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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年1月21日

《連載》海事都市今治の20年、新来島どっく・森克司社長、同業連携が産業集積の強さに無料

 今治市のこの20年間の変化について、新来島どっくの森克司社長は「同業他社同士が本当の意味で助け合える体制ができた」とし、不況克服や人材面での協力などを経て地域内の造船所同士や舶用続き

2025年1月21日

常石造船、中国舟山工場の建造累計300隻に、07年の初建造から

 常石造船グループの中国造船所、常石集団(舟山)造船がこのほど、累計300隻目となる新造船を引き渡した。2007年に1番船を引き渡して以来、船種を多角化しながら実績を伸ばしてきた。続き

2025年1月21日

三菱造船とTPFC社、運航支援端末を内航船にリース、初期費用低減で導入しやすく

 三菱造船は20日、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス(TPFC)と、内航船向けタブレット端末型運航支援システム「ナビン」(写真)のリース販売を開始すると発表した。リース契続き

2025年1月21日

VLGC新造発注、今年も高水準のブーム継続か、昨年は60隻超で過去最高

 大型LPG船(VLGC)が発注ブームの様相となっている。本紙集計によると、昨年1年間に表面化した大型アンモニア運搬船(VLAC)を含めたVLGCの新造発注は63隻となり、過去最高続き

2025年1月21日

サムスン重工、LNG船1隻受注、今年初成約、昨年受注実績36隻・73億ドル

 韓国のサムスン重工業は20日、大洋州地域の船主からLNG船1隻を受注したと証券取引所に告示した。サムスン重工として今年初の新造成約となる。昨年の年間受注実績は36隻・73億ドルで続き

2025年1月21日

近畿舶用工業会、賀詞交歓会を開催

 近畿舶用工業会は15日、大阪市内で新年賀詞交歓会を開催した。年頭あいさつに立った久貝泰洋会長(キムラ海陸通商社長)は、「どこの舶用工業会もさまざまな要因で会員減少が続いているなか続き

2025年1月20日

<米トランプ政権発足>造船協力に意欲、海外建造も示唆か

 大統領選での当選以降、トランプ氏からは造船業に関する発言も相次いでいる。中国に対する安全保障の観点から自国造船業の再興を図ったバイデン政権の政策方針は、トランプ政権でも維持・強化続き

2025年1月20日

米国通商部が調査報告、中国造船業の不公正貿易を認定、対抗措置は今後検討

 米国通商代表部(USTR)は16日、中国の海運・造船・物流業に対する政府補助金などに関する調査結果を発表、中国の造船市場支配などが不公正な貿易慣行にあたるとし、米国通商法301条続き

2025年1月20日

中国造船業の新造船受注、24年は1.1億重量トンで過去最高、受注残4.3年

 中国の工業・情報化部(工信部)が16日発表した中国造船所の2024年の年間新造船実績の速報値は、受注量が前の期比59%増の1億1305万重量トンだった。年間受注量としては過去最高続き

2025年1月20日

舜天造船、中国再稼働ヤードの受注続く、63型バルカー2隻成約

 中国の再稼働ヤードの受注が続いている。中国現地紙によると、昨年に工場を再稼働した舜天造船は、同国リース会社の浙江浙商融資租賃から6万3500重量トン型バルカー2隻を受注したようだ続き

2025年1月20日

カナデビア、東京ドームシティホールの命名権契約

 カナデビアと東京ドームは16日、東京ドームシティミーツポート内の多目的ホール「TOKYO DOME CITY HALL(東京ドームシティホール)」について、ネーミングライツ(施設続き

2025年1月17日

《シリーズ》次世代船のメーカー対応、中北製作所、液化水素用バタフライバルブで先行、極低温技術と真空技術を深化しバルブを開発

 流体制御装置の総合メーカーである中北製作所は、液化水素用バタフライバルブの開発で先行し、実液で検証済みの製品を市場投入している。また、アンモニア燃料や液化二酸化炭素(LCO2)な続き

2025年1月17日

《シリーズ》建造能力分析、VLCC、26年から年30隻超に回復、大幅増は想定できず

 各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。今回はVLCCを取り上げる。  2020年以降の過去5年にVLCCの建造実績続き

2025年1月17日

内海造船、新開発の40型バルカー1番船進水、ハンディ型バルカー建造再開

 内海造船は15日、因島工場で建造中の4万重量トン型バルカー“SEASTAR MERLIN”を進水した。内海造船が開発した最新の40型バルカーの1番船で、竣工ベースで約8年ぶりに建続き

2025年1月17日

<阪神・淡路大震災30年>造船所の早期復旧をもたらした協力、工場間連携が事業継続のカギ

 30年前の阪神・淡路大震災では、神戸市内に位置する造船所が甚大な被害を受けた。三菱重工業神戸造船所と川崎重工神戸工場は船台などの建造設備が大きく損傷し、建造中の船舶も被災した。そ続き

2025年1月17日

バルチラ、既存PCTC3隻に省エネ装置

 バルチラは15日、スイスに拠点を置くサラウムラインズが所有する自動車専用船(PCTC)3隻に、プレスワールステーター「EnergoFlow」と固定ピッチプロペラ(FPP)を供給す続き

2025年1月17日

コングスバーグ、海事事業を統合へ

 コングスバーグはこのほど、コングスバーグ・デジタルに属する海事関連事業を、2025年第1四半期からコングスバーグ・マリタイムに統合すると発表した。これにより、業界の脱炭素化とデジ続き

2025年1月17日

HD韓国造船海洋、水素船用真空断熱技術でAiP取得

 韓国HD現代グループの造船持株会社、HD韓国造船海洋は14日、液化水素タンクの真空断熱技術について、4船級協会から設計基本承認(AiP)を取得したと発表した。  ロイド船級(L続き

2025年1月17日

中船澄西船舶修造、カムサ2隻受注

 中国現地紙によると、中国船舶集団(CSSC)グループの中船澄西船舶修造は、同国船社の河北信洋航運から8万2600重量トン型バルカー2隻を受注したようだ。納期は2028年後半とみら続き

2025年1月16日

新造船市場、一部の造船所は為替戦略も模索、円安長期化で見方さまざま

 為替相場が1ドル=140~150円台の円安水準が2023年後半以降続く中、新造船市場では造船所が為替戦略を模索する動きも一部ではある。一定以上の円安相場で総じて安定的に推移してい続き