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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年9月26日

大島造船所、トルコGSDから42型バルカー受注

 トルコ船主GSDグループは9日、大島造船所に4万2000重量トン型バルカー1隻を新造発注したと発表した。発注した42型バルカーは2028年に竣工予定。大島造船所はGSDと2023続き

2025年9月26日

中国造船所、一部が期近納期の受注継続、バルカーや小型コンテナ船で

 新造船市場では、中国造船所による期近な納期での新造船の受注が続いている。中型バルカーや小型コンテナ船では、中国の中堅以下の造船所による受注が表面化しているが、比較的期近な2027続き

2025年9月26日

恒力重工、82型バルカー6隻受注へ、独フォーゲマン向け

 海外紙によると、旧STX大連の跡地で新造船事業を急拡大している中国の恒力重工は、ドイツ船主H・フォーゲマンから8万2000重量トン型バルカー6隻の受注を決めたようだ。納期は202続き

2025年9月25日

《シリーズ》海事産業とAI、三井E&S、船体汚損管理で燃料・CO2減、新サービス「FALCONs」を展開

 三井E&Sは、船体汚損による推進性能への影響と、洗浄による改善を定量的に把握・予測できるサービス「FALCONs(ファルコン サービス)」を展開している。船体やプロペラの続き

2025年9月25日

《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、ダイハツインフィニアースアジアパシフィック、東南アの発展とともに半世紀

 ダイハツインフィニアースアジアパシフィック(旧ダイハツディーゼルアジアパシフィック)は、1975年6月1日にシンガポール駐在事務所として開設され、今年で50周年を迎えた。日本の舶続き

2025年9月25日

ロイヤル・カリビアン、マイヤーと10年間の船台確保契約、トゥルクで建造

 米国の大手クルーズ船社、ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)は23日、客船建造大手マイヤーグループのフィンランド造船所、マイヤー・トゥルクと2036年まで今後10年間にわたっ続き

2025年9月25日

トルコのカルパワー、米テキサスのAmFELS造船買収、シートリウムから

 発電船事業を展開するトルコのカルパワーシップが米国での造船事業に進出する。シンガポール造船大手シートリウムが22日、米テキサス州の造船子会社AmFELSを6500万シンガポールド続き

2025年9月25日

NKが新ガイド、コンテナ船の安全性・積載量向上へ、気象予報や横揺防止装置の基準規定

 日本海事協会(NK)は24日、荷崩れ防止などの安全性を確保しつつコンテナの積付けを最大化できるよう、コンテナ船に関するガイドラインを新たに3つ発行した。気象海象予報技術や、横揺れ続き

2025年9月25日

津市、中部空港航路の高速船を新造へ、2隻中1隻が故障、「早急に検討」

 三重県津市は、津なぎさまち(津市)―中部国際空港(愛知県常滑市)航路を運航する高速船の代替として新造船の建造検討を進める。同市が22日の定例記者会見で明らかにした。同航路は高速船続き

2025年9月25日

加デイビー、10億ドルで米国に砕氷船造船所整備

 カナダ造船所デイビーはこのほど、米国造船業への投資計画を発表した。10億ドル(1500億円)を投じてテキサス州に砕氷船建造工場を整備する。北極海警備船の1番船を26カ月で引き渡す続き

2025年9月25日

今治造船、1.4万TEU型“ONE STRENGTH”竣工

 今治造船は19日、丸亀事業本部で建造した1万3900TEU型コンテナ船“ONE STRENGTH”を引き渡した。  本船は、将来的なメタノールやアンモニアへの燃料転換、二酸化炭続き

2025年9月24日

《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、フルノ・シンガポール、圧倒的知見・現場経験が強み、在庫管理が現場対応の要

 FURUNO SINGAPORE PTE LTD(フルノ・シンガポール)は、1970年設立の現地代理店、RICO PTE LTD(リコ)が前身。長年にわたりシンガポール市場で古野続き

2025年9月24日

欧州修繕ドックの繁閑に変化、大西洋側繁忙、地政学によるトレード変化影響

 ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢悪化などに伴う船舶トレードの変化が、欧州地域の修繕ドックの繁閑に影響を及ぼしている。スエズ運河を航行する船舶が減少したことなどを受けて、トルコ続き

2025年9月24日

招商局グループ、メタノール燃料の大型自動車船竣工、世界初建造

 中国招商局集団(チャイナマーチャントグループ)傘下の中国招商局能源運輸は17日、同傘下の招商局工業グループで建造していたメタノール二元燃料推進の9300台積み自動車船“CM HO続き

2025年9月24日

中小型コンテナ船、中国造船所への新造発注加速、先週30隻規模表面化

 中小型コンテナ船が発注ブームの様相となっている。先週にかけて最大30隻規模の中小型コンテナ船の新造成約が表面化し、いずれも中国造船所が受注した。コンテナ船では、中国造船所への新造続き

2025年9月24日

大韓造船、スエズ型タンカー6隻受注、受注残2.5年分確保

 韓国中堅の大韓造船は22日、新規顧客を含む複数の船主から15万7000重量トン型スエズマックス・タンカー計6隻を受注したと発表した。船価は1隻当たり8600万ドル前後の水準となる続き

2025年9月24日

古野電気、セーリング大会を支援

 古野電気は18日、兵庫県西宮沖で8月23日と24日の2日間にわたり、第15回「海の甲子園」ユースセーリングカップと、2025西宮セーリングカップの2大会が開催されたと発表した。同続き

2025年9月22日

《連載》メタノール燃料⑥、常石造船、初のメタノール燃料バルカー竣工、開発のカギは最適配置

 常石造船が今年、メタノールと重油の二元燃料(デュアル・フューエル=DF)焚きバルカーの1番船を引き渡した。メタノール燃料のウルトラマックス・バルカーとしては世界初。限られたスペー続き

2025年9月22日

ナブテスコ、船速馬力制御装置の実船検証開始、日本郵船運航のVLCCで

 ナブテスコの舶用カンパニーは、新製品の船速馬力制御装置「TELEGRAPH AGENT(テレグラフ エージェント)」を、日本郵船が運航する30万重量トン型タンカー“TSUGARU続き

2025年9月19日

政府が造船業目標、35年に建造量1800万総トンに拡大、国内向けの供給力整備

 政府が検討中の日本造船業のロードマップで、新造船建造量を2035年に1800万総トンに引き上げる量的目標が盛り込まれる見通しだ。建造設備増強や業界連携、DXによる効率化、人材育成続き