海事プレスの記者陣によるコラム。
2026年9月11日
◆「国破れて山河あり」ではないが、造船業を見ていると「国破れて造船あり」という言葉が浮かぶことがある。国の経済が危機に直面したとき、造船業が復興や成長を支えてきた例は少なくない。戦…続き
2026年9月10日
◆スタートアップ企業を取材する機会が増え、毎回刺激を受けている。IT、エネルギー、環境技術など異業種が多いが、毎回驚かされるのは、特有のプレゼンテーション能力の高さに加えて、海事・…続き
2026年9月9日
◆昨年8月の小欄で、内航海運の「標準的な考え方」を取り上げた。その際に参考としたトラック運送業界の「標準的な運賃」について、国土交通省が最新の実態調査結果を公表した。数字を見ると、…続き
2026年9月8日
◆ドイツ・ハンブルクで1~4日、世界最大級の国際海事展「SMM2026」が開かれ、現地取材に行ってきた。海外展示会への参加は初。ハンブルクも初。気合を入れて会場に乗り込んだが、一歩…続き
2026年9月7日
◆2026年上期(1~6月)、ドライバルク部門を主力とする主な海外船社の業績が出揃った。ケープサイズをはじめとしたドライバルク市況が好調・堅調だったことなどから、多くの船社が前年同…続き
2026年9月4日
◆世界の海底には膨大な長さの光ファイバーケーブルが張り巡らされているといわれ、電話やインターネット、金融取引など、暮らしを支える情報の多くがケーブルを通って海を渡っている。普段は目…続き
2026年9月3日
◆「FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL」。某英国映画のタイトルでもあるが、個人的には10年前に発刊されたコンテナ海運雑誌「コンテナリゼーションインターナショナル…続き
2026年9月2日
◆エネルギー安全保障が改めてクローズアップされる中、船の「第2の人生」にも注目が集まる。輸送の第一線を退いた大型船を、エネルギーの貯蔵・受け入れ設備などに転用する手法自体は以前から…続き
2026年9月1日
◆為替相場は8月28日に1ドル=160円台となり、7月末に日米が円安是正の協調介入に踏み切って以降、再び160円台をつけた。円安は外航船をドル建てで受注している造船所にとって業績改…続き
2026年8月31日
◆このところ、ロシア国内での燃料不足を伝える報道が相次いでいる。製油所への攻撃などで国内向けの供給が細るなか、ロシア政府はガソリンや軽油などの輸出を制限。一方で、インドなどアジアか…続き
2026年8月28日
◆銀行にまつわる格言めいたものがいくつかあるが、代表的なものがこれだろう。「晴れた日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる」。業績が良いときには融資攻勢をかけるが、資金が本当に必要な不…続き
2026年8月27日
◆中国で新造船の建造能力が急拡大している。造船所の新設や設備増強の計画を1つ1つ足し合わせていくと、その規模には空恐ろしささえ感じる。好況時に造船能力が増えれば、市況が悪化したとき…続き
2026年8月26日
◆自動車船は今夏も海運業界の“広告塔”として大活躍した。日本郵船と商船三井は7~8月に東京、横浜、川崎で自動車船の船内見学会を開催し、子供たちを含む計約2400人が参加して海運や船…続き
2026年8月25日
◆「モビリティ・エネリンク構想」の実現に向け、議論が進められている。この構想は、モビリティとインフラを活用してエネルギーを「つくる(Create)」「つなぐ(Connect)」「つ…続き
2026年8月24日
◆子どもの頃、実家の近所に小さな個人商店があった。「店のばあちゃん」は大きな風呂敷に缶詰や菓子、保存食などを包み、定期的にわが家まで売りに来た。とうに80歳を過ぎていたと思うが、腰…続き
2026年8月21日
◆7月以降、黒海でのウクライナ、ロシア双方による船舶や港湾施設への攻撃が激化している。これによりウクライナの穀物輸出やロシアの穀物・石油輸出に大きな影響が出ている。ウクライナではロ…続き
2026年8月20日
◆海上で機関が停止した船が、風や波に押されて陸岸へ近づいていく。そんな時、最後の頼みの綱になるのが、救助船と遭難船を結ぶえい航索だ。しかし、その「綱」を取り付けること自体が難しい。…続き
2026年8月19日
◆東京都は7日、東京港・大井コンテナふ頭再編後の将来像を公表した。ASC(Automated Stacking Crane)をはじめとする最先端荷役機械の導入や、コンテナターミナル…続き
2026年8月18日
◆邦船大手によるエネルギー事業が広がりを見せている。もともとは石油や石油製品、ケミカル、ガス(LNG、LPG)の輸送が中心だったが、20年ほど前から「海洋事業」へと踏み出した。石油…続き
2026年8月17日
◆お盆シーズンの先週は、夏季休暇という読者の方々も多かったのではないかと思う。製造業ではお盆や年末はまとまった休みとなることが多く、取材でお世話になっている造船所も8日から16日ま…続き