2022年3月8日
コンテナ市況は依然として活況が続く。年内の正常化は困難との見方が広まりつつあり、旺盛な荷動き需要そのものが落ち着くまでは改善を見込むことは難しい情勢だ。ロシアによるウクライナ侵攻…続き
2022年3月7日
邦船大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)が2月3日までに2022年3月期通期業績予想の上方修正を発表し、3社の経常利益予想が計2兆1200億円に達した。3社の持分法適用会社の…続き
2022年3月4日
昨年12月に一般海域の洋上風力発電事業者が秋田の2海域と千葉の1海域で選定され本格的な洋上風力発電事業が数年後に立ち上がる。そのような中で、邦船社の洋上風力ビジネスへの展開も一段…続き
2022年2月7日
新造船マーケットは、年初からLNG船、LNG燃料のコンテナ船やケープサイズ・バルカーなど大型船の発注が際立つ展開となっている。中小型バルカーなどのボリュームゾーンの新造船商談は船…続き
2022年2月4日
昨年までの大量受注で一息ついた造船業。ただ年明けから厳しい決算の発表も相次いでおり、鋼材高騰による造船経営への問題が重くのしかかる1年となりそうだ。もう1つのテーマは再編。日本国…続き
2022年2月3日
2022年に入ったが、コンテナ物流を巡る混乱はなお昨年と変わらず続いている。状況は一進一退を繰り返しており、荷動き需要が減少するまで事態の打開を望むことは難しそうだ。一方、混乱の…続き
2022年2月2日
日本郵船は1月14日、LNG燃料のケープサイズ・バルカー計4隻の新造整備を決めたと発表した。日本シップヤード(NSY)で2隻、名村造船所と中国船舶集団(CSSC)傘下の上海外高橋…続き
2022年2月1日
海運業界は低・脱炭素社会の到来に備え、新たな輸送需要を探る取り組みを進めている。低炭素燃料のLNGやLPG、脱炭素燃料のアンモニア、さらには排出された二酸化炭素(CO2)を回収し…続き
2021年12月24日
船腹調整事業終了後の激変緩和策として1998年にスタートした内航海運暫定措置事業が8月末に終了し、内航海運業界は新たな時代に入った。一方、IMO(国際海事機関)のGHG(温室効果…続き
2021年12月23日
2050年カーボンニュートラル目標に向けて港湾分野でも脱炭素化に向けた取り組みが始動した。今年はカーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けて、各港で相次ぎ検討会が創設された…続き
2021年12月22日
国際海運の「2050年カーボンニュートラル化」が大きなテーマとなった今年。IMO(国際海事機関)でも50年排出ゼロ目標への見直しに向けて動き出した。技術開発でもアンモニアや水素な…続き
2021年12月21日
2021年の新造船マーケットは、前年から潮目が一変し、コンテナ船やバルカーを中心に造船ブーム期に迫る発注ブームとなった。好調な海運市況や鋼材価格の高騰で新造船価も右肩上がりで上昇…続き
2021年12月20日
日本造船業にとっての2021年は、かつてない大変動の年となった。造船所同士のアライアンスや資本提携が次々と実現する一方、歴史ある工場の撤退も相次ぎ、エンジニアリング事業や船舶保有…続き
2021年12月17日
2021年の造船業界は、受注残が途絶えるという前年までの危機から一転し、記録的な規模の新造船受注が進んだ。2~3年分の受注残、船価上昇による各国の船価差縮小、さらに鋼材価格の高騰…続き
2021年12月16日
国内船主(船舶オーナー)はコロナ禍による船員交代難などに見舞われながらも、マーケット高、為替の円安水準、低金利という追い風を10年ぶりに得て、事業環境は良好だった。この環境は船隊…続き
2021年12月15日
邦船大手らが重点分野に据えるLNG・海洋事業は、そのフィールドが広がっていく。脱炭素に向けた動きが日本や世界で活発になる中、複数の邦船社が「海」の知見を生かせる新市場として洋上風…続き
2021年12月14日
コンテナ船業界にとって2021年は歴史的な年となった。コロナ禍2年目を迎え、世界的な港湾混雑や事故、コロナ対応の影響でコンテナ物流網は大きな混乱に陥り、改善の糸口はなお見えない。…続き
2021年12月13日
2021年のタンカー運賃市況は、特にVLCCとプロダクト船でコロナ禍による需要減が重石となり、低空飛行が続いた。一方、大型LPG船(VLGC)は底堅い石化需要と民生需要により堅調…続き
2021年12月10日
ドライバルク市況が今年高騰し、ケープサイズ・バルカーの主要5航路平均用船料は一時2009年以来の8万ドル台となった。パナマックス以下の中小型バルカーも3万ドルを超えた。中国向けの…続き
2021年12月9日
新型コロナウイルス禍の非常事態が続いた2021年。その中で邦船大手3社の利益がコンテナ船市況高騰などによってかつてない高水準に増加し、2021年度は全社が日本海運の過去最高を上回…続き