2021年3月11日
コンテナ船業界では依然として混乱が続いている。船社の20年業績は過去にない好業績となっているが、21年については見通し不透明ながら、確実視されている長期契約運賃の値上げが一定の下…続き
2021年3月10日
中小型バルカーのマーケットが高騰し、英ボルチック・エクスチェンジの主要航路平均用船料でパナマックスとハンディマックスが2月に2万ドルを突破。ハンディサイズも3月に入ってから2万ド…続き
2021年3月9日
邦船大手3社は2021年3月期通期経常利益予想を大幅に上方修正し、日本郵船が1600億円、商船三井が950億円、川崎汽船が500億円をそれぞれ見込む。3社の持分法適用会社オーシャ…続き
2021年2月8日
新造船市場は、厳しいマーケット環境が継続しているが、今年の年明けはコンテナ船や新船型の受注が目立つ展開となっている。エネルギー効率設計指標(EEDI)フェーズ3対応のデザインも続…続き
2021年2月5日
2021年は日本の造船業にとっては重要な1年になる。仕事量が間もなく底をつく中で、新たな仕事確保や事業転換などが急務。一方では再編実行の年でもあり、今治造船とジャパンマリンユナイ…続き
2021年2月4日
2021年に入っても、コンテナ物流の世界的な混乱が続いている。世界各地で港湾混雑が悪化し、スケジュール遅延やコンテナ不足など、未曽有の混乱となっている。一方で運賃水準は急騰し、コ…続き
2021年2月3日
年明けのタンカーの運賃マーケットは船種によって明暗が分かれた。LNG船や大型LPG船(VLGC)は好調に沸いた一方、VLCCはついにマイナス用船料に陥った。 LNG船、冬場の…続き
2021年2月2日
ドライバルク市況が年明けから好調に推移している。不需要期に当たるこの時期は例年下落することが多いが、ケープサイズからハンディサイズまでの全船型が上昇し、この時期としては近年にない…続き
2020年12月24日
2020年はコロナ禍によって港湾物流にも大きな影響を及ぼした。一方でコロナ禍を契機に、これまでなかなか進んでこなかったデジタル技術を活用した港湾荷役の遠隔操作化・自働化や、港湾手…続き
2020年12月23日
内航海運暫定措置事業が来夏に終了し、約半世紀にわたって続いた船腹供給対策が幕を閉じることとなった。これにより、今後は建造の自由度が増すほか、内航各船社の戦略がより問われる時代とな…続き
2020年12月22日
2020年は世界のコロナ禍と脱炭素政策で、船舶のデジタル化と脱炭素化への勢いが加速した。日本でも、無人船やゼロエミッション船の実用化に向けて業界内の共同研究プロジェクトが次々と立…続き
2020年12月21日
新造船市場は、コロナ禍による投資意欲の減退や対面営業機会の減少に加えて、環境規制に伴う陳腐化リスクを懸念する様子見が鮮明となり、ほぼ全ての船種で新造発注が低迷した。造船所は操業確…続き
2020年12月18日
厳しい事業環境の中で、日本国内の造船所では事業・再編が一段と進んだ。一方、エンジニアリングに軸足を移す動きや、船舶保有業への多角化なども進み、生き残りをかけた事業モデルの模索が続…続き
2020年12月17日
2020年は、コロナ禍によって造船業ではさまざまな動きが停止した。モノや人の移動が止まり、海外では工場も一時停止。企業再編も、競争法当局の審査が止まり、計画が進まなくなってしまっ…続き
2020年12月16日
国内船主(船舶オーナー)と船舶融資を扱う金融機関は、今後のビジネスモデルの在り方が大きく問われる1年になった。国内船主には船を保有することが簡単ではない時代が到来しつつあり、それ…続き
2020年12月15日
コロナ禍を契機に脱炭素シフトが世界で急速に進み出した今年。クリーンエネルギーのLNGも「化石燃料」として、その将来性に注目が集まる年となった。日本やアジアで洋上風力発電の導入拡大…続き
2020年12月14日
2020年のコンテナ船マーケットは、さまざまな予測不能に翻弄された年となった。コロナの影響による荷動き急落、その後の急激な回復に伴う運賃市況の急騰やコンテナ不足など、さまざまな混…続き
2020年12月11日
2020年のタンカー運賃市況はコロナ禍によるエネルギー需要の減少と、エネルギー価格の変動に翻弄された年となった。一方、邦船大手らは従来からのタンカー事業の安定収益化の取り組みによ…続き
2020年12月10日
ドライバルク部門も新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、ケープサイズ市況が一時2000ドルを割り込んだ。ただ、最大輸入国の中国が経済活動をいち早く再開して高水準の輸入を続…続き
2020年12月9日
未知のウイルスの感染が世界中に拡大し、社会・経済活動が著しく制限されるという未曽有の事態に見舞われた2021年。海運業界はこのような厳しい状況にあっても暮らしと経済を支える物流事…続き