2022年12月5日
国内造船は2024年納期の船台を完売し、2025年納期の商談を進めている。25年納期の線表確定状況は造船所によって濃淡があるが、2年~3年弱の手持ち工事を確保している。LNG船で…続き
2022年12月2日
コンテナ市況の急落が続いている。東西主要航路では、運賃水準がほぼコロナ禍前の水準にまで下落。船社側は船腹削減を進めているが、急激な変化のスピードが上回っている状況だ。また労使問題…続き
2022年12月1日
一般海域を対象とした洋上風力発電事業者の第二弾公募が年内を目途に開始される。秋田、新潟、長崎の計4海域が対象となる。昨年12月に事業者が選定された第一弾公募(通称、第1ラウンド)…続き
2022年11月11日
新造船市場では、バルカーやコンテナ船などの多くの船種で様子見の傾向が強まる一方で、LNG船では揚子江船業と招商局工業の新規参入など大きな動きがみられている。欧州船主が技術力の求め…続き
2022年11月10日
1ドル=150円台の記録的な円安が到来したが、日本の造船所では過去の円安時ほどには、まだ目立った効果が表れていない。業績面では、鋼材価格高騰による苦境が円安で若干緩和されるとの期…続き
2022年11月9日
長らく高騰が続いたコンテナ市況が急速に正常化に向かいつつある。大手船社の業績はなお高水準だが、足元では運賃市況が急落しており、今後影響が顕在化しそうだ。また国内では日本海側内航フ…続き
2022年11月8日
ドライバルク市況は繁忙期の秋季に入った後も下落基調で推移している。コロナに起因した船隊稼働率の低下やコンテナ船からの貨物流入といった特殊要因が剥落したことが主因だが、インフレやエ…続き
2022年11月7日
中東/中国航路のVLCC市況は9月に急騰した勢いを大きく崩すことなく10月も好調に推移した。ワールドスケール(WS)の今年最高値を更新。米国出しの荷動きの活発化が各エリアの船主心…続き
2022年10月14日
新造船市場では、船種によって状況が異なっている。バルカーは秋口に入っても発注が停滞している一方で、タンカーは引き合いが徐々に増えつつあり、今後への期待も高まりつつある。新造船価も…続き
2022年10月13日
舶用大型エンジン業界が再編に動いた。三井E&SホールディングスがIHI原動機の大型舶用エンジン事業を取得。日立造船は舶用エンジン事業を分社し、今治造船から35%の出資を受け入れる…続き
2022年10月12日
先月、米国では大手鉄道会社の労組によるスト懸念が急激に高まり、サプライチェーン関係者に強い緊張感をもたらした。最終的にストは回避されたが、一方で懸案の西岸労使交渉は依然続いており…続き
2022年10月11日
国土交通省と日本船主協会は2023年度税制改正要望で、今年度末に期限を迎える船舶特別償却制度の拡充と2年間の延長、トン数標準税制と買換特例(圧縮記帳制度)の現行措置のそれぞれ5年…続き
2022年10月7日
中古船への関心が高まっている。新造船への投資が難しい中、新たな投資先として、あるいは償却資産としての選択肢になっているからだ。最近ではスクラップ価値の増大、環境対策としての観点か…続き
2022年9月13日
新造船市場では、世界的に2024年納期の船台が希少になっている。日本や中国の主要造船所では今年前半に既に24年船台を完売していたほか、バルカー以外の外航船を建造する日本の中小造船…続き
2022年9月12日
今治造船と大島造船所は記者会見の中で、そろって鋼材価格に船価を連動させる「エスカレーション条項」の導入可能性に言及した。造船所にとって鋼材高が大きな事業運営上のネックとなっている…続き
2022年9月9日
コロナ禍で好調な業績が続いてきたコンテナ船マーケットにも、変化の兆しが現れている。スポット運賃は急速に下落しつつあり、一部の船社では直近の第2四半期の業績が第1四半期(1~3月)…続き
2022年9月8日
海運ブーム期以来の好況を謳歌していたドライバルク市況が全面安の展開となっている。ケープサイズ主要航路平均用船料は2020年のコロナ・ショック直後以来の2000ドル台に暴落。ハンデ…続き
2022年9月7日
風力発電の国際展示会として、第2回WIND EXPO[秋]~[国際]風力発電展(主催=RX Japan)が8月31日から9月2日にかけて幕張メッセで開催された。今回も洋上風力発電…続き
2022年8月16日
新造船市場では、バルカーの新規商談は船価高から総じて様子見となっている。その一方で、発注低迷が続いていたタンカーやプロダクト船は引き合いや問い合わせが増えており、MR型プロダクト…続き
2022年8月15日
LNG船を中心に新造船発注が活発に進む中、造船需要を有望視して休眠工場を再開したり買収する動きがじわりと増えてきた。一方で課題になっているのが人手不足。各国ともコロナ禍で造船業を…続き