1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2025年3月7日

【青灯】海事にまつわる風景印

◆仕事以外で郵便を利用する機会がめっきり減った。数年前に喪中のため年賀状を控えたのだが、結局喪明け後も年賀状も送らなくなってしまった。日本郵便によると、国内向け郵便は2001年度の続き

2025年3月6日

【青灯】思いやりでつながる

◆「日本人と外国人で態度を変える人がいるよね」と話す、ドイツ人の知人。日本在住10年、流ちょうな日本語を話し、日本の文化にもなじんでいる彼だが、度々そう感じるという。例えば先日、観続き

2025年3月5日

【青灯】ウクライナ侵攻から3年

◆ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、先月で丸3年を迎えた。戦争の膠着と長期化はロシア、ウクライナ双方のみならず、ウクライナに支援を続ける西側諸国などにも大きな負担となっている。続き

2025年3月4日

【青灯】港版桃鉄構想

◆港湾業界の人手不足について話題が挙がると、必ず出るのが「認知度向上」という言葉。港の仕事内容だけでなく、どこに港があるかも知られていないとも度々指摘されている。実際に、記者も港湾続き

2025年3月3日

【青灯】北米橋下を大型船通過

◆米サウスカロライナのチャールストン港に1万6000TEU型コンテナ船が寄港し、同港に寄港したコンテナ船として最大船型となったことが先月海外メディアで報じられていた。チャールストン続き

2025年2月28日

【青灯】モーダルシフトとボトルネック

◆政府は今後10年程度で貨物鉄道と内航海運の輸送量・輸送分担率を倍増させる方針を掲げている。国際海上コンテナ貨物においても、港から先の国内輸送は重要なテーマ。日本においては9割以上続き

2025年2月27日

【青灯】変わっていく作業環境

◆世界各地の修繕ヤードに取材をする中で、最近聞くことが多くなったのが、修繕ヤードの環境規制への対応だ。この場合の環境規制とは、工場そのものに対する当局の規制を意味するが、特に塗膜・続き

2025年2月26日

【青灯】トランプ劇場第2幕と海運

◆「世界中のテレビ視聴者が、毎朝、どんなトランプ劇場が始まるのか楽しみにしているそうです。一方、外務省の人と話したら、対応方針を毎日悩んでいるとのこと。私自身はその両方でしょうか」続き

2025年2月25日

【青灯】安全運航支える日本の貨客船輸出

◆「そしたら駅前から船に乗った方がええ」。造船所に出張する際、駅近に立地していることが少ないので、公共交通機関での移動だと時間がかかることも多い。造船を担当して間もない頃に出張した続き

2025年2月21日

【青灯】ダークフリートの縮小進むか

◆制裁国の原油や石油製品などの輸送に従事する「ダークフリート」。以前からイランやベネズエラ向けなどでこうした船舶の活動はあったが、2022年にロシアがウクライナに侵攻して以来、欧米続き

2025年2月20日

【青灯】記者会見

◆日本郵船の内藤忠顕特別顧問が弊紙の名物企画「次代への戦訓」(2023年10月掲載)で、社長在任中に頭を悩ませた問題の1つである不祥事対応について語ってくれた。「不祥事というものは続き

2025年2月19日

【青灯】造船所のSNSを覗いてみると

◆「『フォローしてください!』『チャンネル登録をお願いします!』と若者は臆せずに言える。どうも気恥ずかしく感じてしまうけれど、今の時代、あれくらい積極的にPRしなければいけないね」続き

2025年2月18日

【青灯】全体最適で内航海運の稼働率向上を

◆内航海運は船員と船舶の不足という課題に直面しているが、その対策の一つとして、ある業界関係者は船員と船舶の稼働率を向上させることを提唱している。「内航海運業界は大手荷主の部分最適が続き

2025年2月17日

【青灯】「乗り納め」を楽しむ

◆このところ、フェリーを取り上げるテレビ番組が続いている。年末には、NHK「ドキュメント72時間 年末スペシャル2024」で、新日本海フェリーが運航する“らべんだあ”が舞台となった続き

2025年2月14日

【青灯】引越時期の分散を

◆12月に引越をした。複数の引越業者から見積もりをとったが、「今は比較的空いてますからお安くできますよ」とどの業者からも言われた。お安くしたと言われたものの、荷物が少ないのに意外と続き

2025年2月13日

【青灯】春節明けのドライバルク市況

◆1月中旬の台湾は、春節(旧正月)を前に赤い飾り付けで溢れていた。春節グッズを売る店では店員が手慣れた手つきで赤い布からハサミを使い、「福」や「春」、「財」といった漢字を切り出して続き

2025年2月12日

【青灯】港と災害

◆その一帯には、ポツリポツリとできたばかりの倉庫などが建っていた。ただ人が住んでいるようすはなく、その生活感を全く感じない光景が印象に残った。 ◆先日、取材で東北の港を訪れた。そ続き

2025年2月10日

【青灯】パナマ運河の米議論注視

◆トランプ米大統領の発言がさまざまな方面に波紋を広げているが、パナマ運河に関して先月、米国の上院委員会で議論が行われる場面があったことが大統領就任後の海外メディアで報じられていた。続き

2025年2月7日

【青灯】持続可能な物流構築と荷主連合

◆日本における海上コンテナ物流を取り巻く環境が年々厳しくなっている。日本港湾に寄港する基幹コンテナ航路の数が減少傾向にあるほか、アジアと日本の運賃の差が広がることで、日本のスペース続き

2025年2月6日

【青灯】必要不可欠な存在

◆「われわれは円滑な船の運航を支える重要な仕事を担っているという自負を持って日々対応しています」―。国内のある沖修理事業関係者は力を込めて語る。昨年から今年にかけて、国内の沖修理事続き