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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年10月31日

JRCSの出前授業、地元統計を教材化し“物流を実感”、「船が消えたら?」児童に問いかけ

 山口県下関市のJRCSが、「もし日本から船が消えたら?」という問いを起点に、地元の統計や現場データを自社で集めて教材化した参加型の出前授業を地元小学校で展開している。動画やクイズ続き

2025年10月31日

韓国造船業、造船に先端ロボット、実用化急ぐ、ヒューマノイド型など共同開発相次ぐ

 韓国造船所がロボティクス専門企業と共同で造船現場用の次世代ロボット開発プロジェクトを相次いで立ち上げている。HD現代グループが米企業や独企業とのプロジェクトを複数進めているほか、続き

2025年10月31日

米フィリー造船の受注残高は30億ドル、ハンファオーシャン、数年内の黒字化目指す

 韓国造船大手のハンファオーシャンは27日、第3四半期決算発表のカンファレンスコールの質疑応答で米国造船所ハンファ・フィリー・シップヤードの状況について「現在の受注残高は約30億ド続き

2025年10月31日

名村造船所、LNG燃料ケープサイズ2番船竣工

 名村造船所は29日、伊万里事業所で建造していた日本郵船向け21万1000重量トン型バルカー“SG HORIZON”を引き渡した。LNG燃料ケープサイズ・バルカーの2番船となる。 続き

2025年10月31日

メガコンテナ船市場、中国造船所の受注攻勢で競争激化

 メガコンテナ船市場では、造船所間の競争が激化している。メガコンテナ船は今年も発注ブームとなる一方で、日本や韓国造船所が提示する船価水準と、中国造船所が提示する船価に大きな開きがあ続き

2025年10月30日

《シリーズ》次世代船のメーカー対応、サンフレム、アンモニア燃焼試験設備を先行整備、協業で製品化を加速・新領域の需要にも対応

 舶用燃焼機器メーカーのサンフレムは、重油に代わる液体・ガス燃料向けの製品開発を急ぐ。アンモニアでは、業界に先駆けて専用の燃焼試験設備を整備。同設備は自社だけでなく多様な企業の研究続き

2025年10月30日

日米、造船協力の覚書に署名、能力拡大・対米投資・技術革新・人材育成で連携

 日米両政府が、造船協力覚書を交わした。トランプ米大統領の来日に合わせ28日、金子恭之国土交通大臣と米国ハワード・ラトニック商務長官が署名した。日米両国の造船業の建造能力拡大や人材続き

2025年10月30日

恒力重工、82型バルカー6隻受注、ギリシャ船主と取引拡大、エフナブ向け

 旧STX大連の跡地で新造船事業を急拡大している中国の恒力重工は27日、ギリシャ船主エフナブ(Efnav)から8万2000重量トン型バルカー6隻を受注したと発表した。両社は初取引に続き

2025年10月30日

【GHG規制採択延期】、NK、NZF採択延期も備えは必須、コスト視点で優先課題を提示

 日本海事協会(NK)は28日、都内の砂防会館で技術セミナーを開いた。国際海事機関(IMO)の臨時海洋環境保護委員会(臨時MEPC)で温室効果ガス(GHG)排出削減中期対策「ネット続き

2025年10月30日

基幹労連フォーラム、立憲・国民民主の議員ら参加、「われわれも造船への考え持つべき」

 造船や鉄鋼の労組からなる基幹労連は29日、立憲民主党と国民民主党を中心とした支援国会議員からなる国政フォーラムの総会を参議院議員会館で開催した。政府が造船業の強化を進めていること続き

2025年10月29日

金子国土交通相、「造船再生に一層注力」、具体策は「業界要望も踏まえ検討」

 金子恭之国土交通大臣は28日、閣議後の記者会見で、海事系4団体から造船業再生に向けた要望書が提出されたことについて、「国交省としては、業界の要望や、会合で指摘された意見も踏まえつ続き

2025年10月29日

修繕のセフィネとプラチナマリンが協業、トルコと欧州全域で修理サービス提供

 トルコの船舶修繕大手セフィネ・シップヤードと、欧州で船舶修理サービスを手掛けるプラチナ・マリン・サービス(Platinum Marine Services)の2社がこのほど協業体続き

2025年10月29日

新時代造船、ブルトン社からVLCC最大4隻受注、28~29年納期

 中国の新時代造船は、ノルウェー船主トール・オラフ・トロイム氏から支援を受けて設立されたブルトン社からVLCC2隻プラス・オプション2隻を受注した。ブルトン社が24日発表した。20続き

2025年10月29日

YAMIC、LEG船3隻シリーズ完工、3番船“GASCHEM DOLPHIN”竣工

 常石ソリューションズ東京ベイ(旧三井E&S造船)と揚子江船業グループらの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は26日、建造していたガス二元燃料推進の3万6000続き

2025年10月29日

HD現代重工、米艦艇建造への初参加目指す、補給艦計画に米HIIと共同対応

 韓国のHD現代重工業と米国艦艇造船大手ハンチントン・インガルス・インダストリーズ(HII)が、米海軍の次世代補給艦(NGLS)プロジェクトに共同で対応する。HIIが26日明らかに続き

2025年10月29日

大阪公立大、自動運航船で学生コンペ、避航プログラミング競う

 自動運航船の設計・製作に挑む実践型セミナー「自動運航船避航プログラミングコンペティション」が11~13日に大阪公立大学・中百舌鳥キャンパスで開かれ、学生が自動運航の“避航”をテー続き

2025年10月29日

理研計器、水素ガス漏洩検知センサーを開発、水素エンジン用に販売へ

 理研計器はこのほど、三井E&Sの協力を得て、水素燃料エンジン向けの水素ガス漏えい検知センサーを開発した。24日に開かれた日本舶用工業会(日舶工)の舶用技術フォーラムで、技術開発の続き

2025年10月29日

常石グループ、ブランド確立へデザインプロジェクト

 常石グループは28日、「常石デザインプロジェクト」を本格的に始動したと発表した。「これからは価値を生み出すことはもちろん、価値を正しく伝えることも重要」(ツネイシホールディングス続き

2025年10月28日

三井E&S、TCT過給機の生産開始、エヴァレンスの最新型、初号機が玉野工場で完成

 三井E&Sはこのほど、エヴァレンス(旧MANエナジーソリューションズ)のTCT過給機のライセンス生産を開始した。日本での同シリーズの生産は初。初号機となるTCT40が、同社玉野工続き

2025年10月28日

中国造船業、新造船受注が過去最高に次ぐペース、1~9月24%減の6660万重量トン

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が17日明らかにした今年1~9月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比24%減の6660万重量トンだった。米国の政策動向をはじめとした影響もあり続き