2024年12月11日
2024年のドライバルク市況は堅調な荷動きに加え、パナマ運河の渇水や紅海情勢の悪化によるトンマイルの伸長がプラスに働き、ケープサイズの主要航路平均スポット用船料は1~11月の各月…続き
2024年12月10日
2024年の海運業界は、イエメンの武装組織フーシ派による紅海での一般商船への攻撃を受けて多く船舶が同海域の通航を停止するという異常事態に直面した。アジア—欧州ルートの…続き
2024年12月4日
造船業の業績が本格的に回復基調に入った。船価上昇に加えてドルに対する通貨安で、ようやく苦しい時期を抜け出す。これと同時に、新規船の建造プロジェクトも本格化しており、将来への布石が…続き
2024年12月3日
来年2月のコンテナ船社アライアンスの再編に向けて、準備が加速する。来期の長期契約交渉が今後、本格化していく中、新たなサービス体制の強みを訴え、顧客の取り込みを図る。日本港湾では2…続き
2024年12月2日
邦船大手が2024年度第2四半期決算と合わせて発表した通期経常利益予想で、3社予想の合計が1兆150億円と前回予想から計350億円上振れした。為替の円高進行などのマイナス要素をコ…続き
2024年11月8日
新造船市場では、各国造船所の線表確定が進んでいる。日本、韓国、中国の主要造船国では、新規商談の主戦場は4~5年先物になりつつあり、最長で2029~31年納期の新造船受注が一部顕在…続き
2024年11月7日
国内の造船所が、工場の立地する地域との結びつきを改めて強めている。工場見学会などのイベントを積極化して一般への認知度向上を図るほか、自治体と連携してインフラ整備などの町づくりにも…続き
2024年11月6日
主要コンテナ船社の7〜9月期決算が好調だ。コンテナ輸送量の増加や、前年同期と比較して高い運賃水準を背景に、大幅な増収増益となっている。通年の決算予想も上方修正する動きが相次いでい…続き
2024年11月5日
ケープサイズ・バルカー市況の先行きに強気の見方が増えている。海運バブル期に大量建造されたケープの老齢化が進む中、船台不足、船価高騰などで新造船の発注が進まず、船腹不足が予想される…続き
2024年11月1日
CCS(CO2回収・貯留)ビジネスへの注目度が一段と高まっている。10月に開催されたCCUSワールドをはじめ、CCS関連のイベントが今秋は複数開催され、いずれも盛況のうちに幕を閉…続き
2024年10月7日
新造船市場は、年初来の新造発注がほぼ全ての船種で高水準となる2000年代半ばの造船ブーム期以来の展開となっている。特に大型船はメガコンテナ船とLNG船に加えて、ケープサイズ・バル…続き
2024年10月4日
邦船大手3社と、三菱造船、今治造船、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)、日本シップヤード(NSY)が、液化二酸化炭素(LCO2)船の共同検討で合意した。国内の海運・造船の連携…続き
2024年10月3日
来年2月からコンテナ船社のアライアンスが再編されるが、先月は各グループの新たなサービス体制の発表が相次いだ。日本においても来期の長期契約交渉に向けて、新体制の利点を強調し、営業を…続き
2024年10月2日
ケミカル船の運賃マーケットは「歴史的高値」と呼ばれる状況が今年も続いている。その中でプールの新設やケミカル船社のM&A(合併・買収)の動きもじわじわと続いている。好調な市況に死角…続き
2024年10月1日
風の力を活用して船の推進力の一部とする風力推進装置をめぐる動きが国内外で活発化している。今年6月末までに風力推進装置を搭載した400重量トン以上の商船は44~45隻。2年前の20…続き
2024年9月6日
新造船市場ではロット発注が相次いでいる。バルカー最大120隻の新造整備計画を打ち出す中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)グループが8月末に中型バルカー42隻をロットで…続き
2024年9月5日
中国造船業で、新工場の建設計画が次々と表面化している。新造船の増産に向けて、休眠設備を再稼働させる動きから、次のステージへと進み、リーマン・ショック前の造船ブームを思わせる雰囲気…続き
2024年9月4日
北米東岸港湾の労使交渉が停滞している。現行労働協約は9月末を期限としており、残り1カ月を切った。仮に妥結に至らなければ、10月以降に東岸全域で港湾ストライキが発生する可能性が高ま…続き
2024年9月3日
7月の日本郵船によるENEOSオーシャンの原油船を除く事業の取得発表に続き、VLGC(大型LPG船)船社の大きなM&A(企業の合併・買収)が明らかになった。VLGC最大手BW・L…続き
2024年9月2日
邦船大手3社が2025年3月期業績予想を上方修正し、通期経常利益予想が計9800億円と前回発表から計3650億円上振れした。全社が22年3月期と23年3月期に次ぐ過去3番目に高い…続き