海事プレスの記者陣によるコラム。
2025年5月26日
◆今月上旬に2日間、大阪・関西万博を訪れた。懸念していた会場内の混雑を感じることなく、多くの世界各国のパビリオンを回ることができた。日頃から国際物流や海運業界を見ている中で、世界の…続き
2025年5月23日
◆今週22~24日に今治市で開催中の国際海事展「バリシップ2025」。出展社の概要や出展社セミナーなどを事前に調べてみると、海事産業がいま何を課題とし、その課題解決に向けてどう取り…続き
2025年5月22日
◆「シンガポールは船だけでなく産業を誘致する努力を重ねて今の国の姿になっており、シンガポールが成長する過程にうまく入り込めました」。今年、シンガポール進出30周年を迎えた船主、クミ…続き
2025年5月21日
◆郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎、明石家さんま、島田紳助、桑田佳祐、江川卓、掛布雅之―時代を代表する著名人がずらりと並び、このほかにも多数の芸能人やスポーツ選手、ミュージシャン、映画…続き
2025年5月20日
◆先日、星空が美しいという山あいの村を訪ねた。山に囲まれた高所のためきれいな星空が見えるとの評判1つで足を運んだのだが、宿の人から「今夜は星が見えるといいね。ここでも星がきれいに見…続き
2025年5月19日
◆弊紙で4月から始めた新連載「投資難の時代を切り拓く」は当初、船価高、先物納期、環境対応不透明な中での投資戦略を国内船主やオペレーターに聞く構想で始めた。船価・納期・環境対応は「船…続き
2025年5月16日
◆ここのところ、社内の蔵書や過去の資料の整理を進めている。長年積み上げてきた資料を「残すべきもの」と「手放すべきもの」とに仕分けしている。膨大な資料の中には、入社以来一度も目を通し…続き
2025年5月15日
◆邦船大手の2025年度通期業績予想が出揃った。最大の注目点は、今期の海運マーケットの大きな変動要素である米国の政策と紅海情勢を業績にどのように織り込むかだが、ひょっとしたら邦船大…続き
2025年5月14日
◆最近、ZINEにハマっている。経済産業省のウェブマガジンによると、ZINEとは、アメリカで生まれた文化で、個人や少人数で発行する自主的な出版物のことを指す。個人的な思想や趣向が色…続き
2025年5月13日
◆振り返れば、昨年の米大統領選挙期間中から、米国洋上風力業界には暗雲が立ち込めていた。トランプ氏はSNSや支持者集会で「洋上風力発電プロジェクトがクジラを殺す」「景観を損なう」など…続き
2025年5月12日
◆大型連休の初め、実家に帰って農作業をほんの少しだけ手伝ってきた。田んぼの整備や苗作りなど、田植えの前にやるべき作業はたくさんある。90歳の祖母はテキパキと記者や母に指示を出し、誰…続き
2025年5月9日
◆米国のトランプ大統領は6日、イエメンの武装組織フーシ派との停戦に合意したと表明した。米国とフーシ派、双方が攻撃を停止するもので、フーシ派による紅海周辺での船舶への攻撃停止が含まれ…続き
2025年5月8日
◆先日、とある発表の記者会見に参加させていただいて少々違和感を感じる場面に遭遇した。まだまだ修行が足りない記者なので、数年後には考えが変わる可能性もあるが現時点で感じたこととしてつ…続き
2025年5月7日
◆ノルウェーで世界遺産となっているフィヨルドを航行する旅客船やフェリーに、ゼロエミッションを義務付ける規制について、その要件やスケジュールに関する検討がノルウェーの議会で進んでいる…続き
2025年5月1日
◆国際海事機関(IMO)は4月開催した第83回海洋環境保護委員会(MEPC83)で、国際海運の温室効果ガス(GHG)排出ゼロ目標達成に向けた具体策を承認した。使用燃料のGHG強度を…続き
2025年4月30日
◆就航中の船舶に港や海上で訪船し、航海スケジュールを変更させないことを最優先に、緊急で行う修理を指す沖修理。船のメンテナンスに欠かせない沖修理だが、国内で展開する事業者は一部を除き…続き
2025年4月28日
◆米トランプ政権の再登場は状況が突如として変わり得ることと一極集中へのリスクを改めて思い出させた。振り返ると2020年以降、海事産業はいくつもの急激な変化に直面してきた。コロナ禍、…続き
2025年4月25日
◆新年度がスタートして1カ月近くが過ぎたが、まだまだ真新しいスーツに身を包んだ新入社員の姿を取材先でも見かけることがある。今週に東京都内の造船エンジニアリング会社を取材で訪れた際も…続き
2025年4月24日
◆4月は海運マーケットを取り巻く環境が大きく揺れ動いた。米中の関税戦争に、米国通商代表部(USTR)が発表した中国建造船などに対し入港料を課す措置と、新たな火種になりそうな発表が続…続き
2025年4月23日
◆この1カ月あまり、世界の海事都市であるロンドン、シンガポール、今治をそれぞれ訪れた。欧州・大西洋の大拠点であるロンドンは久しぶりの訪問だったが、海事に関してはブレグジットの影響も…続き