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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年9月12日

名村造船所、伊万里高校で水中ロボ授業

 名村造船所は11日、佐賀県立伊万里高等学校向けに「水中ロボット製作」の授業を行ったと発表した。先月19日に名村造船所内に仮設した水槽を使って、長崎総合科学大学工学部船舶工学コース続き

2025年9月12日

常石造船、常石工場でも42型バルカー建造

 常石造船は8月27日、常石工場で4万2200重量トン型「TESS42」バルカー“OCEAN ARIEL”に引渡した。これまで海外工場での建造船型だったハンディサイズ型を、今年は常続き

2025年9月11日

日本シップヤード、トルコGSDからバルカー受注、64型と40型各1隻

 日本シップヤード(NSY)は、トルコ船主GSDシッピングから6万4000重量トン型バルカー1隻と4万重量トン型バルカー1隻を受注した。GSDグループのGSDマリンとGSDホールデ続き

2025年9月11日

日本の新造船受注、8月は16%減の37万トンと停滞、様子見の傾向色濃く

 日本船舶輸出組合(輸組)が10日発表した今年8月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は前年同月比16%減(トン数ベース、以下同)の12隻・37万総トンだった。日本の造船所の期近な続き

2025年9月11日

日本造船業の新造船受注残、2946万総トンに減少

 日本船舶輸出組合がまとめた2025年8月末時点の手持ち工事量は611隻・2946万総トン(1346万CGT)で、25年7月末と比べて35万総トン減少した。24年の輸出船の竣工量に続き

2025年9月11日

HJ重工、8850TEU型船4隻受注、ナビオス向け

 韓国のHJ重工業は9日、大洋州地域の船主から8850TEU型コンテナ船4隻を受注したと発表した。発注者は公表していないが、ギリシャ船主ナビオス・マリタイム・パートナーズが決算発表続き

2025年9月11日

函館どつく、他社船台借用して内航船建造、北浜造船で新潟向け給油船完工

 函館どつくは9日、青森県の北浜造船鉄工の船台を借用して300kL積み給油船を建造し、船主に引き渡したと発表した。他社船台での新造船建造は今回が2隻目という。  建造した&ldq続き

2025年9月11日

福井製作所とNK、水素DF機関向け安全弁を共同検討、ガステックでMOU

 安全弁専業メーカーの福井製作所と日本海事協会(NK)は、水素焚き二元燃料エンジン向け超高圧安全弁の共同検討に関する基本合意書(MOU)を締結し、イタリア・ミラノで開催中の展示会「続き

2025年9月11日

ハンファエンジン、アンモニア燃料供給装置でAiP

 ハンファエンジン(旧HSDエンジン)は9日、9万3000立方メートル型の大型アンモニア運搬船(VLAC)用のアンモニア燃料供給システム(AFSS)について、韓国船級協会(KR)か続き

2025年9月10日

アンモニア燃料外航船も建造開始、日・韓・中で初番船、ガス船やコンテナ船で

 アンモニア燃料エンジンを搭載した外航船の建造が始まった。日本ではアンモニア運搬船、韓国ではLPG/アンモニア運搬船、中国ではコンテナ船がそれぞれ来年に竣工する予定。ゼロエミッショ続き

2025年9月10日

比国チェルシー、日本の造船所にフェリー追加発注、警固屋船渠で建造か

 フィリピンの海運・物流企業チェルシー・ロジスティクスは7日、日本の造船所で建造する貨客フェリー“STARLITE RESILIENCE”を今年11月に進水続き

2025年9月10日

東北電技ソリューションズ、販売半年で受注100隻を突破、船舶通信管理ソフトが無料

 カシワグループの東北電技ソリューションズ(本社=宮城県塩釜市)が提供する船舶通信管理ソフト「ShipLINK」の累計受注が、販売開始から約半年で100隻を突破した。旭タンカーをは続き

2025年9月10日

サムスン重工、原子力推進LNG船を開発、AiP取得、ガステックで水素船なども発表

 韓国のサムスン重工業は9日、小型原子炉の一種である溶融塩炉(MSR)を推進システムとして搭載した17万4000立方メートル型LNG船を開発したと発表した。イタリア・ミラノで開催中続き

2025年9月10日

恒力重工、欧州船主向けVLCC受注、26年納期で2隻

 旧STX大連の跡地で新造船事業を急拡大している中国の恒力重工は、欧州船主から30万6000重量トン型のVLCC2隻を受注した。恒力グループで同社の親会社、広東松発陶瓷が6日証券取続き

2025年9月10日

HD現代、メガコンテナ船2隻受注、船価1.47億ドル、28年竣工

 韓国造船最大手のHD現代は8日、アジア地域の船主からコンテナ船2隻を受注した。同グループのHD韓国造船海洋が同日証券取引所に告示した。発注者名や船型・仕様は明らかにしていないが、続き

2025年9月10日

玉柴船舶動力、メタノール焚き低速機関を初納入

 中国の玉柴船舶動力は5日、同社初のメタノール二元燃料焚き低速エンジン「6S60ME-C10.5-LGIM-HPSCR」を納入した。9日に発表した。同エンジンは、国航遠洋集団向けの続き

2025年9月10日

古野電気、甲子園キッズフェスタ初出展

 古野電気は23日、西宮市の阪神甲子園球場で開催される「甲子園キッズフェスタ~2025 autumn~」に初出展する。小学生以下の子どもとその家族を対象としたイベントで、同社公式ア続き

2025年9月9日

《シリーズ》日本の高速船ヤード、速さの追求と独自性の高さが強み

 海上保安庁の巡視船艇をはじめ、警備艇・監視艇や消防艇、離島航路の旅客船など、アルミ合金製の高速船は日本のさまざまな航路で運航されている。日本にはこうした高速船に強みを持つ造船所が続き

2025年9月9日

川崎重工/三井E&S、アンモニア燃料LPG/アンモニア船がAiP、NKから取得

 川崎重工業と三井E&Sは共同で、液化アンモニアを舶用燃料として使用可能なLPG/アンモニア運搬船の基本設計承認(AiP)を日本海事協会(NK)から取得した。3者が8日に発表した。続き

2025年9月9日

JMU、ブラスト後の鋼材表面を定量評価、PSPC対応の施工適正化へ新手法考案

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は、国際海事機関(IMO)の塗装性能基準(PSPC)に対応したブラスト施工の適正化に向けて、鋼材表面処理の品質を定量的に評価する手法を考案し、続き