海事プレスの記者陣によるコラム。
2025年8月26日
◆海運の最大部門であるドライバルクで船社の運航規模はどこまで大きくできるのかというのが、専門紙記者としての長年の関心事だ。世界のバルカー船隊は現在約1万3000隻なので、シェア1割…続き
2025年8月25日
◆テレビ東京系列のドキュメンタリー番組『巨大船に乗せてもらいました』シリーズに、ついに内航船が登場した。これまでにコンテナ船“NYK ADONIS”、“MOL TRIUMPH”や自…続き
2025年8月22日
◆4月からNHKの朝ドラ「あんぱん」を見ている。主人公の「浅田のぶ」は、アンパンマンの生みの親であるやなせたかし氏の妻をモデルとしている。やなせたかし氏は「柳井崇」としてのぶの幼馴…続き
2025年8月21日
◆戦後80年。記者の祖父は、戦争で兄や叔父らを亡くした。生き延びて帰郷したものの、病に倒れ、自宅で看病を受けながら命尽きた叔父もいたと聞いている。実家には、祖父の叔父の一人が戦地か…続き
2025年8月20日
◆コーヒー豆の国際価格が再び高騰しているという。一大産地であるブラジルでの天候不順による不作が影響しているとみられる。米国によるブラジルへの追加関税も駆け込み需要につながり、需給を…続き
2025年8月19日
◆先日友人が子どもを連れて遊びに来た。現在幼稚園に通うその子が「幼稚園は44日も夏休みだ」と教えてくれた。知らない間に子どもたちは夏休みだったようだ。 ◆最近の取材でも夏休みを感…続き
2025年8月18日
◆北極海における船舶の航行は過去10年で倍増したともいわれており、今後も増加が続くと見込まれる。近年の気候変動で夏季の北極海域の海氷面積が減少傾向にある中、北極海航路は6月後半~1…続き
2025年8月15日
◆今年度も地方港セミナーのシーズンが始まった。秋ごろから本格的にポートセールスを行う港が増え、地元港の港湾活性化を目指す。一方で地方港を取り巻く環境は大きく変化している。特に「港湾…続き
2025年8月14日
◆アイルランドのイベント会社スマートマリタイムネットワーク(SMN)が主催する、国際フォーラム「スマートマリタイムネットワーク会議」が今月27日に東京都内で開催される。SMNは20…続き
2025年8月13日
◆多様な分野で海洋利用への関心が高まっている。陸上に適した場所が限られることや、海そのものや風をはじめとする洋上の資源を活用できることがその背景にある。洋上風力発電はもちろん、洋上…続き
2025年8月12日
◆東京証券取引所に上場する専業造船所や舶用エンジンメーカーの株価が再び上昇している。8月7日時点での株価は、名村造船所が3355円で過去最高値圏、内海造船が8530円で2007年の…続き
2025年8月8日
◆このほど、OPECプラスの構成国のうち有志8カ国が行ってきた自主減産の枠組みが終了することが決まった。サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)、ロシア、クウェートといった国々が…続き
2025年8月7日
◆商社関係者が「ある船主経営者がギリシャ船主を訪問してきた。用船者を探しに行くのではなくて、経営方針を聞きに行った」と明かす。ギリシャ船主は国内船主にとって用船先の顧客でもあるが、…続き
2025年8月6日
◆2050年まで、残り25年となった。「2050年に温室効果ガス(GHG)の排出を実質ゼロに」というスローガンは、いまや海運業界において疑う余地のない前提となっている。だがこのゼロ…続き
2025年8月5日
◆7月21日の「海の日」に子どもたちを含む一般向けの海運業界PRイベントが各地で行われた。その一環で船内見学会が開催され、現役の日本人船員の方々が子どもたちからの「船員になるにはど…続き
2025年8月4日
◆内航船主の方々との会話で最近話題に挙がるのが、年度内に策定されるという「標準的な考え方」への期待だ。標準的な考え方にはトラック運送業界で先行事例があり、こちらはおおよその原価に適…続き
2025年8月1日
◆先日、日本船主協会が開催した国立高等専門学校商船学科5校合同進学ガイダンスの取材に行ってきた。受付開始前に会場に到着していた親子もおり、会場は満席。8月に神戸で予定されているガイ…続き
2025年7月31日
◆秘湯巡りが好きで、時間とお金に少し余裕があると、あちこちの温泉を訪ね歩いている。ある時、ひなびた山の宿の湯船で、隣にいた見知らぬ女性が話しかけてきた。「どこから来たの?」。温かい…続き
2025年7月30日
◆今月、商船三井さんふらわあのターミナルに隣接する、大阪市住之江区のアジア太平洋トレードセンター内で開業した、商船三井ミュージアム「ふねしる」のオープニングセレモニーを取材した。ふ…続き
2025年7月29日
◆日常生活でAI(人工知能)は身近なものになっている。先日、夏の旅行の計画を立てようと書店に行った。国内旅行のガイドブックが売られているコーナーはそれなりに混んでいて、ちょうど近く…続き