1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2025年3月3日

【青灯】北米橋下を大型船通過

◆米サウスカロライナのチャールストン港に1万6000TEU型コンテナ船が寄港し、同港に寄港したコンテナ船として最大船型となったことが先月海外メディアで報じられていた。チャールストン続き

2025年2月28日

【青灯】モーダルシフトとボトルネック

◆政府は今後10年程度で貨物鉄道と内航海運の輸送量・輸送分担率を倍増させる方針を掲げている。国際海上コンテナ貨物においても、港から先の国内輸送は重要なテーマ。日本においては9割以上続き

2025年2月27日

【青灯】変わっていく作業環境

◆世界各地の修繕ヤードに取材をする中で、最近聞くことが多くなったのが、修繕ヤードの環境規制への対応だ。この場合の環境規制とは、工場そのものに対する当局の規制を意味するが、特に塗膜・続き

2025年2月26日

【青灯】トランプ劇場第2幕と海運

◆「世界中のテレビ視聴者が、毎朝、どんなトランプ劇場が始まるのか楽しみにしているそうです。一方、外務省の人と話したら、対応方針を毎日悩んでいるとのこと。私自身はその両方でしょうか」続き

2025年2月25日

【青灯】安全運航支える日本の貨客船輸出

◆「そしたら駅前から船に乗った方がええ」。造船所に出張する際、駅近に立地していることが少ないので、公共交通機関での移動だと時間がかかることも多い。造船を担当して間もない頃に出張した続き

2025年2月21日

【青灯】ダークフリートの縮小進むか

◆制裁国の原油や石油製品などの輸送に従事する「ダークフリート」。以前からイランやベネズエラ向けなどでこうした船舶の活動はあったが、2022年にロシアがウクライナに侵攻して以来、欧米続き

2025年2月20日

【青灯】記者会見

◆日本郵船の内藤忠顕特別顧問が弊紙の名物企画「次代への戦訓」(2023年10月掲載)で、社長在任中に頭を悩ませた問題の1つである不祥事対応について語ってくれた。「不祥事というものは続き

2025年2月19日

【青灯】造船所のSNSを覗いてみると

◆「『フォローしてください!』『チャンネル登録をお願いします!』と若者は臆せずに言える。どうも気恥ずかしく感じてしまうけれど、今の時代、あれくらい積極的にPRしなければいけないね」続き

2025年2月18日

【青灯】全体最適で内航海運の稼働率向上を

◆内航海運は船員と船舶の不足という課題に直面しているが、その対策の一つとして、ある業界関係者は船員と船舶の稼働率を向上させることを提唱している。「内航海運業界は大手荷主の部分最適が続き

2025年2月17日

【青灯】「乗り納め」を楽しむ

◆このところ、フェリーを取り上げるテレビ番組が続いている。年末には、NHK「ドキュメント72時間 年末スペシャル2024」で、新日本海フェリーが運航する“らべんだあ”が舞台となった続き

2025年2月14日

【青灯】引越時期の分散を

◆12月に引越をした。複数の引越業者から見積もりをとったが、「今は比較的空いてますからお安くできますよ」とどの業者からも言われた。お安くしたと言われたものの、荷物が少ないのに意外と続き

2025年2月13日

【青灯】春節明けのドライバルク市況

◆1月中旬の台湾は、春節(旧正月)を前に赤い飾り付けで溢れていた。春節グッズを売る店では店員が手慣れた手つきで赤い布からハサミを使い、「福」や「春」、「財」といった漢字を切り出して続き

2025年2月12日

【青灯】港と災害

◆その一帯には、ポツリポツリとできたばかりの倉庫などが建っていた。ただ人が住んでいるようすはなく、その生活感を全く感じない光景が印象に残った。 ◆先日、取材で東北の港を訪れた。そ続き

2025年2月10日

【青灯】パナマ運河の米議論注視

◆トランプ米大統領の発言がさまざまな方面に波紋を広げているが、パナマ運河に関して先月、米国の上院委員会で議論が行われる場面があったことが大統領就任後の海外メディアで報じられていた。続き

2025年2月7日

【青灯】持続可能な物流構築と荷主連合

◆日本における海上コンテナ物流を取り巻く環境が年々厳しくなっている。日本港湾に寄港する基幹コンテナ航路の数が減少傾向にあるほか、アジアと日本の運賃の差が広がることで、日本のスペース続き

2025年2月6日

【青灯】必要不可欠な存在

◆「われわれは円滑な船の運航を支える重要な仕事を担っているという自負を持って日々対応しています」―。国内のある沖修理事業関係者は力を込めて語る。昨年から今年にかけて、国内の沖修理事続き

2025年2月5日

【青灯】タイミングが難しい

◆「早すぎただろうか」。報道の仕事でこのように感じることが時々ある。新たなトレンドをいち早く伝え、事業展開や政策判断の参考にしてもらうことが私たちの大事な役割のため、萌芽を探る日々続き

2025年2月4日

【青灯】回復までに40年

◆「新造船価は円建て換算で私が入社した当時(80年代)の水準にやっと戻ってきた。実に40年近い年月がかかった」―造船所で長年営業を担当されてきたある関係者の話だ。例えば、足元の日本続き

2025年2月3日

【青灯】1月のタンカー市場を振り返る

◆年が明けたと思ったら、あっという間に1月が終わった。とはいえ、年初1カ月のタンカーマーケットを振り返ると、話題性の強いトピックがいくつもあった。 ◆まず市場に影響を及ぼし得る制続き

2025年1月31日

【青灯】2025年は今治の年

◆JR今治駅から車で20分ほどの距離にある波方町。ここを記者が初めて訪れたのはもう30年も前のことになる。今でもその時の風景を思い出すことができる。瀬戸内海に面した、のどかな風景が続き