1. コラム

2024年2月20日

【青灯】今後も続くレトロフィットへの対応

◆2022年にピークアウトしたバラスト水処理装置やSOxスクラバーの既存船へのレトロフィット需要。工事の受け皿となる世界中の多くの修繕ヤードが需要を見込み、活発な設備投資を行った。続き

2024年2月19日

【青灯】船舶管理の働き方改革

◆「働き方改革」は24時間・365日稼働している船の安全運航を陸上からサポートする船舶管理の現場でも例外ではなくなっている。このほど「ニッポンの船舶管理業」と題して日本の独立系船舶続き

2024年2月16日

【青灯】各国の「脱バルカー」戦略

◆世界の新造船受注量は昨年、IHSマークイット(旧ロイド統計)の統計で8612万総トンに達し、年間受注量としては過去10年で最高となった。各国造船所とも受注を進めたが、世界シェアは続き

2024年2月15日

【青灯】本屋の編集力

◆数年前の引っ越しを機に電子書籍派になった。その一番の理由は本を置くスペースがいらなくなるから。思い入れのある十数冊だけは実家に残しほとんどを古本屋に売った。寂しさもあったけれど、続き

2024年2月14日

【青灯】船主業の未来

◆年初から始めた長期大型連載企画「船主業の未来」では、すでに50人を超える業界関係者に取材した。最終的には100人を優に超えるだろう。国内船主の生き残りや成長のカギは何かを探る連載続き

2024年2月13日

【青灯】圧縮が生み出すメリット

◆5日は未明にかけて、都内でもまれに見る大雪となった。雪は降っても年に2~3回、積もることはほとんどない九州出身の自分はたとえ電車が止まろうと、ずぶ濡れになろうと雪が積もっていると続き

2024年2月9日

【青灯】船舶燃料転換、合成の誤謬リスク

◆新燃料船の新造発注動向を話題に業界の方と話していたときに、「合成の誤謬(ごびゅう)」というキーワードが上がった。ここでの合成の誤謬は「ミクロの視点での合理的な判断が積み重なった結続き

2024年2月8日

【青灯】邦船大手、5期連続好業績へ

◆邦船大手3社が5日までに発表した2023年度通期経常利益予想は日本郵船が2450億円、商船三井が2250億円、川崎汽船が1350億円で、前回発表予想から上方修正か横ばいだった。期続き

2024年2月7日

【青灯】モーダルシフトはなぜ難しいのか

◆トラックドライバーの残業規制が強化される物流の2024年問題が目前に迫る中、東京商工リサーチの調査によると2023年の道路貨物運送業の倒産は14年以降の10年間で最多の328件と続き

2024年2月6日

【青灯】とっかかりを作る

◆一昨年ほど前の出来事だろうか。渋谷スクランブルスクエアのカフェで外を眺めていると、宮益坂の交差点沿いにあるビックカメラの上に個性的なロゴで「渋谷愛ビジョン」と書かれた屋外大型ビジ続き

2024年2月5日

【青灯】若手の強み、ベテランの凄み

◆どんな分野においても、「新人・若手」は勢いや突破力、新鮮さなどが武器になる。また、新人・若手だからこそ、失敗を恐れず挑戦できることも、強みと言える。あるメーカーの重鎮は、「失敗の続き

2024年2月2日

【青灯】鉄鉱石の需要動向は

◆英調査会社ウッドマッケンジーはこのほど、2024年の鉄鉱石需給環境で注目すべき点をまとめたレポートを公表した。レポートでは24年の鉄鉱石マーケットを形成する主要テーマをいくつか挙続き

2024年2月1日

【青灯】まだまだ人間の手で

◆正月はほぼ毎年、高校時代の部活動のOB・OG会の新年会に参加している。現役から上は70歳近くの先輩たち、さらにその先輩たちを見てきた初代顧問まで駆けつける年に1回のイベントだ。 続き

2024年1月31日

【青灯】お湯が出る当たり前の日常

◆先日、帰宅してから給湯器のボタンを押して、風呂場の蛇口をひねった。しばらくして風呂に入ろうと足を入れたら冷たい水だった。再度お湯を出し直したが途中で水に変わってしまった。翌日も同続き

2024年1月30日

【青灯】太陽光発電の取り組みに注目

◆脱炭素化に向けて再生可能エネルギーの活用に向けたさまざまな取り組みが進むなか、水上に浮体式の太陽光発電を設置するプロジェクトも近年は増えているようにみえる。海外メデイアの報道によ続き

2024年1月29日

【青灯】Geminiが目指すもの

◆今月17日にマースクとハパックロイドが長期業務提携「Gemini Cooperation」を来年2月から開始する方針を明らかにし、業界関係者を驚かせた。マースクはMSCとの2M解続き

2024年1月26日

【青灯】将来見据える船舶管理会社

◆今年から海運にも導入されたEUの排出権取引制度(EU−ETS)。その対応の一翼を担う船舶管理会社も第三者機関である船級協会などを通じた排出量報告書の作成、海運事業者の口座の管理な続き

2024年1月25日

【青灯】三度の危機で深まる認識

◆先日、スポーツ用品店に勤めている友人と話していると、「在庫を持っていない店はこれから辛いのではないか」という指摘が出た。その理由として友人が挙げたのが、紅海での民間商船への攻撃。続き

2024年1月24日

【青灯】新年のマーケット祈願

◆記者と同年代の友人との会話で最近出てくるようになった言葉が「厄年」。初詣すら稀にしか行っていない記者は、前回の厄年がいつだったかもわからず、厄年はまだ先のことと思っていたが、今年続き

2024年1月23日

【青灯】供給十分、それとも

◆今年のタンカーマーケットはどんな展開となるのだろう。国際エネルギー機関(IEA)はこのほど、1月の石油市場リポートを公表した。2024年の世界の石油需要の伸び予測を上方修正したが続き