD TRAMP”を引き渡した。  ダンケルク港入港の最大船型。主機に排ガス再循環システム(EGR)、発続き

2025年10月14日

神戸運輸監理部、舶用メーカー2社と出前授業

 神戸運輸監理部は9月25日、兵庫県立豊岡総合高等学校電機応用工学科の1年生39人、2年生36人の計75人を対象に出前授業を行った。舶用工業の人材確保・育成に向けた取り組みの一環で続き

2025年10月10日

中国造船所、LNG船建造が今年は年間2ケタに、増産体制や新規造船所の竣工開始

 中国造船所は今年、大型LNG船の年間建造隻数が過去最高の10隻超に達する見込みだ。年初来7隻のLNG船が竣工済みとなっているほか、10隻以上が進水しており、年間20隻弱の竣工が計続き

2025年10月10日

第32回ABS懇親ゴルフ大会、東洋船舶の大熊社長が優勝

 米国船級協会(ABS)は4日、神奈川県箱根仙石原の大箱根カントリークラブ(パー73、アウト36、イン37)で第32回「ABSフレンドシップトーナメント」を開催した。海事関係者65続き

2025年10月10日

蕪湖造船廠、MR型2隻追加受注、トルコ・デンサイ向け

 海外紙によると、中国民営造船所の蕪湖造船廠は、トルコ船主デンサイ・シッピングからMR型プロダクト船2隻を追加受注したようだ。納期や船価は不明。同社向けのMR型の受注残は計6隻にな続き

2025年10月10日

新造船市場、一部の船種は夏場以降に動き、海外造船所は積極方針に転換

 新造船市場では、今年前半に発注が停滞していた船種の一部で、夏場以降に商談が動き出した船種も一部出てきている。昨年と比べて著しく商談が停滞していたLNG船も後半以降に新造発注や商談続き

2025年10月10日

大同メタル、CSSCグループから2年連続サプライヤー賞

 大同メタル工業は6日、9月19日に中国船舶集団(CSSC)グループ主催のサプライヤー大会で、2024年度の金メダルサプライヤー賞を受賞したと発表した。同賞の受賞は昨年度に続き2年続き

2025年10月10日

新来島サノヤス、64型バルカー“ARIES MOMIJI”竣工

 新来島サノヤス造船は7日、水島製造所で建造していた6万4000重量トン型バルカー“ARIES MOMIJI”(1406番船)を引き渡した。エネルギー効率設計指標(EEDI)規制フ続き

2025年10月10日

印スワン造船、オランダIHC造船とも協力覚書

 オランダの作業船造船所ロイヤルIHCはこのほど、インド民営造船所スワン・ディフェンス・ヘビー・インダストリーズ(SDHI)とオフショア船の共同建造で覚書を交わしたと発表した。スワ続き

2025年10月9日

《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、大洋電機シンガポール支店、新技術のPRにも注力、永久磁石式軸発などを提案

 大洋電機は、アフターサービスの迅速な対応を目的に、約10年前にシンガポール支店を開設した。主力のアフターサービス事業に加え、近年は永久磁石式軸発電システムや電気推進船の提案など、続き

2025年10月9日

赤阪鐵工所、メタノールDF試験エンジンが完成、新実験棟で試験運転に着手

 2027年度の商用機完成に向けて低速4ストロークのメタノール二元燃料(デュアルフューエル=DF)エンジン開発を進める赤阪鐵工所はこのほど、同エンジンの開発に用いる試験エンジン「3続き