海事プレスの記者陣によるコラム。
2025年1月30日
◆プロスポーツ選手のプライベートにおける不祥事がしばしば話題になる。「プロだから試合で結果を残すことが第一であり、プライベートは関係ないのではないか」と、そんな意見もある中で、ある…続き
2025年1月29日
◆大手自動車メーカーのホンダと日産自動車が昨年12月、経営統合に向けた協議を開始することで合意したと発表した。この大きなニュースを耳にし、10年以上前に“HONDA”のロゴを船体に…続き
2025年1月28日
◆先日、近所の喫茶店で開かれた上映会に足を運んだ。鑑賞したのは『荒野に希望の灯をともす』というドキュメンタリー。医師・中村哲氏のアフガニスタンとパキスタンでの人道支援を20年以上に…続き
2025年1月27日
◆先月下旬に、海上保安庁と日本DMORTが海上での事件や事故の被害者とその家族への支援のため、連携協定を締結した。DMORTは「Disaster Mortuary Operatio…続き
2025年1月24日
◆記者の地元では干し柿が特産品として知られている。記者の祖母が作る干し柿は「滋味深い」と好評で、ファンも多い。一方、祖母は昔ながらの製法を守っているため「手間のわりに儲がらね」との…続き
2025年1月23日
◆今年は年初から世界情勢に大きな変化を及ぼす動きが続いている。15日、パレスチナのガザ地区で戦闘を続けるイスラエルとイスラム組織ハマスが段階的な停戦に合意した。これをきっかけにフー…続き
2025年1月22日
◆この年末年始は「奇跡の9連休」などとも言われたが、一方で終わってみればニュースなどでは「休暇ロス」という言葉を見た。記者は年末に体調を崩し、「寝年末」を過ごした。ただ、年明けには…続き
2025年1月21日
◆以前にも小欄で触れたが、環境対策に厳しい規制を導入していることで知られる米カリフォルニア州で、港湾で運航するタグボードなどの特定の船舶にDPF(Diesel Particulat…続き
2025年1月20日
◆今年度は日本港湾で年末年始例外荷役が実施されなかった。2001年度から継続して行われてきたが、今回は労使間の協議が調わなかった。港のユーザーである船社や、荷主による事前調整といっ…続き
2025年1月17日
◆「海運業界は根本的な変革期を迎えている。デジタルトランスフォーメーション(DX)、脱炭素化の要求の高まり、熟練労働者の不足といった問題は、市場に永続的な影響を及ぼしている」―イア…続き
2025年1月16日
◆年が明けてからはや2週間が過ぎたが、巳年の今年は新年の年頭訓示やあいさつでも干支の蛇にまつわる話もいくつか見受けられた。蛇は水の守り神とも言われるそうで、海事業界とも関わりが深い…続き
2025年1月15日
◆米ブローカーのポーテン&パートナーズが恒例の原油船スポット用船者ランキングを年初に公表した。2024年のランキングはこの間の原油船市場の動きや変化を表すものとなった。VLCC市況…続き
2025年1月14日
◆年末に会った関係者に24年はどんな1年だったかを聞いて回った。ある程度共通していたのが「あまり新しいことに取り組めなかった」「思ったよりも投資が進まなかった」ということだ。「船価…続き
2025年1月10日
◆邦船大手3社の社長がグループ内向けの2025年の年頭あいさつの中で新年の展望と抱負を語った。事業環境に関してはやはり米国トランプ政権発足の影響をポイントに挙げ、不透明感がさらに高…続き
2025年1月9日
◆俳優の松重豊さん演じるビジネスマン・井之頭五郎が仕事の合間に食事をするドラマ「孤独のグルメ」。食事を1人で楽しむ主人公の姿に記者も共感を覚え、時たま観ている。昨年10~12月には…続き
2025年1月8日
◆「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」は、新技術の製品化、事業化、社会実装までの過程でぶつかる3つの困難を指す言葉としてよく知られる。「魔の川」は、研究段階から製品開発の間にある…続き
2025年1月7日
◆日本の戦後80年、昭和100年。阪神淡路大震災の発生や、世界貿易機関(WTO)の発足から30年。2025年を見通すうえで、この年明け、周年を切り口とした報道は目立つ。これを機に海…続き
2024年12月27日
◆クリスマスといえばケンタッキー。七面鳥を食べる習慣がない日本ならではの文化とも言われ、海外では日本の面白文化として紹介されているらしい。私の実家はこのクリスマス商戦に流されるまま…続き
2024年12月26日
◆今年も、残りわずか。長い夏がいつの間にか終わり、駆け足で秋が過ぎ、気づけば、ほほをなでる風がすっかり冷たくなっていた。つい先日、大学時代の友人が東北から遊びに来たのだが、大都会の…続き
2024年12月25日
◆国際エネルギー機関(IEA)はこのほど公表した石炭需要レポートで、2024年の世界の石炭荷動き(輸入)が前年比2%増の15億4500万トンとなり、前年に引き続き過去最高になると予…続き