記者座談会

2026年4月3日

記者座談会/造船この1カ月、中東情勢で供給リスク再認識、日本造船のLNG船再開や修繕強化テーマに

中東情勢の緊迫化を背景に、造船業ではナフサ不足など資材供給の不安が生産現場へ波及する兆しが強まる。サプライチェーンの再構築や経済安全保障を軸に、EUも含め各国が造船・海事産業政策を続き

2026年4月2日

記者座談会/海運この1カ月<下>、コンテナ船、中東情勢悪化で市況に影響、追加コストの転嫁進む

中東情勢の悪化に伴うコンテナ船市況への影響が懸念されている。ホルムズ海峡の通航が難しくなることでペルシャ湾・ガルフ向けの海上輸送が難しくなり、陸上輸送を組み合わせた代替ルートの構築続き

2026年4月1日

記者座談会/海運この1カ月<上>、ホルムズ海峡が実質封鎖、影響多方面に、日本関係船45隻が湾内滞留、市況急騰

2月28日の米国・イスラエルによるイラン攻撃とその後の反撃は、海運のチョークポイントのリスクを顕在化させた。あらゆる船種に影響を及ぼしており、中でも原油船をはじめとするタンカー、L続き

2026年3月9日

記者座談会/造船この1カ月<下>、新造船価相場、一部船種で上昇、船台需給逼迫、LNG船も発注回復へ

新造船市場では、一部の船種の新造船価相場に上昇基調がみられる。昨年は米国の関税政策をはじめとした海運市況の変動や経済情勢の不透明感から船価相場の気配値の弱含みもみられたが、新造需要続き

2026年3月6日

記者座談会 造船この1カ月<上>、造船強化へ具体策が加速、連携・投資支援・米国協力が動く

日本の造船業強化に向けた具体案件が出始めている。共同船主会社など、水平・垂直の連携の枠組みが動き、設備投資も、個別プロジェクトと、次の投資支援の枠組みが見えてきた。さらに、米国との続き

2026年3月5日

記者座談会/海運この1カ月<下>、コンテナ船、ハパックロイドとZIMが合併へ、CMA-CGMは欧州直航便新設

コンテナ船社の大型M&A案件が浮上した。先月にハパックロイドがZIMと合併する方針が発表された。合併が実現すれば、運航規模は300万TEUを超え、世界5位の地位を固めることになる。続き

2026年3月4日

記者座談会/海運この1カ月<中>、ケープ市況に先高感、各社の収益拡大策に焦点

ドライバルクでは今年、特にケープサイズ・バルカー市況の先高観が強まっている。今年は需給両面で好材料がそろっているためで、ブラジル出しの鉄鉱石、ギニア出しの鉄鉱石・ボーキサイトの増加続き

2026年3月3日

記者座談会/海運この1カ月<上>、日本海運大手、船舶管理体制を再構築、海技者の最適配置、環境対応で

日本の海運大手で船舶管理体制の見直しが相次いでいる。川崎汽船は2月、船舶管理の中間持株会社を設置し、その傘下にインハウスの船舶管理会社を置くことを明らかにした。他社でも類似の動きが続き

2026年2月9日

記者座談会/造船この1カ月<下>、新造船市場、主戦場29~30年に、中国も線表確定、コスコ発注累計300隻

 新造船市場では、新規商談が3年以上先物となる2029年以降になっており、4年先となる2030年以降の納期での受注や内定も増えてきている。新造需要が旺盛なことに加えて、日本の造船所続き

2026年2月6日

記者座談会/造船この1カ月<上>、今治造船・JMU連合誕生、住重は最終船、業界構造の節目に

 2026年1月、今治造船がジャパンマリンユナイテッド(JMU)の株式取得を完了し、日本造船トップ2社がグループ化。長年の造船再編の1つの帰結を迎えた。一方、住友重機械は商船の最終続き

2026年2月5日

記者座談会/海運この1カ月<下>、コンテナ船、発注残増加、中長期の供給増懸念、港湾労働者不足も顕在化

 コンテナ船業界では、中長期的な船腹供給増加に伴う市況悪化が懸念される。発注残が積み上がっており、スエズ運河の通航再開などが加われば、供給過多に陥る可能性もある。他方で高齢船のスク続き

2026年2月4日

記者座談会/海運この1カ月<中>、VLCC市況、変動の激しい展開、制裁と需給構造の変化に注目集まる

原油船分野では、年始早々の米国によるベネズエラへの軍事行動をきっかけに、制裁や非正規輸送をめぐる動きが改めて意識された。短期的な影響は限られたものの、ベネズエラ産原油の行方やダーク続き

2026年2月3日

記者座談会/海運この1カ月<上>、海運業界、26年の事業環境、地政学リスク、米国政策などに注目

 2026年が幕を開けたが、米国のベネズエラ急襲、グリーンランド問題、イラン情勢など、世界の政治経済は今年も波乱含みの様相を呈している。そのような中で海運業界の事業環境に関わる今年続き

2025年12月24日

記者座談会/この1年【内航・フェリー】、RORO航路増便の流れ、船員養成は新6級利用が活発に

2025年の内航海運は、国内貨物輸送が全般的に停滞し貨物船・油送船、フェリーのいずれも輸送量が増加しなかった。その一方で、RORO船ではモーダルシフト需要が今後さらに高まることを見続き

2025年12月23日

記者座談会/この1年【国内港湾】、魅力ある港湾労働へ6年ぶりスト、国が港運の取引適正化で指針検討

港湾は人材確保に向けた動きが加速した1年だった。今年は2025港湾春闘で約6年ぶりに全港・全職種でストライキが実施され、賃上げや働き方の見直しが強く訴えられた。他方国の取り組みも進続き

2025年12月22日

記者座談会/この1年【脱炭素】、GHG規制採択延期で様子見強まる、50年ゼロ目標は動かず、足元の削減策は進展

国際海運の温室効果ガス(GHG)排出削減に向けた動きは、この1年も海事産業の最大テーマだった。国際海事機関(IMO)のGHG削減に向けた中期対策(ネット・ゼロ・フレームワーク=NZ続き

2025年12月19日

記者座談会/この1年【新造船市場】、新造発注が年間1億トン時代に、中国新興・再稼働が全船種で受注急拡大

今年の新造船マーケットは、コンテナ船全船型を中心に発注が進み、2年連続で年間1億総トンを超える記録的な発注ブームの様相となった。特に全船種で受注を急拡大したのが、期近納期を提示する続き

2025年12月18日

記者座談会この1年【国内造船所】、日本造船再生への第一歩、投資・連携・事業転換の覚悟

日本造船業にとって2025年は、大規模な政府支援の決定や、今治造船によるジャパンマリンユナイテッド(JMU)のグループ化をはじめ、一段と産業構造が変わった年だった。造船所同士の連携続き

2025年12月17日

記者座談会/この1年【造船業】、巨大化する中国造船業に対峙、日本は政府支援、韓国は戦略転換、米国も再生

2025年、米国トランプ政権の「造船再生」宣言から、世界の造船業は大きな転換期に突入した。日本は異例の規模の政府支援策が実現。韓国造船は戦略を大きく転換した。共通しているのは、巨大続き

2025年12月16日

記者座談会/この1年【船主・金融】、船台不足で中国発注も、SLB成約続く、無借金船が急増、資金調達はスイスフラン

今年も船台不足などを背景に国内船主の投資難が続き、一部船主は状況の打開に向けて中国建造に踏み切ったほか、条件が悪化したSLB(セール・アンド・リースバック)案件にも取り組んだ。資金続き