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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年10月28日

三井E&S、TCT過給機の生産開始、エヴァレンスの最新型、初号機が玉野工場で完成

 三井E&Sはこのほど、エヴァレンス(旧MANエナジーソリューションズ)のTCT過給機のライセンス生産を開始した。日本での同シリーズの生産は初。初号機となるTCT40が、同社玉野工続き

2025年10月28日

中国造船業、新造船受注が過去最高に次ぐペース、1~9月24%減の6660万重量トン

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が17日明らかにした今年1~9月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比24%減の6660万重量トンだった。米国の政策動向をはじめとした影響もあり続き

2025年10月28日

新造船市場、バルカーからコンテナ船へシフト、ギリシャ船主が発注船種転換

 新造船市場では、ギリシャ船主がコンテナ船の発注にシフトする動きが鮮明となっている。従来はバルカーやタンカーといった船種を中心に保有していた複数のギリシャ船主による中小型コンテナ船続き

2025年10月28日

IHIと東大、VDES社会実装へ共同研究会発足、産学官の連携強化

 IHIは27日、次世代AISとされる衛星VDES(VHF Data Exchange System)の社会実装の加速に向けて、東京大学大学院工学系研究科柴崎研究室システム創成学専続き

2025年10月27日

造船再生基金、業界の期待と覚悟、新政権は造船の官民投資に言及、補正予算に注目

 海事4団体が日本造船業再生に向けた要望を提出したが、造船所の設備投資などを補助する基金創設が当面の焦点になる。自民党が提言した1兆円の官民投資実現に向けて、造船業界側は「3500続き

2025年10月27日

サムスン重工、タンカー3隻受注、ベトナムで建造、海外活用での増産加速

 韓国のサムスン重工業は24日、リベリア地域の船主からタンカー3隻を受注したと証券取引所に告示した。韓国現地紙によると、3隻は提携するベトナムの造船所で委託建造するもよう。自社で受続き

2025年10月27日

函館どつく、新型の40型バルカー竣工、「HIGH BULK 40SE」シリーズ

 函館どつくは21日、建造していた4万重量トン型バルカー“PAIWAN BRAVE”(第925番船)を引き渡したと発表した。契約船主はMAGNATE MARITIME S.A.。新続き

2025年10月27日

中国中堅造船がバルカー相次ぎ受注、南通象嶼・恒力らがケープやカムサなど成約

 南通象嶼海洋装備や恒力重工といった中国の中堅造船所のバルカー受注が相次いでいる。海外紙によると、ケープサイズ・バルカー1隻と、8万2000重量トン型や6万4000重量トン型などの続き

2025年10月27日

小型コンテナ船、発注ブーム加速、発注先にも広がり、10月中旬以降30隻規模表面化

 小型コンテナ船の発注ブームが加速している。10月中旬以降に最大30隻近くの小型コンテナ船の新造成約が表面化。コンテナ船への新規参入や久々に建造を再開した造船所の受注も複数あり、発続き

2025年10月27日

バルチラ、TMSカーディフ・ガスとLNG船7隻の保守契約

 バルチラは22日、ギリシャのTMSカーディフ・ガスと、LNG船7隻を対象とする包括的な保守契約を5年更新したと発表した。  7隻はそれぞれ二元燃料2ストローク主機「WinGD 続き

2025年10月27日

今治造船、西条工場で2年ぶり工場祭開催

 今治造船は19日、西条工場で2年ぶりとなる「ファミリーフェスタ」を開催した。23日発表した。従業員、協力会社、その家族を招き、船造りの現場を身近に感じてもらうイベントとして実施。続き

2025年10月27日

内海造船、輸送艦“あまつそら”進水

 内海造船は23日、瀬戸田工場で建造中の防衛省向け2400トン型輸送艦“あまつそら”を進水した。艤装工事を行い2026年に引き渡しの予定。  内海造船が計3隻を受注している「にほ続き

2025年10月27日

JMU、82型バルカー“DUCHESS MAGNOLIA”竣工

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は17日、呉事務所で建造していた8万2400重量トン型バルカー“DUCHESS MAGNOLIA”を引き渡した。  新造船は次世代パナマック続き

2025年10月27日

日舶工、ギリシャで初の舶用工業セミナーを実施

 日本舶用工業会(日舶工)は日本財団の助成事業として、17日にギリシャ・アテネで舶用工業セミナーを初開催した。会員企業18社から88人が参加し、ギリシャ船主をはじめ現地海事関係者2続き

2025年10月24日

海事4団体が造船強化へ支援要望、建造能力強化に投資基金や即時償却、海運税制も

 日本船主協会、日本造船工業会、日本中小型造船工業会、日本舶用工業会の海事4団体がこのほど、「我が国造船業再生に向けた要望書」を取りまとめて国土交通大臣と自民党に提出した。日本造船続き

2025年10月24日

寧波遠洋運輸、2700TEU型4隻の建造契約締結、中船黄埔文冲と

 寧波遠洋運輸は21日、中国・広州で、中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文冲船舶と、2700TEU型コンテナ船4隻の建造契約を締結した。新造船は全長が185.99m、型幅35.続き

2025年10月24日

ナブテスコ、内航向け半自動運航システム開発へ、大王海運の内航RORO船で実船検証

 ナブテスコは、内航船向けの最適運航アプリケーションと連動する自動制御システムの技術開発を開始した。国土交通省の「NX補助金」の補助事業に採択されたもので、2028年頃の実用化を目続き

2025年10月24日

キャピタルリンクフォーラムで日本造船パネル、日本政府の造船支援に海外も期待

 23日に都内で開催されたキャピタルリンク・フォーラムでは、日本造船業の課題や将来像についてのパネルディスカッションが行われた。国内外の海運会社とともに、福岡造船の田中敬二会長と常続き

2025年10月24日

京浜ドック、USV量産体制構築へ共同実証契約、海洋スタートアップのOC社と

 日本郵船は23日、グループ会社の京浜ドックが17日に鎌倉発の海洋スタートアップ企業オーシャニック・コンステレーションズ(OC社)と、小型水上ドローン船(USV)の量産体制構築を目続き

2025年10月24日

恒力重工、大連に大型陸上工場増設、投資額570億円規模、年40万トン増強

 旧STX大連の跡地で新造船事業を急拡大している中国の恒力重工は、大連工場に陸上の生産工場などを増設する。恒力グループで恒力重工の持ち株会社の広東松発陶瓷が18日証券取引所に告示し続き