1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2026年5月18日

【青灯】揺れる脱炭素の議論

◆年々、地球が暑くなっている。5月だというのに日中はなんだか夏のような暑さで、今から本格的な夏の到来におびえている。気温上昇はスポーツにも影響を与えているようで、全国高校総体の陸上続き

2026年5月15日

【青灯】中に荷どっさり

◆最近「ゆる民俗学ラジオ」なるチャンネルの番組を聴いている。その名の通りゆるく楽しく民俗学の話をするというラジオ番組だ。つい先日聞いていると、船にまつわる話が出てきた。「船霊(ふな続き

2026年5月14日

【青灯】通信の重要さ

◆衛星通信の業界では「O3b(Other 3 Billion)」という表現が近年使われているという。インターネットに接続できる人以外の「残りの30億人」、通信インフラがなくインター続き

2026年5月13日

【青灯】コンテナ化70年とイノベーション

◆「1956年4月26日、ニュージャージー州ニューアーク港。クレーンが奇妙な荷物を老朽タンカー、アイデアルX号に積み込んだ。58個のアルミ製の『箱』である。5日後、アイデアルX号が続き

2026年5月12日

【青灯】つながれることが心の支えに

◆「船員幸福度指数が急低下している」―。国際的な船員福祉慈善団体ミッション・トゥ・シーフェアラーズはこのほど、そのような調査結果を公表した。今年1~3月期は前半と後半で状況が一変し続き

2026年5月11日

【青灯】持続的な代替建造への課題

◆新造船市場では、日本の内航フェリーが本格的に代替期を迎えている。今後船齢25~30年となるフェリーも多く、機器などのトラブルによる欠航も年初来相次いでニュースになっている。特に離続き

2026年5月8日

【青灯】増産余地と輸送制約

◆ホルムズ海峡の混乱で原油輸送への懸念が強まる中で、今度はアラブ首長国連邦(UAE)が5月から石油輸出国機構(OPEC)とOPECプラスから脱退すると表明した。原油の供給不安が意識続き

2026年5月1日

【青灯】船主、「柔軟性の勝利」

◆国内船主の保有船隊は右肩上がりで推移してきた。2008年に起きたリーマンショックで成長路線も終わるかに見えたが、その後も船隊は増え続けた。BBC(裸用船)案件への取り組み強化、メ続き

2026年4月30日

【青灯】造船投資と雇用創出

◆「これで2400人の雇用が生まれる」―。米国テキサス州で先日、ガルベストン/ポートアーサー造船が米国造船所として半世紀ぶりの砕氷船建造に向けて能力拡張投資を決めたことを受け、アボ続き

2026年4月28日

【青灯】自動車船で進む非競争領域の連携

◆世界の自動車船運航船社が参加する「グローバルROROコミュニティ(GRC)」のオンラインセミナーが14日に開催された。同組織が策定したRORO船・自動車船輸送のGHG(温室効果ガ続き

2026年4月27日

【青灯】内航春闘を振り返る

◆2026年度の全日本海員組合と内航・フェリー各団体の労働協約改定交渉(内航春闘)は、いずれも4年連続の満額回答となった。標準船員(役付A34~35歳)の職別基本給は標令加算込みで続き

2026年4月24日

【青灯】川上から川下まで滞りなく

◆イラン情勢の緊迫化を受け、日本政府は石油備蓄の放出に踏み切った。日本の石油備蓄は、国が保有する「国家備蓄」、石油会社などが保有する「民間備蓄」、そしてアラブ首長国連邦(UAE)と続き

2026年4月23日

【青灯】Sea Japan、熱気の中で

◆Sea Japan 2026の開幕前、業界各社の出展に関する情報が怒涛のように寄せられた。造船をはじめとする海事産業への注目がこれまでになく高まる中、各社の士気も一段と高いように続き

2026年4月22日

【青灯】翻弄される石炭需要

◆ホルムズ海峡を巡る混乱の長期化が、世界の発電用石炭の需要を喚起している。石油や天然ガスの供給懸念でこれらエネルギーの調達コストが大幅に上昇する中、特にエネルギーの中東依存率が高い続き

2026年4月21日

【青灯】FPSOでCO2削減

◆浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)向けの二酸化炭素(CO2)排出対策に関する開発が近年日本でも発表されている。海外ではアフリカ南西部に位置するアンゴラ共和国の沖合に続き

2026年4月20日

【青灯】「物量×運賃-コスト」の最大化

◆「貨物はあるんですけど、船が来なくて運べません」。ある中規模港湾の関係者はこう話す。コンテナ航路の誘致を巡っては長年、「鶏と卵」の議論が行われてきた。コンテナ船社は貨物のある港に続き

2026年4月17日

【青灯】“親船”をつくる

◆LNG燃料船の普及が進む中で、それを動かす「人」が重要になる。LNG燃料を扱える有資格船員の育成は、想像以上にハードルが高い。「過渡期には、LNGと重油の二元燃料船を建造したはよ続き

2026年4月16日

【青灯】造船所のジャパンプレミアム

◆「うちはまだ時期尚早と考えている」。中国造船所への新造発注についてそう話す船主もいると、日本の造船所関係者が取材時に話していた。ここ数年の新造船市場では、旧STX大連の休眠工場を続き

2026年4月15日

【青灯】変わる調達・輸送

◆ホルムズ海峡をめぐる情勢は一段と不透明さを増している。2週間の即時停戦に合意した際には、同海峡の事実上の封鎖でペルシャ湾内に留め置かれている船舶の早期離脱への期待も広がったが、そ続き

2026年4月14日

【青灯】船舶投資と歴史

◆「結局、船舶投資は歴史から逃れられないんですよね」(商社関係者)。この場合の歴史とは過去からの船価推移のことだ。船舶は安く買って高く売るのが鉄則とされているが、その高い安いは過去続き