海事プレスの記者陣によるコラム。
2025年1月20日
◆今年度は日本港湾で年末年始例外荷役が実施されなかった。2001年度から継続して行われてきたが、今回は労使間の協議が調わなかった。港のユーザーである船社や、荷主による事前調整といっ…続き
2025年1月17日
◆「海運業界は根本的な変革期を迎えている。デジタルトランスフォーメーション(DX)、脱炭素化の要求の高まり、熟練労働者の不足といった問題は、市場に永続的な影響を及ぼしている」―イア…続き
2025年1月16日
◆年が明けてからはや2週間が過ぎたが、巳年の今年は新年の年頭訓示やあいさつでも干支の蛇にまつわる話もいくつか見受けられた。蛇は水の守り神とも言われるそうで、海事業界とも関わりが深い…続き
2025年1月15日
◆米ブローカーのポーテン&パートナーズが恒例の原油船スポット用船者ランキングを年初に公表した。2024年のランキングはこの間の原油船市場の動きや変化を表すものとなった。VLCC市況…続き
2025年1月14日
◆年末に会った関係者に24年はどんな1年だったかを聞いて回った。ある程度共通していたのが「あまり新しいことに取り組めなかった」「思ったよりも投資が進まなかった」ということだ。「船価…続き
2025年1月10日
◆邦船大手3社の社長がグループ内向けの2025年の年頭あいさつの中で新年の展望と抱負を語った。事業環境に関してはやはり米国トランプ政権発足の影響をポイントに挙げ、不透明感がさらに高…続き
2025年1月9日
◆俳優の松重豊さん演じるビジネスマン・井之頭五郎が仕事の合間に食事をするドラマ「孤独のグルメ」。食事を1人で楽しむ主人公の姿に記者も共感を覚え、時たま観ている。昨年10~12月には…続き
2025年1月8日
◆「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」は、新技術の製品化、事業化、社会実装までの過程でぶつかる3つの困難を指す言葉としてよく知られる。「魔の川」は、研究段階から製品開発の間にある…続き
2025年1月7日
◆日本の戦後80年、昭和100年。阪神淡路大震災の発生や、世界貿易機関(WTO)の発足から30年。2025年を見通すうえで、この年明け、周年を切り口とした報道は目立つ。これを機に海…続き
2024年12月27日
◆クリスマスといえばケンタッキー。七面鳥を食べる習慣がない日本ならではの文化とも言われ、海外では日本の面白文化として紹介されているらしい。私の実家はこのクリスマス商戦に流されるまま…続き
2024年12月26日
◆今年も、残りわずか。長い夏がいつの間にか終わり、駆け足で秋が過ぎ、気づけば、ほほをなでる風がすっかり冷たくなっていた。つい先日、大学時代の友人が東北から遊びに来たのだが、大都会の…続き
2024年12月25日
◆国際エネルギー機関(IEA)はこのほど公表した石炭需要レポートで、2024年の世界の石炭荷動き(輸入)が前年比2%増の15億4500万トンとなり、前年に引き続き過去最高になると予…続き
2024年12月24日
◆子どものころは、8月までが夏、9月からが秋というイメージだったが最近ではすっかり変わった。10月に入っても夏のような日があり、「ついに秋か」と思うような涼しい日があってもまた夏に…続き
2024年12月23日
◆米国フロリダ州でクルーズ客船が寄港する3つの港で、クルーズ乗船客数が2024年に過去最高の伸びとなったようだ。海外メディアが先日報じていた。マイアミ港はロイヤル・カリビアン・イン…続き
2024年12月20日
◆下関市内での用事を終え、ゆっくりと北九州港・新門司地区に向かう。東京行きの終電、飛行機の最終便、夜行バスを見送っても移動できる最終手段として今回、フェリーを使わせていただいた。乗…続き
2024年12月19日
◆今年も「環境」、さらには「デジタル化」が業界内の主要なテーマとして在り続けた。業界関係者に話を聞く際には、そのいずれかが関わってくることが大半で、対応する側はもちろん、対応を進め…続き
2024年12月18日
◆年末にその年の出来事を企業のプレスリリースを見ながら振り返るようにしている。2024年も話題の中心はやはり「環境」だった。アンモニアや水素、洋上風力といった新エネルギー分野や脱炭…続き
2024年12月17日
◆東京都も「坂」がつく地名が多いが、長崎、佐世保、呉、相生、神戸、浦賀—考えてみると、古くからの造船の街には坂が多い。「日本の伝統的な造船所によくみられるのが、当社と同じような山沿…続き
2024年12月16日
◆今年も押し詰まってきたなか、VLCC市況は異例の動きを見せている。例年、原油船市場にとって北半球の冬は需要期として市況の押し上げにつながる要素となっているが、今年の冬は市況に盛り…続き
2024年12月13日
◆「好況もついに5年目になりましたね」。今年はこんな会話が多かった気がする。地政学リスクなどを背景に海運マーケットが吹き上がり、海事産業が潤い出してからもう5年も経つのだ。好況は遅…続き