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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年4月15日

《連載》今治の中堅造船業と20年④、檜垣造船・檜垣宏彰社長、設備投資継続、柔軟な人材採用

 檜垣造船は、主力とする近海貨物船の大型化のニーズへの対応や生産性向上への取り組みのために、波方工場の新設や船台拡張をはじめ不況期も大型の設備投資を継続してきた。近年も波方南工場を続き

2025年4月15日

輸組、造船9社とノルシップ出展、CCSセミナー開催、邦船大手3社ら討論

 日本船舶輸出組合(輸組)は、6月3日からノルウェー・オスロで開催される国際海事展「ノルシッピング2025」に日本財団の助成を得て、日本造船工業会(造工)の協力のもと参加する。日本続き

2025年4月15日

日舶工、人材確保へ舶用ブランディング展開、今年度のアクションプランを策定

 日本舶用工業会(日舶工)は2025年度の活動方針を盛り込んだ「日舶工アクションプラン2025」を策定した。グローバル展開では海外市場・オフショア市場開拓の検討などに取り組む。技術続き

2025年4月15日

フィンカンチェリ、30~31年納期で客船2隻受注、アイーダ向け初建造

 イタリアの客船建造大手フィンカンチェリは7日、クルーズ客船大手カーニバル・コーポレーションからクルーズ客船2隻を受注したと発表した。2隻はアイーダ・クルーズ向けで、2030年初頭続き

2025年4月15日

フライアビリティ、NKの革新技術認証を取得、超音波厚さ測定機器搭載のドローンで

 スイスのフライアビリティ(Flyability)が開発した、超音波板厚計測機器搭載の検査ドローン「Elios 3 UTペイロード」が、革新技術を対象とした日本海事協会(NK)の認続き

2025年4月15日

今治造船、技能実習認定取消で再発防止策

 今治造船は14日、先月に受けた技能実習計画の認定取消についての理由や影響、再発防止策を発表した。認定取消理由となったクレーンの点検について、グループ全工場で点検の不実施を検知可能続き

2025年4月14日

《連載》米中造船摩擦③、「米国につくか、中国につくか」、選択迫られる日韓欧、距離見定めた運営必要に

 最近、韓国で話題になった写真がある。そこに写っているのは、50歳代の若きドナルド・トランプ氏が息子と連れ立って工場内を歩く姿。場所は、韓国巨済市の大宇造船海洋(現ハンファオーシャ続き

2025年4月14日

三菱造船、船上CCSシステムでAiP、製品化へ開発加速

 三菱造船は10日、船舶から排出される二酸化炭素(CO2)を船上で回収・貯蔵する船上CO2回収システム(船上CCS)について、日本海事協会(NK)から基本設計承認(AiP)を取得し続き

2025年4月14日

JMU、気象庁向け海洋気象観測船受注、“啓風丸”代替船、29年竣工

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は、気象庁から海洋気象観測船1隻を受注した。気象庁が11日付の官報で開示した。落札金額は116億500万円。入札公告によると、観測船“啓風丸”続き

2025年4月14日

古野電気の24年度は純利益84%増、期末増配

 古野電気が9日に発表した2025年2月期連結決算は、純利益が前の期比84%増の115億円だった。期末配当は前回予想から1株当たり20円増配の75円とする方針で、中間配当と合わせた続き

2025年4月11日

国内造船所、29年船台も需給に逼迫感、資機材調達リードタイムも長期化

 国内造船所の船台需給の逼迫に拍車がかかっている。バルカーを主力製品とする日本の主要造船所では、昨年の発注ブームにより28年納期の線表確定にめどをつけ、29年納期を対象とした新規の続き

2025年4月11日

《連載》今治の中堅造船業と20年③、伯方造船・木元裕行社長、内航・近海船できめ細かくニーズ対応

 内航タンカーや近海ケミカル船などを主力とする伯方造船。友好顧客向けを中心にニーズをきめ細かく取り入れながら使い勝手のよい船を造り上げてきたのが強みで、省エネ船型の新型タンカーの開続き

2025年4月11日

《連載》米中造船摩擦②、国際社会が再考促す米国入港料案、中国まで「米中造船融和」を強調

 米国トランプ大統領は9日、米国造船業再建に関する大統領令に署名した。この中で、米国通商代表部(USTR)に対しも中国船への対抗措置の実施を求めた。一方、USTRでは先日の公聴会で続き

2025年4月11日

WinGDのシュナイターCEO、アンモニア転換可のLPG機関開発へ、「VLGC建造に柔軟性」

 舶用2ストロークエンジン大手ライセンサー、WinGDのドミニク・シュナイターCEOは本紙インタビューに応え、メタノール二元燃料エンジンとアンモニア二元燃料エンジンの開発に続いて、続き

2025年4月11日

仏オーシャンウィングス、高効率の硬翼帆、初号機は35%省エネ効果、年末に常石造船で搭載へ

 硬翼帆式の風力補助推進装置を手掛ける仏のオーシャンウィングス社のエマニュエル・シャリットCEOが来日し、10日に都内で記者会見した。シャリットCEOは同社の装置が、実海域で最も出続き

2025年4月11日

WinGD、X-DF-Aの累計受注は30台に、アンモニア機関の試験結果など紹介

 WinGDは9日、開発中のアンモニア燃料焚き主機関「X-DF-A」に関するウェビナーを開催した。累計受注が30台に到達したことを紹介したほか、アンモニア燃料を用いた最新のテスト結続き

2025年4月11日

大島造船所、アルムナイ専用サイト開設

 大島造船所は10日、退職した元社員(アルムナイ)向けの専用サイトを立ち上げた。退職者協働のプラットフォームとし、これまでの関係性を活かして元社員との協働や、中途採用などを進める。続き

2025年4月11日

バルチラ、ヴァーサの技術センター拡張へ5000万ユーロ投資

 バルチラは8日、総額5000万ユーロを投じ、フィンランド・ヴァーサにある「サステナブル・テクノロジー・ハブ(STH)」を拡張すると発表した。この投資により、R&D試験能力と設備を続き

2025年4月10日

《連載》米中造船摩擦①、着地点見えぬ安全保障の対立、米国が10年で気づいた中国造船脅威

 米国トランプ政権発足以来、次々と打ち出される政策が、世界の海事産業に動揺をもたらしている。その1つが中国造船業との摩擦だ。中国建造船に対する入港料措置とともに、自国造船業の復興を続き

2025年4月10日

ドライドックス・アントロビッチCEOに聞く、「技術、持続可能性、革新通じて成長促進」

 ドバイを拠点とし、海事、オフショア、再生可能エネルギー産業向けの大手サービスプロバイダーであるドライドックス・ワールドのラド・アントロビッチCEOがこのほど本紙インタビューに応え続き