1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2024年12月24日

【青灯】仙台の行き方

◆子どものころは、8月までが夏、9月からが秋というイメージだったが最近ではすっかり変わった。10月に入っても夏のような日があり、「ついに秋か」と思うような涼しい日があってもまた夏に続き

2024年12月23日

【青灯】フロリダのクルーズ旅客拡大

◆米国フロリダ州でクルーズ客船が寄港する3つの港で、クルーズ乗船客数が2024年に過去最高の伸びとなったようだ。海外メディアが先日報じていた。マイアミ港はロイヤル・カリビアン・イン続き

2024年12月20日

【青灯】いちフェリーファンとして

◆下関市内での用事を終え、ゆっくりと北九州港・新門司地区に向かう。東京行きの終電、飛行機の最終便、夜行バスを見送っても移動できる最終手段として今回、フェリーを使わせていただいた。乗続き

2024年12月19日

【青灯】対応待ったなし

◆今年も「環境」、さらには「デジタル化」が業界内の主要なテーマとして在り続けた。業界関係者に話を聞く際には、そのいずれかが関わってくることが大半で、対応する側はもちろん、対応を進め続き

2024年12月18日

【青灯】続く「環境」の機会と悩み

◆年末にその年の出来事を企業のプレスリリースを見ながら振り返るようにしている。2024年も話題の中心はやはり「環境」だった。アンモニアや水素、洋上風力といった新エネルギー分野や脱炭続き

2024年12月17日

【青灯】工場立地にみる建造能力拡張

◆東京都も「坂」がつく地名が多いが、長崎、佐世保、呉、相生、神戸、浦賀—考えてみると、古くからの造船の街には坂が多い。「日本の伝統的な造船所によくみられるのが、当社と同じような山沿続き

2024年12月16日

【青灯】冬の需要期が来ない

◆今年も押し詰まってきたなか、VLCC市況は異例の動きを見せている。例年、原油船市場にとって北半球の冬は需要期として市況の押し上げにつながる要素となっているが、今年の冬は市況に盛り続き

2024年12月13日

【青灯】好況5年目、不況の足音が聞こえる

◆「好況もついに5年目になりましたね」。今年はこんな会話が多かった気がする。地政学リスクなどを背景に海運マーケットが吹き上がり、海事産業が潤い出してからもう5年も経つのだ。好況は遅続き

2024年12月12日

【青灯】来年も、ご安全に

◆先日、労働災害のバーチャルリアリティ(VR)教育を体験した。VRゴーグルを装着してヘッドフォンを耳にかけると、造船業の現場が目の前に広がり、そこで労働災害が再現される。体験したの続き

2024年12月11日

【青灯】“レッドシー”の1年

◆20日を残すだけとなった2024年の海運業界のキーワードはやはり“紅海情勢”だ。“航海”と区別するために“レッドシー”と言われることが多いが、業界の方々とお話ししていてこの言葉を続き

2024年12月10日

【青灯】内航船員の最低賃金を考える

◆先月、2024年度の船員の最低賃金の引き上げ額が決定した。内航鋼船運航業の職員A、職員B、部員A、部員B、海上旅客運送業の職員、事務部職員、部員のいずれも月額9000円アップ。6続き

2024年12月9日

【青灯】ぬくもりのない文章

◆少し前からグーグル検索をするとページ最上部にAIによる概要が時々表示されるようになった。試験運用中とのことで、わかりやすく調べたいことを引用元のリンクを明示したうえでまとめてくれ続き

2024年12月6日

【青灯】大人の青春

◆「青春」というと、どうしても10代から20代の時期というイメージがあるが、皆さんの青春時代はいつだろうか。学生時代の青春のすべてをグラウンドに置いてきた記者は、「青春」と聞くと、続き

2024年12月5日

【青灯】バルカーのメタノール二元燃料船

◆日本でもバルカーのメタノール二元燃料船整備がさまざまな船型で表面化している。今年5月にはNSユナイテッド海運が日本シップヤード(NSY)、今治造船、ジャパンマリンユナイテッド(J続き

2024年12月4日

【青灯】参加して知る世界

◆先日、結婚式を挙げた。当日は来ていただいた人たちと楽しく過ごすことができ、良い思い出になった。また「動作が早すぎなかっただろうか」「カメラマンの人、無事に撮れただろうか」と常にカ続き

2024年12月3日

【青灯】米国の海事人材育成

◆海事関係の人材の確保・育成が課題となる中で、米国においても海事関係の大学への対策が講じられているようだ。米国の西部で唯一といわれるカリフォルニア海事大学を強化するための計画が、州続き

2024年12月2日

【青灯】大型化の行く末

◆新造コンテナ船の発注の動きが加速している。発注船型を見ると、大型化の流れがひと段落し、中小型への回帰が進んでいるように感じる。コンテナ船業界では2000年代以降、急速に大型化が進続き

2024年11月29日

【青灯】差別化が加速か

◆主要P&Iクラブによる来保険年度(2025年2月〜2026年1月)に向けた顧客との交渉準備が佳境を迎え、ジェネラル・インクリーズ(=GI、保険料基準の引き上げ)について、各クラブ続き

2024年11月28日

【青灯】市況予測に厄介な兼用船

◆用船市況の好調が続いていたタンカーやガス運搬船だが、船種によって色合いが変わってきた。遠洋航路のケミカル船のように依然として好調が続くものもあれば、LNG船のように歴史的なスポッ続き

2024年11月27日

【青灯】緻密な受注戦略

◆「中国は4割バッターどころか、5~7割バッターになった」。ある造船所の関係者の話で、国別の造船所の受注・建造シェアを野球の打率で例えたものだ。日本のプロ野球でのシーズン最高打率が続き