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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年6月24日

三保造船所、利用電力100%再エネ化、造船業初、水力発電由来に切り替え

 常石グループの三保造船所(静岡市清水区)が、工場や社員寮など会社全体で使用する電力100%を水力発電由来の二酸化炭素(CO2)フリー電力に切り替えた。利用電力の全量を再生可能エネ続き

2025年6月24日

自民党が造船再生提言、投資や協業促進で建造能力拡大、1兆円基金など具体策

 自民党による造船業再生のための緊急提言の内容が明らかになった。造船業が経済安全保障の重要産業との観点から、生産能力の抜本的強化や人材確保・育成などを支援する構想で、1兆円基金の創続き

2025年6月24日

日舶工・木下新会長、「一丸で荒波を乗り切り前進を」、定時総会・懇親会

 日本舶用工業会(日舶工)は20日、都内で定時総会と懇親会を開催した。総会後の懇親会では、木下和彦新会長(阪神内燃機工業社長)があいさつし、米国の関税政策や中東情勢の緊迫化など「(続き

2025年6月24日

富士貿易、神戸支社新社屋の工事完了

 富士貿易はこのほど、建設を進めてきた神戸支社の新社屋について、第二期工事が完了したと発表した。グループ会社である横浜通商の新たな社屋も竣工し、同一敷地内に移転・集約した。  新続き

2025年6月23日

《連載》船上CCSの期待と課題③、回収したCO2、規制上の扱いは

 「船上CCS」システムによって回収された船舶の二酸化炭素(CO2)は、現行の規制体系の中でどのように取り扱われているのか。制度設計が進む一方で、その扱いはまだ発展途上にある。 続き

2025年6月23日

国内造船再生に政府が本腰、競争力強化へ問われる実効性と戦略

 国が造船業に対する大規模な支援策を講じる方向となった。日本ではこれまで、造船に限らず個別産業への政府支援は抑制されていたが、経済安全保障の観点で近年、半導体などへの産業支援がとら続き

2025年6月23日

《座談会》バリシップフォーラム2025、造船経営者パネルディスカッション、「日本造船の挑戦と復活」

【パネリスト】 今治造船・檜垣幸人社長 尾道造船・中部隆社長 新来島どっく・森克司社長 名村造船所・名村建介社長 日本中小型造船工業会・田中敬二会長 【司会】伊藤忠商事続き

2025年6月23日

アグワ社、船上自動野菜栽培システムを提供、AI活用で栽培自動化無料

 米国のアグリテック企業「Agwa(アグワ)」は、人工知能(AI)を活用した船上での自動野菜栽培システムを展開している。土や太陽光不要で、乗組員の作業も必要最小限で、化学薬品不使用続き

2025年6月23日

三浦工業、舶用バイナリー発電の検証完了、多段熱回収方式で高効率発電

 三浦工業は19日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて進めてきた、船舶の排熱を活用して発電する「舶用バイナリー発電システム」の開発について、NEDOの実用続き

2025年6月23日

日本舶用工業会、新会長に阪神内燃機の木下社長、副会長は3人交代

 日本舶用工業会は20日、都内で定時総会と臨時理事会を開催し、新会長に木下和彦・阪神内燃機工業社長(写真)を選出した。また、新任の副会長として富士貿易の深田雄社長、ジャパンエンジン続き

2025年6月23日

韓国造船大手、1~5月新規受注は34%減、計90隻・126億ドル

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1~5月の新規受注実績は計90隻・126億ドルで、前年同期比34%減(受注金額ベース、以下同)となった。韓国造船大手はLNG船続き

2025年6月23日

ガスログ向け、江南造船、LNG船最大4隻内定

 海外紙によると、中国船舶集団(CSSC)傘下の江南造船は、ガスログと17万5000立方メートル型LNG船2隻プラス・オプション2隻の建造で発注内示(LOI)を交わしたようだ。納期続き

2025年6月23日

コングスバーグ・ディスカバリー、米の水中音響機器メーカー買収、米国で防衛事業強化

 ノルウェーのコングスバーグ・ディスカバリーは17日、米国の海中音響機器メーカー、ソナテック(Sonatech)を買収する契約を締結したと発表した。ソナテック社は米海軍向けの高性能続き

2025年6月23日

NK、IE認証の「プロバイダー認証」の指針を発行

 日本海事協会(NK)は18日、第三者認証を通じた革新的な取り組みをサポートする「イノベーションエンドースメント(IE)」の一つである、「プロバイダー認証」のガイドラインを発行した続き

2025年6月23日

三菱重工マリタイム、護衛艦“ゆうべつ”竣工

 三菱重工マリタイムシステムズは19日、玉野本社工場で建造していた防衛省向け護衛艦“ゆうべつ”を引き渡した。  海上自衛隊の3900トン型「もがみ」型護衛艦の8番艦。玉野での同型続き

2025年6月23日

舶用機関整備協会、定時総会を開催

 日本舶用機関整備協会は18日、都内で第14回定時総会を開催し、今年度の事業計画・予算などを承認した。また、新任理事6人が選任された。  総会後の懇親会では、冠康秀会長(今治ヤン続き

2025年6月23日

船舶品質管理協会、定時総会を開催

 日本船舶品質管理協会は19日、都内で定時総会を開催し、今年度の事業計画などを承認した。  総会後の懇親会では、廣瀬勝会長(ヤンマーパワーテクノロジー取締役=写真)が冒頭あいさつ続き

2025年6月20日

新造船市場、日本と中国造船所の船価差拡大、高値と安値混在、投げ売り懸念も

 新造船市場では、日本の造船所と中国造船所の船価差が一層広がりつつある。米国の中国建造船に対する入港税をはじめとした政策を受けて、中国造船所への発注には慎重な姿勢もみられるなか、期続き

2025年6月20日

《連載》船上CCSの期待と課題②、技術確立でも効率化と最適化の余地

 船舶から排出される二酸化炭素(CO2)を船上で回収・貯蔵する「船上CCS」システム。その中核を成すのが、排ガス中のCO2を分離・回収するプロセスだ。  すでに陸上では複数の技術続き

2025年6月20日

MTI・造船ら10者、次世代船の設計基盤を共同開発へ、経済安保研究プログラムに採択

 日本郵船グループのMTIや、三菱造船と常石造船、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の造船所、研究機関、大学ら国内10者が共同で、デジタル技術を用いた次世代船開発技術の研究プロジ続き