2024年12月25日
内航海運では、今年4月からスタートしたトラックドライバーの残業規制強化に伴う物流の2024年問題を受け、モーダルシフトの一翼を担うフェリーへの乗船が増加した1年となった。内航貨物…続き
2024年12月24日
国際コンテナ戦略港湾政策が新たなフェーズに入った。今年は、国土交通省の「新しい国際コンテナ戦略港湾政策の進め方検討委員会」で、2024年度からおおむね5年間で取り組むべき施策の方…続き
2024年12月23日
国際海運の温室効果ガス(GHG)ゼロ目標への動きが今年も大きなテーマだった。コンテナ船や自動車船は新燃料船の比率が着実に増えるなど、新造投資や技術開発、費用負担の整理などで昨年よ…続き
2024年12月20日
今年の新造船マーケットは、全ての船種・船型で新造発注が活発化した。年間1億総トンを超える記録的な発注ブームの様相となり、ガス船は過去最高規模の発注量となった。市場を席巻したのが中…続き
2024年12月19日
円安による業績回復や新造受注拡大で、一息ついた日本造船所。人手不足の中で、今後の新燃料などの次世代船や、新造需要拡大にどう対応するかが最大のテーマだが、造船所間連携や設備投資など…続き
2024年12月18日
造船業では、中国造船業の存在感が一段と増した1年だった。中国の建造量が世界の50%を超え、なお工場建設計画も相次ぐ。リーマン・ショック前を思わせる急拡大が続く。他国造船業は巨大な…続き
2024年12月17日
国内船主は今年も投資先の確保に苦しんだ。船価が高騰し、納期も先物になり、船台不足の時代となり、環境対応も含めて新造発注の難易度は上がるばかりだ。船台不足を打開しようと中国発注に踏…続き
2024年12月16日
近年、LNG船は事業環境の変化が著しい船種の1つだった。2022年のロシアによるウクライナ侵攻でLNG需要が欧州で急増し、それ以来活況を呈してきたマーケットだが、今年から軟調な時…続き
2024年12月13日
2024年のコンテナ船マーケットは、当初予想されていた供給過剰から一転、紅海情勢の悪化に伴う航路迂回により需給がひっ迫し、運賃が高騰した。コンテナ船社の決算もコロナ期には届かない…続き
2024年12月12日
2024年のタンカー市況は下半期の軟化が目立ったものの、総じて堅調だった。昨年から進み出した新造船の発注が今年は大きく加速。国内でも初のメタノール焚きVLCCが発注された。また、…続き
2024年12月11日
2024年のドライバルク市況は堅調な荷動きに加え、パナマ運河の渇水や紅海情勢の悪化によるトンマイルの伸長がプラスに働き、ケープサイズの主要航路平均スポット用船料は1~11月の各月…続き
2024年12月10日
2024年の海運業界は、イエメンの武装組織フーシ派による紅海での一般商船への攻撃を受けて多く船舶が同海域の通航を停止するという異常事態に直面した。アジア—欧州ルートの…続き
2024年12月4日
造船業の業績が本格的に回復基調に入った。船価上昇に加えてドルに対する通貨安で、ようやく苦しい時期を抜け出す。これと同時に、新規船の建造プロジェクトも本格化しており、将来への布石が…続き
2024年12月3日
来年2月のコンテナ船社アライアンスの再編に向けて、準備が加速する。来期の長期契約交渉が今後、本格化していく中、新たなサービス体制の強みを訴え、顧客の取り込みを図る。日本港湾では2…続き
2024年12月2日
邦船大手が2024年度第2四半期決算と合わせて発表した通期経常利益予想で、3社予想の合計が1兆150億円と前回予想から計350億円上振れした。為替の円高進行などのマイナス要素をコ…続き
2024年11月8日
新造船市場では、各国造船所の線表確定が進んでいる。日本、韓国、中国の主要造船国では、新規商談の主戦場は4~5年先物になりつつあり、最長で2029~31年納期の新造船受注が一部顕在…続き
2024年11月7日
国内の造船所が、工場の立地する地域との結びつきを改めて強めている。工場見学会などのイベントを積極化して一般への認知度向上を図るほか、自治体と連携してインフラ整備などの町づくりにも…続き
2024年11月6日
主要コンテナ船社の7〜9月期決算が好調だ。コンテナ輸送量の増加や、前年同期と比較して高い運賃水準を背景に、大幅な増収増益となっている。通年の決算予想も上方修正する動きが相次いでい…続き
2024年11月5日
ケープサイズ・バルカー市況の先行きに強気の見方が増えている。海運バブル期に大量建造されたケープの老齢化が進む中、船台不足、船価高騰などで新造船の発注が進まず、船腹不足が予想される…続き
2024年11月1日
CCS(CO2回収・貯留)ビジネスへの注目度が一段と高まっている。10月に開催されたCCUSワールドをはじめ、CCS関連のイベントが今秋は複数開催され、いずれも盛況のうちに幕を閉…続き