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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年9月8日

韓国中堅造船、上期新造船受注は6隻と記録的低迷、建造量回復も

 韓国輸出入銀行の海外経済研究所がこのほど発表したレポートによると、韓国の造船大手3社グループを除いた中堅造船所が2025年上半期(1~6月)に受注した新造船は6隻・15万CGT(続き

2025年9月8日

川崎重工、LPG/アンモニア船“LUNA PATHFINDER”竣工

 川崎重工は5日、LPG燃料推進の8万6700立方メートル型LPG/アンモニア運搬船“LUNA PATHFINDER”(同社第1764番船)を引き渡した。同社が主力とする大型LPG続き

2025年9月8日

WinGD、メタン排出削減へイニシアチブ参加

 WinGDは3日、海事産業のメタン排出削減を目指す環境イニシアチブ「Methane Abatement in Maritime Innovation Initiative(MAM続き

2025年9月8日

川重/NACKS、82型バルカー“RISOLUTO”竣工

 川崎重工業は4日、南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS)で8万2000重量トン型バルカー“RISOLUTO”(川重8104番船/NACKS480番船)を引き渡した。  省燃費型続き

2025年9月5日

大島造船所、建造量が今年度初の40隻に拡大、増産で「日本造船再興に貢献」

 大島造船所の新造船の年間建造隻数が今年度に初めて40隻を突破する見通しだ。主力の大島工場での建造能力は従来はバルカー年30隻台だったが、新たに加わった長崎の香焼工場で今年度は4隻続き

2025年9月5日

福井製作所、大型LNG船24隻の安全弁を受注、カタール向け全128隻に供給へ

 福井製作所はこのほど、中東カタールエナジー向けに中国船舶集団(CSSC)傘下の滬東中華造船が建造する、「QCマックス(カタール・チャイナ・マックス)」と称される世界最大の27万1続き

2025年9月5日

常石造船、東ティモール大統領が訪問

 東ティモールのラモス・ホルタ大統領らが8月27日、常石造船を訪問した。常石造船が同国で造船事業進出を計画していることなどを受け、大統領は「国内での雇用創出が最優先事項であり、今回続き

2025年9月5日

日舶工、10月にギリシャで初の舶用工業セミナー

 日本舶用工業会(日舶工)は日本財団の助成事業として、10月17日にギリシャ・アテネで舶用工業セミナーを初開催する。会員企業18社が参加し、午前と午後の二部構成で最新製品情報を発表続き

2025年9月4日

LNGバンカリング船、船腹不足で新造発注が活発化、年初来最大30隻で過去最多

 LNGバンカリング船は船腹不足により、新造発注が活発化している。年初来に表面化したLNGバンカリング船の新造発注は最大30隻となり、早くも過去最多の規模となっている。新造発注が活続き

2025年9月4日

JMU、有明で18年ぶりスエズ型タンカー建造、“ADVANTAGE SMART”竣工

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は8月29日、有明事業所で建造していた新型スエズマックス・タンカー“ADVANTAGE SMART”を引き渡した。契約船主はADVANTAGE続き

2025年9月4日

エヴァレンス、デンマーク新社屋に着工、拠点集約で次世代燃料対応を加速

 エヴァレンスは2日、デンマーク・ロスキレで新社屋の起工式を行ったと発表した。敷地内にはオフィスに加え、研究センターなども建設予定で、全体の完成は2028年を予定する。コペンハーゲ続き

2025年9月4日

新光機器、新型溶接用コンタクトチップ発売、長寿命・低コストで溶接を効率化無料

 溶接用電極と溶接機周辺装置の専門メーカー新光機器(本社=名古屋市)は1日、独自開発の新世代モデルコンタクトチップ「FX-DSコンタクトチップ」の販売を開始したと発表した。同製品は続き

2025年9月4日

CSSC、上期新造船受注59隻・68億ドル、平年以上の水準確保

 中国国営造船グループの中国船舶集団(CSSC)は8月30日、傘下の造船所の今年上半期の新造船受注が59隻・489億人民元(約68億ドル)だったと発表した。発注ブームの前年同期と比続き

2025年9月4日

JMU、熊本の大雨災害で義援金

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は3日、8月に発生した熊本県での大雨災害(令和7年8月豪雨)の被災者支援と被災地復興のため、有明事業所が立地する熊本県長洲町と同町に隣接する熊続き

2025年9月4日

JMUの海坊主チーム、因島水軍まつりのレースで初優勝

 尾道市因島で8月31日に開かれた「因島水軍まつり」の小早(こはや)レースで、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)因島事業所から一般の部に参加した「JMU~海坊主~」チームが初優勝続き

2025年9月3日

《シリーズ》造船再生にデジタルの力、複雑化する船舶、長期化する工程、「船づくりの転換」は必須に

 船舶が燃料転換やシステム化により複雑化し、造船所では設計と建造のリードタイムが長期化している。労働人口減に直面する中、図面共有など造船所間の連携によるリソース共有や設備投資に加え続き

2025年9月3日

YAMIC、新たに新造船4隻受注、カムサと中型LPG船各2隻

 常石ソリューションズ東京ベイ(旧三井E&S造船)らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、新たに新造船4隻を受注したようだ。別項のとおり、揚子江船業グ続き

2025年9月3日

中国造船の南通象嶼が株式公開へ、新興民営造船所で今年2社目

 中国民営造船所の南通象嶼海洋装備が株式公開の準備に着手した。バルカーとケミカル船を軸に事業を急成長させ、日本船主からの受注も増やしている造船所だが、競争力強化に向けて資金調達を目続き

2025年9月3日

基幹労連が定期大会、来春闘の賃金要求の方向議論

 造船や鉄鋼の労組からなる基幹労連は4~5日に浜松市内で定期大会を開催する。来年の春季労使交渉に向けた議論を開始する。2日に開催した記者会見で津村正男委員長(写真)は、「物価上昇局続き

2025年9月3日

揚子江船業、新たに新造船22隻受注、年初来受注36隻に

 中国民営大手の揚子江船業グループは8月29日、新たにコンテナ船をはじめとした新造船22隻・9億2000万ドルを受注したことを発表した。今回の受注を含めると、年初来に受注した新造船続き