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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年6月2日

北極域研究船の運航をモニタリング、三井E&S造船の「Fleet Transfer」搭載へ

 三井E&S造船は5月30日、同社の運航モニタリングサービス「Fleet Transfer」が、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の新造北極域研究船“みらいII”に搭載されることが続き

2025年6月2日

アトランティック造船、29~30年納期で大型客船2隻受注、MSCクルーズ向け

 フランスのアトランティック造船はこのほど、MSCクルーズからLNG二元燃料推進の大型客船2隻を追加受注した。MSCクルーズが5月に発表した。2隻は2029~30年に竣工予定。LN続き

2025年6月2日

OKM、新中計、27年度の売上高目標132億円、新燃料・新貨物用バルブ開発や新領域進出を推進

 オーケーエムはこのほど、2025年度を初年度とする3年間の中期経営計画を策定したと発表した。船舶排ガス用バルブやLNG用バルブといった既存製品の展開強化を進めるほか、新燃料・新貨続き

2025年6月2日

滬東中華造船、8300TEU型船受注、シースパン向け6隻か、バンカリング船も成約

 中国船舶集団(CSSC)傘下の滬東中華造船は、シースパンと8300TEU型コンテナ船の建造で意向書(LOI)を交わした。CSSCが5月20日発表した。具体的な隻数は明らかにしてい続き

2025年6月2日

鎮江船廠、ブライトオイル向けAHTS最大8隻受注

 中国民営造船所の江蘇鎮江船廠は5月27日、ブライトオイル・オフショア・サービスからAHTS6隻プラス・オプション2隻を受注したと発表した。納期や船価は不明。また、同日にアブダビ国続き

2025年6月2日

JMU、3055TEU型“INTERASIA TRIUMPH”竣工

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は5月28日、呉事業所で建造していたたインターエイシアラインズ・シンガポール向け3055TEU型コンテナ船“INTERASIA TRIUMPH続き

2025年6月2日

近畿舶用工業会、通常総会を開催

 近畿舶用工業会は5月19日、第33回通常総会を開催し、2025年度事業計画や予算案などを承認した。  総会後の懇親会で、久貝泰洋会長(キムラ海陸通商社長)は、「大手造船や海運関続き

2025年5月30日

ベシクタシュ・シップヤード、新たな浮きドックの稼働開始

 トルコのベシクタシュ・シップヤードは28日、新たな浮きドック1基がヤローヴァ工場で稼働開始したと発表した。同日、初の船舶であるFSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)が入渠した続き

2025年5月30日

常石造船、新燃料船建造でスコープ3排出減、昨年竣工船の生涯排出量7%減

 常石グループは29日、2024年のエネルギー消費量や二酸化炭素(CO2)排出量の速報値を公表した。このうち、サプライチェーン全体に関わる排出量「スコープ3」に該当する「販売した製続き

2025年5月30日

コスコ大規模新造計画、80型多目的船最大30隻を新造整備、リース会社起用

 中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)グループが大規模新造整備を継続して進めているようだ。海外紙によると、同グループの中遠海運散貨運輸(コスコ・シッピング・バルク)は、続き

2025年5月30日

今治造船、工場見える化、生成AI活用も模索、専門組織が造船DX推進

 今治造船は、昨年新設したDX推進の専門組織がリードする形で、建造・設計のDXや業務効率化などを進めている。このほど、工場の「見える化」に向けて船体ブロック所在場所やブロック運搬車続き

2025年5月30日

三菱造船、13年ぶりに下関造船所で艦艇建造、海洋観測艦を進水

 三菱造船は29日、防衛省向け海洋観測艦の命名・進水式を三菱重工下関造船所江浦工場で行った。下関造船所での艦艇建造は敷設艦“むろと”以来で、進水ベースで13年ぶり。また、商船事業会続き

2025年5月30日

新来島サノヤス、64型バルカー“NORD NILE”竣工

 新来島サノヤス造船は20日、水島製造所で建造していた6万4000重量トン型バルカー“NORD NILE”(1408番船)を引き渡した。エネルギー効率設計指標(EEDI)規制フェー続き

2025年5月30日

バルチラ、米国初の完全電動高速フェリーに推進システム

 バルチラは28日、米国サンフランシスコ湾で運航予定の、完全電池駆動式のゼロエミッション高速フェリー3隻に電気推進システムを供給すると発表した。同船は、米国で初めて建造・運航される続き

2025年5月29日

NK、住重マリンにHSE鑑定発行、健康・安全・環境を国際基準認定

 日本海事協会(NK)は28日、住友重機械マリンエンジニアリングに対して健康・安全・環境での国際規格基準のHSEマネジメントシステム鑑定を実施し、鑑定書を発行したと発表した。  続き

2025年5月29日

江南造船、LNG船2番船竣工、工期短縮

 中国船舶集団(CSSC)の江南造船は26日、アブダビ国営石油ADNOC向けに建造していた17万5000立方メートル型LNG船“AL RAHBA”を引き渡した。CSSCが27日発表続き

2025年5月29日

4スト機関のアンモニア対応が加速、バルチラはGHG最大90%減を実証、MANは新プロジェクト主導

 次世代燃料の有力候補であるアンモニア燃料に対応する4ストロークエンジンの開発や実証が加速している。バルチラはこのほど、同社製のアンモニア燃料対応4ストロークエンジンの性能最適化に続き

2025年5月29日

三菱重工の伊藤CEO、「要請あれば最大限努力」、日米造船協力で

 三菱重工業は28日、事業計画の進捗状況の説明会を開催した。この中で伊藤栄作CEOは、日米の造船協力への同社の対応に関する質問に対し、「要請があり、当社の技術や設備を使ってできるこ続き

2025年5月29日

HJ重工、LNGバンカリング船1隻解約

 韓国中堅造船所のHJ重工業はこのほど、リベリア船主向けに受注していた1万8000立方メートル型のLNGバンカリング船1隻を新造解約したと証券取引所に告示した。解約理由は船主の解約続き

2025年5月29日

三井E&S、ノルシップでアンモニア燃料推進システムをPR

 三井E&Sは6月3~6日にノルウェー・オスロで開催される「ノルシッピング2025」に出展する。ブースはB02-10a。同社は今年2月、世界に先駆けてアンモニア焚き大型低速続き