1. ニュース

2023年9月28日

ABB、水素燃料電池コンテナ船に配電システム

 ABBは21日、欧州近海船社のサムスキップがインドのコチン造船所で建造する水素燃料電池推進コンテナ船2隻に、包括的な配電システムを納入すると発表した。同社によると、同船は水素を活続き

2023年9月28日

コルバス・エナジー、水素燃料電池クレーンにESS

 ノルウェーの舶用バッテリーシステム大手コルバス・エナジーはこのほど、ドバイの大手ターミナルオペレーターであるDPワールドの水素燃料電池を搭載したタイヤ式門型クレーン(RTG:Ru続き

2023年9月27日

造船業の船主機能が拡大、ハンファも進出、収益安定化や事業モデル拡張狙い

 造船所が船舶保有機能を拡大している。従来は、不況時に自社船を建造することで操業を確保したり、収益安定化が大きな狙いだったが、船価上昇や新燃料船への転換などを背景に、自社での船舶保続き

2023年9月27日

《連載》舶用エンジン新体制/舶用エンジンメーカー、新燃料機関の生産連携がテーマに、共同設備の構想も

 船舶の脱炭素化に向けては、新燃料エンジンの実現が不可欠となる。開発面では、エンジンメーカー同士や、海運大手、造船所を含めた海事クラスター全体の連携・協業によって技術開発の壁を突破続き

2023年9月27日

中国造船業の新造船受注、1〜8月は8割増の5231万重量トン、過去最高ペース

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が25日発表した今年1〜8月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比87%増の5231万重量トンだった。年間受注量が過去最高に達するペースとなって続き

2023年9月27日

韓国造船大手、大幅賃上げで労使交渉を早期妥結、労働争議リスク排し工程維持に集中

 韓国のHD現代重工業は15日、今年の賃金など労働条件をめぐる労使交渉を完了し、妥結したと発表した。これでハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)とサムスン重工業も含めて造船大手がいず続き

2023年9月27日

サムスン重工、LNG船用パネル溶接速度5倍の新工法

 韓国のサムスン重工業は21日、LNG船の防熱タンクに用いるメンブレンパネルの接合速度を従来比5倍に改善した「レーザー高速溶接ロボット」を開発したと発表した。LNG船の建造効率を大続き

2023年9月27日

日舶工、「若手・新入社員教育研修」実施

 日本舶用工業会(日舶工)は人材養成対策事業の一環として、8月30〜9月1日に「若手・新入社員教育研修」を実施した。7回目となる今回は会員企業19社・34人が参加し、海事産業の基礎続き

2023年9月27日

三井E&S、ドイツの水素技術展示会に出展

 三井E&Sは、27日〜28日にドイツのブレーメンで開催される水素技術展示会「Hydrogen Technology EXPO」にブース出展する。同社ブースでは、子会社の加地テック続き

2023年9月26日

《連載》造船業の増産余地(下)、中国に潜在力、労働市場が変化、日韓は工場単位の生産性次第か

 「増産の余地があるとすれば、やはり中国」。中国造船業には潜在的な建造能力がまだ残されている、との見方は強い。
 リーマンショック後に経営が破綻して、長らく稼動を止め続き

2023年9月26日

NSY、スエズ型タンカー相次ぎ受注、ギリシャのアイオニックから成約

 情報筋によると、日本シップヤード(NSY)は、ギリシャ船主アイオニック・シッピングからスエズマックス・タンカー1隻を受注したようだ。アイオニックがスエズマックス・タンカーを新造発続き

2023年9月26日

特定技能2号の外国人材が誕生、因島鉄工のベトナム人3人、造船分野で初

 熟練技能を持つ外国人材を対象とした、在留期間の上限がない在留資格「特定技能2号」で、初の造船・舶用分野での合格者が誕生した。因島鉄工に所属するベトナム出身の技能者3人がこのほど、続き

2023年9月26日

中日輪船商事、可搬型の小型蓄電池を販売

 舶用商社の中日輪船商事(神戸市)は、可搬型で小型の大容量蓄電池「TAMESUKE(ためすけ)」を販売している。9月7〜8日、神戸国際展示場で開催された産業総合展示会「国際フロンテ続き

2023年9月26日

ハンファオーシャン、LCO2船共同開発へ

 韓国のハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)は21日、ギリシャ船主エコログ、米国船級ABS、スコットランドのバブコックと業務協約を交わし、大型液化二酸化炭素(LCO2)船の共同開発続き

2023年9月25日

《連載》造船業の増産余地(中)、高まる設備稼働率、韓国は9割に、中国は10年来最高、外国人材でフル操業に

 もっとも、この予定通りに船が竣工するかどうかは、なお不透明。労働力不足と資機材不足により、建造にはまだ遅れが生じている。​
 ただ、不足感の中でも世界的に造船業の操続き

2023年9月25日

日本舶用エレクトロニクス、統合安全情報表示システムを展開、警報発報など迅速に通知

 日本舶用エレクトロニクスは、火災探知装置をはじめとする船内の安心・安全に関する情報を視覚的に表示するグラフィカルセーフティシステム「NHE CONNECT」を開発し、展開を図って続き

2023年9月25日

赤阪鐵工所、油清浄装置事業を取得、住本科学研究所から

 赤阪鐵工所は、燃料油・潤滑油装置の製造・販売などを手掛ける住本科学研究所(本社=神奈川県横須賀市)から、潤滑油・燃料油の管理装置に関する製造・販売・メンテナンス事業を取得する。既続き

2023年9月25日

大島造船所、ラツコから64型バルカー初受注、ギリシャの新規顧客を開拓

 情報筋によると、大島造船所は、ギリシャ船主ラツコ・シッピングから6万4000重量トン型バルカー3隻を受注したようだ。大島造船所とラツコは今回が初取引で、ラツコが日本の造船所にバル続き

2023年9月25日

蘭フィンスレート社、船底用防汚シートを日本市場に展開、商船と洋上風車に注力

 オランダのフィンスレート(Finsulate)社が、独自の船底用防汚剤「Finsulate」を日本市場に展開する。シールタイプの船底保護シートで、海中に塗料が溶け出すことなく、生続き

2023年9月22日

《連載》造船業の増産余地(上)、「3つの不足」が操業の障害、需要増でも造船所には増産リスク

 新造船需要の急回復で、造船所の船台は既に2026年まで空きがほとんどない状態だ。27年以降も、新造船需要は強いまま推移すると可能性が高い。2030年前後に代替建造のピーク期が訪れ続き