2024年8月7日
新造船市場では、全船種で総じて引き合いが活発で、発注も増加傾向にある。今年1~6月の受注統計も記録的な水準となっており、中国造船所は過去最高を更新する可能性も大きい。4年以上先物…続き
2024年8月6日
「船舶産業の変革実現のための検討会」の最終報告書では、2030年に日本造船業として「次世代船舶」の受注で世界トップシェアとする目標が掲げられた。デジタル化が対策の軸となる一方造船…続き
2024年8月5日
コンテナ船市況が調整局面に入りつつある。東西基幹航路を中心に7月以降、臨時便や新規航路の開設が相次ぎ、供給量が増えている。春以降、スポット運賃が右肩上がりで上昇してきたが、直近数…続き
2024年8月2日
今春以降、浮体式洋上風力の機運が高まっている。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション(GI)基金事業で浮体式実証が決定したほか、浮体式洋上風力の技術…続き
2024年8月1日
国内外の不定期船社による事業取得、M&A(企業の合併・買収)の動きが一段と目立ってきた。先月は、日本郵船によるENEOSオーシャンの原油船を除く事業の取得が明らかになったほか、海…続き
2024年7月5日
新造船市場では、中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)グループが最大120隻規模の中大型バルカーの大量発注計画を打ち出した。2028年以降の納期が対象で、4年以上先の船…続き
2024年7月4日
円安が進行し、日本造船所の業績改善期待が高まる一方、円安によるコストアップも想定よりも大きく、為替変動による造船所の収益への影響が以前と変化していることも明らかになってきた。韓国…続き
2024年7月3日
コンテナ船市況の高騰が続く中、新たな懸念事項が浮上している。今年9月に現行労働協約が期限を迎える北米東岸港湾において、労使交渉が6月中旬から停止されたほか、欧州港湾においてもフラ…続き
2024年7月2日
トヨタ自動車グループの海運・物流会社のトヨフジ海運(愛知県東海市、武市栄司社長)が、外航船と内航船で代替燃料船の新造整備を進めている。東南アジア航路に投入する3000台積み型をL…続き
2024年7月1日
アジア域内を航行する近海船(1万重量トン級の在来貨物船)の日本出し東南アジア向け往航スポット用船料が、4月以降上向き始めた。背景にあるのは中国での鋼材を中心とした輸出需要の増加で…続き
2024年6月7日
新造船市場は発注が停滞していたコンテナ船でも発注増加の兆しがみられるなど、主要船種/船型のほぼ全ての新造発注が高水準となっている。三井E&S造船らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造…続き
2024年6月6日
国内造船業では名村造船所と内海造船が最高益を記録した。常石造船グループは、三井造船昭島研究所を取得してグループ内に研究機能を取り込んだ。大島造船所は長崎県と人材確保に向けた連携を…続き
2024年6月5日
コンテナ市況が急騰している。4月ごろからコンテナ荷動きが急激に増加する一方で、紅海情勢の悪化に伴う迂回や港湾混雑により、供給制限が深刻化。需給が逼迫し、運賃が週を追うごとに上昇し…続き
2024年6月4日
堅調な市況が続くタンカー分野。VLCCの中東/中国航路では今年以降、日建て用船料換算で3万〜5万ドル程度と、損益分岐点を上回る推移が続いている。堅調な輸送需要や新造船供給量が少な…続き
2024年6月3日
4月から5月にかけて国内で、海運会社がかかわる洋上風力発電分野の人材訓練施設が相次いで完成や稼働に至った。1つが、日本郵船が日本海洋事業と共同で運営する秋田県男鹿市の「風と海の学校…続き
2024年5月13日
新造船市場では、今年も発注が活発化しており、各種統計では中国造船所を軸に発注ブームの前年水準を上回る展開となっている。各国の主要造船所とも約3~4年先までの船台が埋まる中、比較的…続き
2024年5月13日
新造船市場では、今年も発注が活発化しており、各種統計では中国造船所を軸に発注ブームの前年水準を上回る展開となっている。各国の主要造船所とも約3~4年先までの船台が埋まる中、比較的…続き
2024年5月10日
2年ぶりの国際海事展「Sea Japan」は活況に沸いた。新燃料関連やデータ・デジタル関連の新技術・製品が多数紹介され、「技術見本市」としての位置づけがより強まったほか、港湾やオ…続き
2024年5月9日
主要コンテナ船社が2030年を目指した中長期戦略を相次ぎ策定している。グローバルでの事業優位性を確保するため、トップグループ入りに向けて規模拡大を追求する動きが目立つ。また、環境…続き
2024年5月8日
商船三井は4月15日、モジュール船(フラットデッキ型特殊重量物運搬船)を中国の泰州三福重工集団に発注し、同船を対象にグループの商船三井ドライバルクがJFEエンジニアリングと洋上風力…続き