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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年12月11日

無人船「MEGURI2040」、「自動運航船」の検査に初の合格、旅客船で世界初の商用運航開始へ

 日本財団が推進する無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」に参画する離島航路旅客船“おりんぴあどりーむせと”が、自動車の自動運転レベル4相当(条件付き自動運航)の自動運航機続き

2025年12月11日

艦艇造船所の再編一段と進む、独TKMSがキール造船買収検討

 ドイツ艦艇大手TKMS(旧ティッセンクルップ・マリンシステムズ)が、同業ジャーマン・ナバル・ヤードのキール造船所(GNYK)の買収を検討している。現地報道に対してTKMSが買収検続き

2025年12月11日

アルファ・ラバル、マリン&ディーゼル事業の新トップ来日、主要顧客と意見交換

 アルファ・ラバルのマリン&ディーゼル事業の新プレジデント、マータイン・ベルヒンク氏がこのほど来日し、主要顧客と意見交換した。同社日本法人が10日に発表した。日本政府が海事産業の競続き

2025年12月11日

韓国造船大手、1~10月新規受注は2割減、計159隻・243億ドル

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1~10月の新規受注実績は計159隻・243億ドルで、前年同期比22%減(受注金額ベース、以下同)となった。新造船の受注は3社続き

2025年12月11日

日舶工、芝浦工業大などで舶用工業説明会

 日本舶用工業会(日舶工)は1日に芝浦工業大学、3日に鹿児島大学、5日には長崎大学で「舶用工業説明会」を開催した。  芝浦工業大学では、同大学工学部・材料工学科の3年生約70人が続き

2025年12月10日

青森沖地震、北海道・東北の造船所に被害なし、北日本造船や函館どつくも通常操業へ

 8日夜に発生した青森県東方沖を震源とする地震で、震度5~6強を記録した北海道・東北の造船所には大きな設備被害はなく、順次通常操業に戻っている。  青森県八戸市は震度6強を記録し続き

2025年12月10日

恒力重工、年初来の受注100隻に、年末に向けVLCCやケープなど20隻以上成約

 旧STX大連の跡地で新造船事業を急拡大している中国の恒力重工は、新造船の受注が相次いでおり、年初来の新造船受注が100隻規模となったようだ。恒力重工は、新たにVLCCやLNG二元続き

2025年12月10日

上海外高橋造船、25年の年間建造累計29隻、271万重量トン竣工

 中国国営造船大手の上海外高橋造船は2日、フロントライン向けの15万8000重量トン型のスエズマックス・タンカー“SEA POLARIS”を引き渡し、2025年の累計建造実績が29続き

2025年12月10日

日舶工、次世代海洋エンジニア会3期生が成果報告、10チームが社会課題解決策提案

 日本舶用工業会(日舶工)が若手技術者の人材育成の一環として実施する「次世代海洋エンジニア会」の第3期生の成果報告会が5日、都内で開かれた。1年間にわたり行われてきた研修・交流の集続き

2025年12月10日

NK、先進的安全対策で船級付記、近海郵船所有の内航船“ましう”に

 日本海事協会(NK)は、古野電気の「VRナビゲーションシステム(旧3D Bird Viewシステム)」を搭載した近海郵船が所有する内航船“ましう”に対し、先進的な安全対策を講じた続き

2025年12月10日

三菱重工マリンマシナリの中国ライセンシーが、MET過給機の初号機を受注

 三菱重工マリンマシナリはこのほど、2024年にMET過給機の製造・販売ライセンス契約を締結した中国の江蘇政田重工(江蘇政田)が、ライセンス初号機となるMET48MBとMET53M続き

2025年12月9日

韓国造船大手、海外と艦艇に軸足、戦略転換が鮮明、中国との競争回避や労働者不足で

 韓国造船大手が、海外事業と艦艇事業に軸足を移す戦略転換を鮮明にしている。最大手のHD現代は今年次々と海外協力を具体化し、このほどインドで造船所建設の検討にも着手した。創業来艦艇と続き

2025年12月9日

内航ケミカル船をデジタルで省力化、荷役のDXや遠隔化など研究、NX事業報告会で発表

 内航船の中でも特に作業負荷の高さなどから若年船員の確保や育成が課題となっているケミカル船で、デジタル技術により省力化などを図る開発が進んでいる。国土交通省の内航変革促進技術開発支続き

2025年12月9日

福井製作所、水素燃料機関向け安全弁のデモ公開、JAXA能代ロケット実験場で

 福井製作所は11月26日、秋田県能代市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)能代ロケット実験場で、液化水素用高圧パイロット式安全弁のデモンストレーションを公開した。同社が開発する安全続き

2025年12月9日

今治造船、西条工場でLNG燃料ケープ今年3隻竣工

 今治造船は4日、西条工場で建造していたLNG燃料20万9000重量トン型バルカー“SG LAGOON”を引き渡した。西条工場で建造するLNG燃料ケープサイズ・バルカーとしては、今続き

2025年12月9日

造船技術センター、広島でDX・GXのセミナー

 日本造船技術センター(SRC)は11月20日、広島市内で「令和7年度SRC技術セミナー」を開催した。今年は海事業界でのGX・DXの最新動向について業界内の専門家を招いて講演が行わ続き

2025年12月9日

バルチラ、エンジン異常予兆検知で共同研究

 バルチラは4日、先進的な予測技術を通じてエンジンの安全性と信頼性の向上を目指す共同研究プロジェクトを開始したと発表した。  エンジンの監視や故障シミュレーション、信号処理を組み続き

2025年12月8日

新造船商況この1年/成約一覧(下)、コンテナ船が記録的発注ブーム、メガコンに加えて中小型船も回復

 コンテナ船の新造発注が活発化しており、年間発注量・受注残とも記録的な多さとなっている。1万TEU型以上のメガコンテナ船は、昨年が過去最高の発注隻数となったが、今年も年初来の新造発続き

2025年12月8日

三菱造船ら、LCO2タンクの新技術開発、熱処理省略技術で世界初の一般設計承認

 三菱重工グループの三菱造船は5日、低圧LCO2輸送船のタンクに日本製鉄が開発した鋼材を採用し、溶接後の熱処理(Post-Weld Heat Treatment : PWHT)を省続き

2025年12月8日

OECD造船委員会、船舶輸出金融ルール改定で大筋合意、融資条件緩和へ来年4月までに最終化

 経済協力開発機構(OECD)の第141回造船委員会が11月24~25日にパリで開催された。政府系金融機関による輸出船融資ルールの改定作業で、環境対応船の融資条件緩和に向けた改正案続き