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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年3月13日

総合重工の春闘、三井E&Sは組合要求上回る1.8万円回答、賃金改善は全社1.5万円満額

 造船や鉄鋼の労働組合からなる基幹労連の春季労使交渉では12日、三菱重工業など総合重工で回答が出た。労組の1万5000円の賃金改善要求に対し全社が満額回答で、三井E&Sは組続き

2025年3月13日

日本の新造船受注、2月は7割減の32万トンと低迷、ケープの契約は継続

 日本船舶輸出組合(輸組)が12日発表した今年2月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は前年同月比72%減(トン数ベース、以下同)の6隻・32万総トンだった。日本の造船所の線表確定続き

2025年3月13日

日本造船業の新造船受注残、2910万総トンに減少

 日本船舶輸出組合がまとめた2025年2月末時点の手持ち工事量は613隻・2910万総トン(1343万CGT)で、25年1月末と比べて28万総トン減少した。24年の輸出船の竣工量に続き

2025年3月13日

バングラデシュ国営船社、韓国造船所でコンテナ船6隻建造へ、3000TEU級船

 現地紙によると、バングラデッシュ国営船社バングラデシュ・シッピング・コーポレーション(BSC)はこのほど、2500~3000TEU級コンテナ船6隻を韓国造船所で建造することがバン続き

2025年3月13日

欧州舶用大手3社、全社が増収増益、24年通期決算、機器販売・サービスとも好調

 欧州舶用メーカー大手3社の2024年通期決算では、全社が増収増益を達成した。機器の販売、サービス事業ともに好調だった。受注高もサービス・機器両方で需要が堅調に推移し、各社とも前の続き

2025年3月13日

旭洋造船、7500㎥型LPG船“Gas Hope”竣工

 旭洋造船は7日、7500立方メートル型LPG船“Gas Hope”(S-576番船)を竣工した。発注船主はSTRAITS GUARDIAN S.A.  選択触媒還元脱硝装置(S続き

2025年3月13日

JMU、鶴見工場で掃海艦“のうみ”引き渡し

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は12日、横浜事業所鶴見工場で防衛省向け掃海艦“のうみ”の引渡式を行った。  “のうみ”は690排水トン型「あわじ」型掃海艦の4番艦で、海上続き

2025年3月12日

常石造船、人手不足時代に光る海外戦略、中国・セブの生産人員と設計者が強みに

 人手不足の問題を抱える造船業の中にあって、常石造船の海外戦略の価値が高まっている。進出先のフィリピンと中国は引き続き労働力が豊富で、生産人員の確保がスムーズ。さらに現地で設計技術続き

2025年3月12日

中国造船、STケミカル船の受注が急増、26~27年に建造も急拡大

 中国造船所によるステンレス製タンクを搭載したケミカル船の受注が拡大している。年初来相次いで受注が表面化していることに加えて、今年から中国造船所によるステンレス船の建造量が増加し、続き

2025年3月12日

サムスン重工、年内にFLNG2基の大型受注見込む、海洋の年間受注目標40億ドル

 韓国のサムスン重工業は10日、今年の年間受注目標として設定した98億ドルのうち、商船が58億ドル、海洋が40億ドルとしていることをIR資料の中で公表した。海洋の40億ドルは浮体式続き

2025年3月12日

健康経営優良法人に今年は造船8社、JMUや新来島どっくら認定

 日本健康会議が10日、優良な健康経営を実践している企業「健康経営優良法人」を発表した。主要造船所では、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)や新来島どっく、多度津造船など8社が認定続き

2025年3月12日

WinGD、陸上試験でVCRのメタン削減効果を確認

 WinGDは7日、日本郵船のバルカー向けに搭載される、可変圧縮比機構「VCR(Variable Compression Ratio)」を装備したLNG焚きDF主機「X‑DF2.1続き

2025年3月12日

揚州金陵、STの26型ケミカル船2隻受注

 中国現地紙によると、中国の招商局集団(チャイナ・マーチャンツ)の傘下の揚州金陵船舶は、同国船社の蓉達航運集団からステンレス製タンクを搭載した2万5900重量トン型ケミカル船2隻を続き

2025年3月12日

HD現代尾浦、LR2型の契約変更、船価26%増額

 韓国のHD現代尾浦は10日、欧州船主から受注していたLR2型プロダクト船2隻の契約金額と納期を変更したと証券取引所に告示した。契約変更に伴って、2隻の契約総額は26%増額し、新た続き

2025年3月12日

MAN、OSV向けに「175D」を受注

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は10日、ポーランドのクリストSAシップヤードがDOF向けに建造するオフショア支援船(OSV)に、高速エンジン「MAN 12V175D」計続き

2025年3月11日

NK坂下会長、新燃料網構築に業界もコミット、海運ゼロエミの進捗を聞く

 2020年に日本海事産業が、国際海運の温室効果ガス(GHG)ゼロエミッションに向けたロードマップを共同で策定・公表してから、ちょうど5年が経過した。当時、プロジェクトをまとめたの続き

2025年3月11日

函館どつく、巡視船修復にグループ一丸で対応、14カ月の工事完工で感謝状

 函館どつくが一昨年から昨年秋にかけて、海上保安庁の巡視船“えちご”の修復工事を室蘭製作所で実施した。座礁による損傷の修復に14カ月を要する大規模工事となったが、佐世保重工など名村続き

2025年3月11日

NK、直接荷重解析用に水槽データ公開、コンテナ船や新燃料船の開発迅速化に寄与

 日本海事協会(NK)は10日、造船所などが大型コンテナ船や代替燃料船の新船型開発時に利用する船体強度評価手法「直接荷重解析」用に水槽試験データを公開したと発表した。データを設計者続き

2025年3月10日

新来島どっくグループ、初の内製FGSS搭載LNG燃料船竣工、川汽向け自動車船

 新来島どっくは2月27日、グループの新来島豊橋造船で建造していた川崎汽船向け約6900台積みLNG燃料自動車船“OCEANUS HIGHWAY”を引き渡し続き

2025年3月10日

中小型造工、国内洋上風力用の作業船設計、日本製機器搭載し国内建造促す

 日本中小型造船工業会は7日、日本の洋上風力発電向けに最適な、日本製舶用製品を搭載した大型の作業員輸送船(CTV)とサービス・オペレーション・ベッセル(SOV)の概念設計を完了した続き