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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年5月26日

【バリシップ2025】造船経営者パネル、日本造船の影響力再構築へ協業必須、支援策への期待も

 「バリシップフォーラム2025」では造船経営者によるパネルディスカッションが開催された。「中国一強」化する造船産業の中で日本造船業の影響力低下への強い危機感が示され、国内造船所間続き

2025年5月26日

ABB、仏の電力変換器メーカーを買収、船舶などの電動化事業を拡大

 ABBは21日、船舶用推進システムなどの電動化戦略を加速するため、電力コンバータを手がける仏のブライトループ(BrightLoop)を買収する契約を締結したと発表した。この買収で続き

2025年5月26日

愛媛大が今治に海事コース新設、海事産業と連携し研究と技術者育成機能

 愛媛大学が今治市内にサテライトキャンパスを開設し、来年4月に工学部の「海事産業特別コース」を開設する。海事展「バリシップ2025」に合わせて今治市で開催されたイノベーションイベン続き

2025年5月26日

川崎重工、工場DX化へ生産設備の一体運営加速、子会社の坂出工場保守事業統合

 川崎重工業は、坂出工場のデジタルシップヤード化に向けた取り組みの一環として、生産設備のメンテナンスを含めた一体運営を加速する。同社は22日、完全子会社の川重サポートが手掛ける坂出続き

2025年5月26日

三井E&S、クレーン運搬船“YAMATO”保有、NBPへ運航管理を委託

 三井E&Sは22日、国外向け港湾クレーンの海上輸送能力の安定性と柔軟性の確保を目的として、クレーン運搬船“YAMATO”を保有したと発表した。今年4月23日にパナマ法人YAMAT続き

2025年5月26日

今治造船グループ、RORO船“JFE黄隆”竣工

 今治造船は21日、同社グループのあいえす造船が建造した33パレット型ロールオン・ロールオフ(RORO)貨物船“JFE黄隆”が竣工したと発表した。15日に引続き

2025年5月23日

国内の上場系造船5社、24年度新造船受注は計47隻と高水準、低迷時の2倍以上に

 総合重工系を含めた上場している国内造船所の新造船受注が2021年度以降、高水準を継続している。このほど出そろった上場系造船所の決算発表によると、受注を公表している5社の24年度(続き

2025年5月23日

中国造船業の新造船受注、1~4月は1割減の3069万重量トン、高水準継続

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が20日明らかにした今年1~4月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比11%減の3069万重量トンだった。前年同期比マイナスとなったものの、年間続き

2025年5月23日

海運・造船14社の船舶デジタルツイン研究、パイロット試験完了、効果実証

 日本の海運・造船所など14社が共同で進めている船舶のデジタルツイン技術実用化を目指すプロジェクトが、フェーズ3のパイロット試験を完了した。日本海事協会(NK)とナパ(NAPA)が続き

2025年5月23日

日舶工が米企業を調査、先端技術の情報収集を推進、オフショア展への参加も

 海洋開発に使用される機器の自動化やデジタル技術の活用など、海洋開発分野の技術革新が加速するなか、日本舶用工業会(日舶工)は、業界を問わず、さまざまなジャンルの最先端技術を自ら取り続き

2025年5月23日

ナカシマプロペラ、インドネシアに合弁会社を設立、推進機器の販売・修理サービス提供

 ナカシマプロペラは22日、インドネシア企業のPTテスコ・インドマリティム(PT Tesco Indomaritim、以下テスコ)と共同で、インドネシア国内向けに舶用推進機器の販売続き

2025年5月23日

三井E&S、中計をローリング、27年度営業益280億円目指す

 三井E&Sは22日、2027年度までの機能戦略(財務・人材)と事業戦略をローリングした新たな中期計画「三井E&S Rolling Vision 2025」を策定したと発表した。最続き

2025年5月23日

三菱重工長崎、護衛艦“によど”竣工

 三菱重工業は21日、長崎造船所長崎工場で建造していた防衛省向け3900トン型護衛艦“によど”を引き渡した。海上自衛隊の「もがみ」型護衛艦の7番艦で、2021年度に受注した。  続き

2025年5月23日

ゼロノースとDNV、排出量報告・検証サービスを開始

 海事産業の脱炭素化に向けたデジタル技術を提供するゼロノース(デンマーク)と、ノルウェー船級協会(DNV)は、海運業界向けに完全統合型の排出量報告・検証サービスを開始した。ゼロノー続き

2025年5月23日

日舶工、ノルシッピング2025に参加

 日本舶用工業会(日舶工)は日本財団の助成事業として、6月3~6日にノルウェー・オスロで開催される「ノルシッピング2025」に参加する。日本船舶輸出組合、日本海事協会とともに日本パ続き

2025年5月23日

NK、代替燃料インサイト3.0を公開

 日本海事協会(NK)は21日、代替燃料の特徴や調達可能性、コスト見通しなどの最新動向をまとめた「ClassNK 代替燃料インサイト(Version 3.0)」を公開したと発表した続き

2025年5月22日

国交省、造船・舶用の作業自動化技術開発7件を支援、JMUは新燃料タンク防熱施工を自動化

 国土交通省は19日、ロボット・機械などによって造船・舶用工業の作業の省人化や工数削減を図る技術の開発実証事業として、7件への支援を決めたと発表した。ジャパンマリンユナイテッド(J続き

2025年5月22日

《今治発:新技術》、SKウインチら、ウインチ高度化、遠隔投錨を実現、内航船“りゅうと”に搭載無料

 SKウインチと冨士汽船、海上技術安全研究所(海技研)は、このほど共同で、船舶の電動ウインチを改造してデジタル技術を活用した電動ブレーキなどを開発、199総トン型内航ケミカル船&l続き

2025年5月22日

シップオブザイヤーに“HANARIA”、水素燃料の完成度と社会性評価、技術賞には“魁”

日本船舶海洋工学会が主催する「シップ・オブ・ザ・イヤー2024」に、商船三井テクノトレードの水素燃料旅客船“HANARIA”が選ばれた。ゼロエミッション燃料続き

2025年5月22日

NK、排出管理ツールZETAに機能追加、欧州燃料規制のプール対応最適化

 日本海事協会(NK)は20日、温室効果ガス(GHG)排出管理ツール「ClassNK ZETA」に新たに、欧州燃料規制FuelEUマリタイムに対応した「プール」(過不足相殺)最適化続き