海事プレスの記者陣によるコラム。
2026年10月5日
◆夏以降、VLCCの高値売買が相次いでいる。中東情勢の悪化に伴う原油輸送の長距離化や非効率化で、船腹需給が引き締まっていることが背景にあるようだ。運賃市況の高騰を受け、数年先の新造…続き
2026年10月2日
◆かつて経験した海運市況の「異常値」で記憶に残っているのが、中国の資源爆食でドライバルク市況が急騰した2000年代の数値だ。代表格のケープサイズでは主要4航路平均用船料が2008年…続き
2026年10月1日
◆2022年ごろから続く新造船ブームを見て、「リーマン・ショック前に似ている」という話をこれまで何度も聞いた。大量の新造船発注、長期化する納期、中国造船所の相次ぐ能力増強。確かに2…続き
2026年9月30日
◆海運ビジネスの類型として「ネットワーク型」という言葉を聞く機会が増えている。ワールドワイドな海上輸送サービスを展開し、グローバルに配置した営業拠点が連携しながら集荷を行い、さまざ…続き
2026年9月29日
◆コンテナヤードの混雑緩和策として、搬出入の予約制が広がっている。ゲート前に長い車列をつくらず、ドライバーの待機時間を減らすことができれば、労働環境の改善や物流効率化につながる。そ…続き
2026年9月28日
◆この秋も、微力ながら実家の稲刈りを手伝った。秋の長雨は稲作にも影響を及ぼし、田んぼは泥だらけ。一部の稲は水につかって発芽してしまった。収穫を目前にした稲がこんな姿になったことが悔…続き
2026年9月25日
◆国際エネルギー機関(IEA)はこのほど公表した最新の石炭市場見通しで、2026年の世界需要が前年比1.2%増の89億4000万トンと過去最高を更新すると予想した。昨年末時点では減…続き
2026年9月24日
◆米国のスタートアップ、REGENTが開発する「シーグライダー」がこのほど、初めて人を乗せた飛行に成功したという記事が海外メディアに掲載されていた。試作艇“Viceroy”は米ロー…続き
2026年9月18日
◆コンテナ海運において北極海航路活用の機運が出ている。アジア―欧州航路などではスエズ運河経由のルートが主流となるが、紅海情勢の悪化により、喜望峰経由への迂回も行われた。リードタイム…続き
2026年9月17日
◆日本の海運会社にとって、米国拠点の意味が広がっている。これまで米国は、ニューヨークやニュージャージーなどの拠点から中南米を含む米州地域を統括し、自動車船やドライバルクなどその地域…続き
2026年9月16日
◆記者自身は「雨男」を自認している。大変残念なことにイベントごとに造船所の工場取材で撮った写真を見返すと雨天や曇天のものが非常に多い。遠方への出張では、自然災害で交通機関が遅れる事…続き
2026年9月15日
◆先日、商船三井のウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)が搭載されたLNG船“FUJIN SAILOR”を取材する機会に恵まれた。韓国コジェのハンファ・オーシャンで建造され…続き
2026年9月14日
◆「えっ!あの会社もその方向で動いているんですか。びっくりです」。船主関係者と話していて、こうした反応が返ってくる動きの1つが、国内船主による中国造船所への発注だ。国内造船所の船価…続き
2026年9月11日
◆「国破れて山河あり」ではないが、造船業を見ていると「国破れて造船あり」という言葉が浮かぶことがある。国の経済が危機に直面したとき、造船業が復興や成長を支えてきた例は少なくない。戦…続き
2026年9月10日
◆スタートアップ企業を取材する機会が増え、毎回刺激を受けている。IT、エネルギー、環境技術など異業種が多いが、毎回驚かされるのは、特有のプレゼンテーション能力の高さに加えて、海事・…続き
2026年9月9日
◆昨年8月の小欄で、内航海運の「標準的な考え方」を取り上げた。その際に参考としたトラック運送業界の「標準的な運賃」について、国土交通省が最新の実態調査結果を公表した。数字を見ると、…続き
2026年9月8日
◆ドイツ・ハンブルクで1~4日、世界最大級の国際海事展「SMM2026」が開かれ、現地取材に行ってきた。海外展示会への参加は初。ハンブルクも初。気合を入れて会場に乗り込んだが、一歩…続き
2026年9月7日
◆2026年上期(1~6月)、ドライバルク部門を主力とする主な海外船社の業績が出揃った。ケープサイズをはじめとしたドライバルク市況が好調・堅調だったことなどから、多くの船社が前年同…続き
2026年9月4日
◆世界の海底には膨大な長さの光ファイバーケーブルが張り巡らされているといわれ、電話やインターネット、金融取引など、暮らしを支える情報の多くがケーブルを通って海を渡っている。普段は目…続き
2026年9月3日
◆「FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL」。某英国映画のタイトルでもあるが、個人的には10年前に発刊されたコンテナ海運雑誌「コンテナリゼーションインターナショナル…続き