2022年4月11日
記者座談会 造船この1カ月<上>
為替と資材高騰で造船決算明暗
ロシア問題でインフレ警戒
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久しぶりの円安で造船所の採算が和らぐ。保有船事業も今回は決算に大きく貢献した。だが、鋼材高のインパクトがそれを打ち消す。ロシア問題が素材やエネルギー価格高騰に拍車をかけており、鋼材やステンレスなど造船所の主要資機材の価格上昇圧力が再び強まっている。
円安と保有船が追い風
司会 ロシアのウクライナ侵攻もあり、世の中の情勢が大きく変化している。1つは為替だ。
― 円安が一気...
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