1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2026年3月12日

【青灯】代替のない世界

◆終わりの見えない恐怖という意味では、コロナ禍と似ているのかもしれない。2月28日、イランを巡る軍事攻撃が突如起きた。海運ハブとなりつつあるドバイが煙を上げ、ペルシャ湾では商船が攻続き

2026年3月11日

【青灯】震災15年、新たなスタートライン

◆東日本大震災からきょうでちょうど15年。今年は新聞やテレビでも震災を振り返る特集を多く見かける。被災地の話を見聞きすると、その辛さや大変さは震災から15年が経っても計り知れないも続き

2026年3月10日

【青灯】要衝揺らぐ

◆米国とイスラエルによるイラン攻撃から1週間余りが過ぎた。中東情勢が緊迫するなかでホルムズ海峡の事実上封鎖状態が続いている。同海峡は世界の海上原油輸送の約2割、日本が輸入する原油の続き

2026年3月9日

【青灯】造船再生、もし10年前なら

◆国が日本造船の振興を強力に後押ししようとしている。数千億円規模の支援策も具体化した。業界内外からの関心も高く、造船業の復権への期待も高まる。一方で、「これが10年前なら…」という続き

2026年3月6日

【青灯】船舶の安全は全ての人々の利益

◆筆者が物心付いた後に最初に起こった戦争は、1990~91年にクウェートに侵攻したイラクと多国籍軍との間で起きた湾岸戦争だった。夜空に無数の対空砲火が光るテレビ映像は恐ろしく、もし続き

2026年3月5日

【青灯】動くホテルとしての船

◆人の移動には宿泊の需要がついてくる。人気アイドルグループを追いかけている友人は、ライブツアーの開催が決まるとチケットの申し込みとともに開催予定地のホテルも予約する。チケットが取れ続き

2026年3月4日

【青灯】脱炭素は理念からビジネスへ

◆米トランプ政権発足以降、「脱炭素に逆風」との報道が増えた。米国は昨年、パリ協定離脱を宣言し、1月には正式に離脱した。トランプ大統領は選挙期間中から洋上風力への批判を繰り返しており続き

2026年3月3日

【青灯】ドバイは大丈夫か

◆3月1日(日)からドバイ出張を予定していた。前日までに取材や訪問のための準備を終え、荷造りも済み、あとは寝て空港に向かうだけだった。そこに飛び込んできた速報ニュースがイスラエルに続き

2026年3月2日

【青灯】効率化の先に残るもの

◆取材先で雑談が長引き、次の予定に慌てて向かうことがある。本題とは直接関係のない家族の話や趣味の話に思いのほか時間を使ってしまい、時計を見て内心ひやりとする。要領が悪いと言われれば続き

2026年2月27日

【青灯】今年の穀物トレードは

◆ウクライナ穀物協会(UGA)によると、2025年のウクライナの穀物・油糧種子収穫量予測は8140万トンだった。ロシアによる侵攻前、2021年は過去最高の約8530万トンを記録した続き

2026年2月26日

【青灯】いつまでも学ぶ姿から学ぶ

◆「AIに確認してもらっていればミスしないのに」。作成した原稿を読み返してミスを発見したとき、その他さまざまな場面でこのような考えにおよぶようになったのはいつからだろうか。昔は「機続き

2026年2月25日

【青灯】露砕氷船隊が拡大

◆ロシアの当局は最近、北極海航路を横断する輸送回廊の構築計画の一環として、北極海航路開発の次期計画を発表した。今後10年間の輸送量増加に対応し、造船と沿岸インフラ整備を積極的に推進続き

2026年2月24日

【青灯】再現されるコンテナ船

◆幼少期からブロック遊びが好きだった。手を使って、さまざまなものを実際に組み立てる。手を動かすと頭の体操にもなるし、空間認識能力も養われる。モノをつくる面白さを幼少期のブロック遊び続き

2026年2月20日

【青灯】深海への挑戦、支える海運

◆“ちきゅう”が再び脚光を浴びている。海洋研究開発機構(JAMSTEC)の科学掘削船、いわゆるドリルシップで、地球深部の探査を目的とする船だ。2007年から国際共同研究プログラムに続き

2026年2月19日

【青灯】建造船の真価は30年代以降に

◆年が明けて2カ月半が経ったが、今年の新造船市場でも年始から中国造船所による大量受注が相次いでいる。中国は旧正月(春節)に入っているが、旧正月前にも受注がラッシュした。特に目立った続き

2026年2月18日

【青灯】タンカー、大量竣工期に突入

◆タンカー分野では多くの船種が大量竣工期に入った。直近2~3年ほどで各船種で新造発注が進展。原油船では2024~25年にVLCCやスエズマックスの発注が積み上がり、プロダクト船でも続き

2026年2月17日

【青灯】船主業の勝ち筋

◆「今の船主経営者の息子世代が、不満をためている様子をたまに見聞きする」(金融関係者)。市況高や円安を背景に国内船主の事業環境は好調が続くが、船隊規模では明暗が分かれた。拡大してき続き

2026年2月16日

【青灯】海運SOx規制で地球温暖化が進む?

◆2020年から強化された船舶の硫黄酸化物(SOx)排出規制が、結果として地球温暖化を促進している可能性がある―そんな話を取材先で耳にしたのは昨年のことだった。興味を持って調べてみ続き

2026年2月13日

【青灯】船員大国フィリピンの今

◆記者が船員分野の取材で初めてフィリピンを訪れたのは約20年前のことだ。フィリピン人船員と日本海運の関係は部員としての配乗から始まった。その後、日本人や欧州人、インド人の上級職員と続き

2026年2月12日

【青灯】表裏一体の陸運と海運

◆既報のとおり、1月30日に2030年度に向けた総合物流施策大綱に関する検討会が開かれ、次期物流大綱の策定に向けた提言案が示された。その中にある、現行の総合物流施策大綱のKPIの達続き