1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年7月11日

HD現代、メガコンテナ船4隻受注、28年までに竣工

 韓国造船最大手のHD現代は10日、大洋州船主からコンテナ船4隻を受注した。同グループのHD韓国造船海洋が同日証券取引所に告示した。発注者名や船型・仕様は明らかにしていないが、海外続き

2025年7月11日

コングスバーグ、シャトルタンカー9隻に統合システム

 コングスバーグ・マリタイムは4日、ギリシャ船主ツァコス向けにサムスン重工業が建造するシャトルタンカー9隻に、統合技術パッケージを供給すると発表した。  ダイナミック・ポジショニ続き

2025年7月11日

川重/NACKS、64型バルカー“UM KURE”竣工

 川崎重工業は8日、南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS)で6万4000重量トン型バルカー“UM KURE”(川重8102番船/NACKS473番船)を引き渡した。  省燃費型の続き

2025年7月11日

新来島サノヤス、64型バルカー“ARIES MIZUKI”竣工

 新来島サノヤス造船は6月27日、水島製造所で建造していた6万4000重量トン型バルカー“ARIES MIZUKI”(1405番船)を引き渡した。エネルギー効率設計指標(EEDI)続き

2025年7月11日

バブコック、アンモニア燃料供給装置を初受注

 英国エンジニアリング大手バブコック・インターナショナル・グループは3日、LGE事業部が舶用アンモニア燃料供給システム「ecoFGSS-FLEX」を初受注したと発表した。韓国のHD続き

2025年7月10日

日本の新造船受注、上期は平年並みの502万トン確保、ケープ高水準継続

 日本船舶輸出組合(輸組)が9日発表した今年1~6月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は計94隻・502万総トン(210万CGT)で、前年同期比32%減(総トンベース)だった。前続き

2025年7月10日

輸組統計、6月は136万トンで今年最多、ケープやVLCCなど大型船増加

 日本船舶輸出組合(輸組)が9日発表した今年6月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は前年同月比37%減の23隻・136万総トンだった。前年同月比マイナスとなったものの、目安となる続き

2025年7月10日

日本造船業の新造船受注残、2999万総トンに増加

 日本船舶輸出組合がまとめた2025年6月末時点の手持ち工事量は620隻・2999万総トン(1368万CGT)で、25年5月末と比べて14万総トン増加した。24年の輸出船の竣工量に続き

2025年7月10日

台湾フォルモサ、広船国際にMR型4隻発注へ、新造整備6年ぶり

 海外紙によると、台湾のフォルモサ・プラスチックスは、中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際にMR型プロダクト船4隻の新造発注を決めたようだ。発注した4隻は2028年に竣工予定とみ続き

2025年7月10日

阪大OCEANS講座、AIで造船高度化、産学の共同研究開始、「世界的な研究教育拠点に」

 大阪大学と今治造船、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)、日本海事協会(NK)、日本郵船グループのMTIが4月から、大阪大学大学院工学研究科に共同研究講座「先進海事システムデザイ続き

2025年7月10日

GSCがセミナー開催、バルカーのゼロエミ船投入時期を多角分析

 次世代環境船舶開発センター(GSC)は9日、都内の海運クラブで「造船 頑張ります!ゼロエミッション目指して」と題したセミナーを開催した。ゼロエミッション船の実現に向けた最新の取り続き

2025年7月10日

NACKS、64型バルカー2隻受注、星港YKバルカーズ向け

 川崎重工業の中国合弁造船所、南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS)は、シンガポールに本拠を置くYKバルカーズから6万4000重量トン型バルカー2隻を受注した。YKバルカーズが発表続き

2025年7月10日

中北製作所、25年5月期は純利益17億円

 中北製作所の2025年5月期連結決算は、売上高が238億円、営業利益が12億円、経常利益が15億円、純利益が17億円だった。同社は昨年12月20日に韓国のバルブメーカー、エースバ続き

2025年7月9日

《シリーズ》建造能力分析、LR1型プロダクト船、中国大手拡大、26年から20隻規模へ

 各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。今回はLR1型プロダクト船(パナマックス級)を取り上げる。  2020年以降続き

2025年7月9日

コロンボ造船、印マザゴン造船が新たな株主に、尾道造船の保有株売却で

 スリランカ造船所コロンボ・ドックヤードは7日、インド国営造船所マザゴン・ドック・シップビルダーズと戦略融資契約を結んだと発表した。尾道造船が保有株式51%の売却を決めた後、新たな続き

2025年7月9日

韓国でも休眠設備で新造船再開か、サムスンが成東でタンカー建造、現代は群山再稼働模索

 韓国造船大手が、かつて新造船建造に使われていた国内のドックでの新造船建造再開を模索している。サムスン重工業は、船体ブロック製造と修繕に転じたHSG成東造船のドックでのタンカー建造続き

2025年7月9日

サムスン重工、海洋生産設備の事前作業受注、契約金額6.4億ドル

 韓国のサムスン重工業は7日、アフリカ地域の船主から海洋生産設備の本契約前の事前作業を受注したと証券取引所に告示した。契約期間は今年の9月30日までで、契約金額は6億4000万ドル続き

2025年7月9日

バルチラ、アルファ・ガスと包括保守契約を締結

 バルチラは2日、ギリシャ船主アルファ・ガスと、LNG船2隻を対象とした5年間の包括的な運用・保守支援契約を結んだと発表した。各船にはバルチラ34DFエンジンが4基ずつ搭載されてお続き

2025年7月9日

韓国船社、トルコ造船にケーブル敷設船発注

 韓国のLSマリン・ソリューションは先月30日、トルコのテルサン・シップヤードに1万3000重量トン型のケーブル敷設船1隻を発注したと発表した。同船はアジア最大級のケーブル敷設船で続き

2025年7月8日

対米造船協力や国の造船支援構想、造船所の戦略との整合性が課題に

 米国造船業への協力と、国による日本造船業の再生構想が大きくクローズアップされているが、造船所には自社の戦略との整合性の中でどこまで踏み込めるかが課題になっている。韓国造船所の場合続き