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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年11月5日

《連載》新燃料船建造の現状分析②、コンテナ船は順調に進展との見解、造船所は建造能力との相関関係も

 LNG燃料をはじめとした代替燃料船は船種や船型によって進捗に違いが生じている。新規の新造船商談でLNGやメタノール燃料をはじめとした二元燃料推進仕様が既に標準となった自動車船と大続き

2025年11月5日

インド修繕業成長にドバイが協力、コチン造船とドライドックスワールドが提携

 ドバイを拠点とする船舶修繕大手ドライドックス・ワールドは10月30日、インド造船大手コチン・シップヤードとケララ州コーチンの船舶修繕工場の拡張に協力することで合意した。またインド続き

2025年11月5日

常石三保造船と新潟造船が統合、漁船・小型船の3工場でシナジー追求

 常石造船の連結子会社の常石三保造船と新潟造船が11月1日付で統合した。日本を代表する漁船造船所2社が一体となり、3工場で漁船や小型船の建造と修繕でのシナジーを追求する。  「常続き

2025年11月5日

恒力重工、VLCCなど新たに5隻受注、大型船の成約相次ぐ

 旧STX大連の跡地で新造船事業を急拡大している中国の恒力重工は、30万6000重量トン型のVLCC2隻と4600TEU型コンテナ船3隻を受注した。恒力グループで同社の親会社、広東続き

2025年11月5日

エヴァレンス、S90主機をメタノール改造

 エヴァレンスは10月27日、コスコシッピングラインズの2万TEU型コンテナ船“COSCO SHIPPING LIBRA”の主機を、メタノール二元燃料主機に改造したと発表した。11続き

2025年11月5日

中国塗料、26年3月期の通期予想を上方修正

 中国塗料は2026年3月期の連結業績予想を、売上高が前期比5%増の1370億円(前回発表は1330億円)、営業利益が14%増の175億円(同160億円)、経常利益が7%増の177続き

2025年11月5日

名村造船所、東海大学の施設命名権

 名村造船所は10月27日、東海大学と大学施設のネーミングライツ取得契約を交わしたと発表した。  命名権を取得したのは東海大学の静岡キャンパス8号館4階8410多目的教室。多目的続き

2025年11月5日

造船学術研究推進機構、26年度研究テーマ募集

 造船学術研究推進機構は、2026年度の助成金交付研究テーマの募集を開始した。  助成対象は、船舶の燃費低減・脱炭素化や建造合理化などの造船・船舶関連技術の研究テーマと、海洋開発続き

2025年11月4日

【米中入港料停止】新造商談の不透明感続く、中国建造船へのリスク認識消えるか

 米中が互いに課していた港湾入港料を1年間停止することで合意したことで、新造船市場では米国入港料の対象となっていた中国建造船に対するリスク意識などが薄れるとみられる。ただ、入港料は続き

2025年11月4日

住重・船舶、海洋構造物などの受注増加、1~9月期にアフラは3隻竣工

 住友重機械は10月31日発表した2025年1~9月期決算の中で、船舶部門が所属するエネルギー&ライフライン事業では海洋構造物などの受注が増加したことを明らかにした。今治造船から製続き

2025年11月4日

日本無線、自動運航・運航支援の技術開発を紹介、損保ジャパン主催のセミナーで無料

 日本無線は10月29日に開催された損害保険ジャパン主催のウェブセミナーで、同社が進める自動運航技術や運航支援技術の開発動向について講演した。衝突の危険性が高い領域をレーダー上に表続き

2025年11月4日

HD現代マリンエンジン、530億ウォンの受注獲得

 HD現代マリンエンジンは10月31日、HJ重工業と舶用エンジンの供給契約を締結したと公示した。契約金額は、2024年の売上高の16.8%に相当する530億ウォン(56億円)で、契続き

2025年11月4日

今治造船、64型バルカー“BELFORTUNE”竣工

 今治造船は10月23日、今治工場で建造した6万4000重量トン型バルカー“BELFORTUNE”を引き渡した。同月24日発表した。  各貨物艙にはトップサイドタンクとホッパータ続き

2025年11月4日

ダイハツIE、4~9月期の舶用機関関連は減収増益

 ダイハツインフィニアースが10月30日に発表した2025年4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比3%減の415億円、営業利益が23%減の25億円、経常利益が17%減の26億円だ続き

2025年10月31日

《連載》新燃料船建造の現状分析①、バルカーやタンカーは新造整備停滞、中国造船が新燃料船でも多大なシェア

 国際海事機関(IMO)で温室効果ガス(GHG)の規制枠組みの採択の結果次第で、新造整備の進展への期待もあった新燃料船。これまでの新燃料船の新造整備状況をみると、既存船で3%未満、続き

2025年10月31日

NK、膜分離法の要件を規定、船上CO2回収貯蔵装置のガイドラインを更新

 日本海事協会(NK)は29日、膜分離法による船上二酸化炭素(CO2)回収貯蔵装置を想定した「船上CO2回収貯蔵装置ガイドライン」第2.0版を発行したと発表した。膜分離法を用いた同続き

2025年10月31日

JRCSの出前授業、地元統計を教材化し“物流を実感”、「船が消えたら?」児童に問いかけ

 山口県下関市のJRCSが、「もし日本から船が消えたら?」という問いを起点に、地元の統計や現場データを自社で集めて教材化した参加型の出前授業を地元小学校で展開している。動画やクイズ続き

2025年10月31日

韓国造船業、造船に先端ロボット、実用化急ぐ、ヒューマノイド型など共同開発相次ぐ

 韓国造船所がロボティクス専門企業と共同で造船現場用の次世代ロボット開発プロジェクトを相次いで立ち上げている。HD現代グループが米企業や独企業とのプロジェクトを複数進めているほか、続き

2025年10月31日

米フィリー造船の受注残高は30億ドル、ハンファオーシャン、数年内の黒字化目指す

 韓国造船大手のハンファオーシャンは27日、第3四半期決算発表のカンファレンスコールの質疑応答で米国造船所ハンファ・フィリー・シップヤードの状況について「現在の受注残高は約30億ド続き

2025年10月31日

名村造船所、LNG燃料ケープサイズ2番船竣工

 名村造船所は29日、伊万里事業所で建造していた日本郵船向け21万1000重量トン型バルカー“SG HORIZON”を引き渡した。LNG燃料ケープサイズ・バルカーの2番船となる。 続き