2025年3月5日
2025年のコンテナ船マーケットは、不確実性が高くなっている。米国では新政権への移行後、関税の引き上げに着手したほか、中国船社や中国建造船に対する米国港湾における巨額の入港料の課徴…続き
2025年3月4日
邦船大手3社の2024年4~12月期決算発表が2月5日に出そろい、2025年3月期通期経常利益予想を日本郵船が4800億円、商船三井が4100億円、川崎汽船が3000億円の計1兆1…続き
2025年3月3日
1月の米国によるロシアへの制裁措置に続き、2月はイランへの新たな制裁が発表された。これまで制裁違反の原油を多く輸入してきた中国・インドは度重なる制裁強化への懸念を強め、中東や大西洋…続き
2025年2月7日
今年の新造船市場は、メガコンテナ船のロット発注は一部あったものの、継続案件を除くとバルカーやガス船などの成約が総じて少なく、発注が回復した2021年以降では静かなスタートとなった…続き
2025年2月6日
国内造船所では新燃料船の建造に備えた大規模な設備投資計画がスタートした。政府の支援事業では、造船・舶用16社が1200億円規模の投資も決定。業績回復と受注拡大というタイミングを捉…続き
2025年2月5日
今月からコンテナ船社のアライアンスが再編された。コンテナ船の運航スケジュールの乱れが常態化する中、信頼性回復に向けて取り組んでいく。市況に関しては、ガザ停戦合意により、紅海の通航…続き
2025年2月4日
1月15日、中東パレスチナのガザ地区で戦闘を続けていたイスラエルとイスラム組織ハマスが段階的な停戦に合意した。これをきっかけにフーシ派による紅海での商船攻撃が停止され、スエズ運河…続き
2025年2月3日
2025年の年明け後のビッグイベントの1つは、米国トランプ政権発足だった。就任前から関税政策やエネルギー政策、さらには「パナマ運河を取り戻す」と発言するなど、世界を揺らしてきた。…続き
2024年12月25日
内航海運では、今年4月からスタートしたトラックドライバーの残業規制強化に伴う物流の2024年問題を受け、モーダルシフトの一翼を担うフェリーへの乗船が増加した1年となった。内航貨物…続き
2024年12月24日
国際コンテナ戦略港湾政策が新たなフェーズに入った。今年は、国土交通省の「新しい国際コンテナ戦略港湾政策の進め方検討委員会」で、2024年度からおおむね5年間で取り組むべき施策の方…続き
2024年12月23日
国際海運の温室効果ガス(GHG)ゼロ目標への動きが今年も大きなテーマだった。コンテナ船や自動車船は新燃料船の比率が着実に増えるなど、新造投資や技術開発、費用負担の整理などで昨年よ…続き
2024年12月20日
今年の新造船マーケットは、全ての船種・船型で新造発注が活発化した。年間1億総トンを超える記録的な発注ブームの様相となり、ガス船は過去最高規模の発注量となった。市場を席巻したのが中…続き
2024年12月19日
円安による業績回復や新造受注拡大で、一息ついた日本造船所。人手不足の中で、今後の新燃料などの次世代船や、新造需要拡大にどう対応するかが最大のテーマだが、造船所間連携や設備投資など…続き
2024年12月18日
造船業では、中国造船業の存在感が一段と増した1年だった。中国の建造量が世界の50%を超え、なお工場建設計画も相次ぐ。リーマン・ショック前を思わせる急拡大が続く。他国造船業は巨大な…続き
2024年12月17日
国内船主は今年も投資先の確保に苦しんだ。船価が高騰し、納期も先物になり、船台不足の時代となり、環境対応も含めて新造発注の難易度は上がるばかりだ。船台不足を打開しようと中国発注に踏…続き
2024年12月16日
近年、LNG船は事業環境の変化が著しい船種の1つだった。2022年のロシアによるウクライナ侵攻でLNG需要が欧州で急増し、それ以来活況を呈してきたマーケットだが、今年から軟調な時…続き
2024年12月13日
2024年のコンテナ船マーケットは、当初予想されていた供給過剰から一転、紅海情勢の悪化に伴う航路迂回により需給がひっ迫し、運賃が高騰した。コンテナ船社の決算もコロナ期には届かない…続き
2024年12月12日
2024年のタンカー市況は下半期の軟化が目立ったものの、総じて堅調だった。昨年から進み出した新造船の発注が今年は大きく加速。国内でも初のメタノール焚きVLCCが発注された。また、…続き
2024年12月11日
2024年のドライバルク市況は堅調な荷動きに加え、パナマ運河の渇水や紅海情勢の悪化によるトンマイルの伸長がプラスに働き、ケープサイズの主要航路平均スポット用船料は1~11月の各月…続き
2024年12月10日
2024年の海運業界は、イエメンの武装組織フーシ派による紅海での一般商船への攻撃を受けて多く船舶が同海域の通航を停止するという異常事態に直面した。アジア—欧州ルートの…続き