2023年3月2日

記者座談会/海運この1カ月<上>
穀物安定供給への努力続く
ウクライナ侵攻から1年、影響長期化の様相

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 ロシアがウクライナへの侵攻を2022年2月24日に開始してから丸1年が経過した。今もウクライナ各地で戦闘が続いており、事態終息の兆しは見えない。海運への影響では、ロシア・ウクライナから輸出されていたエネルギー資源、穀物のトレードが大きく変容。このうちウクライナ産穀物については、ウクライナ、ロシアに国連、トルコを加えた4者が合意し、安定的に輸出する努力が続けられている。ただ、戦争が1年以上...