2024年4月18日

《連載》船主税務の解説②、税理士法人タクトコンサルティング 税理士 杉山正義氏、外国子会社合算税制の適用除外<1>

 租税特別措置法(以下「措法」という)66の6以下の「外国子会社合算税制」(いわゆるタックスヘイブン対策税制)は、外国子会社の利益をその親会社の収益とみなして合算課税する制度である続き

2024年4月18日

アンモニア燃料実現へ今年が節目、実船竣工しルールも確定、焦点は供給確保に

 脱炭素時代の船舶用燃料の有力候補とされるアンモニアは、今年が実用化への大きなターニングポイントになる。技術面では今年、世界初のアンモニア燃料船が小型船分野で相次ぎ就航するほか、ア続き

2024年4月18日

内航DX討論会、船員不足に「抜本改革が必要」、Sea Japanで

 先週12日、海事展「Sea Japan2024」の展示会場で「内航DXの限界と可能性について徹底討論」と題したパネルディスカッションが開催された。デジタル化を背景とした配乗基準見続き

2024年4月18日

インマルサット、サイバーリスク対応の重要性訴求、リスクベースのアプローチを

 英船陸通信大手インマルサットが今月10日〜12日に行われた国際海事展「Sea Japan 2024」でサイバーセキュリティに関するサービスについて積極的にPRを展開した。12日に続き

2024年4月18日

アングロ-イースタン、ユーロナブの船舶管理部門買収へ

 アングロ-イースタンはこのほど、ベルギー船社ユーロナブの船舶管理部門である「ユーロナブ・シップマネージメント・ヘラス」の売買に関して合意したと発表した。最終的な文書化と取締役会の続き

2024年4月18日

パナマ運河、通航枠、段階的に32枠に拡大、新パナマの喫水制限も引き上げ

 パナマ運河庁(ACP)は16日、段階的に一日あたりの通航枠を32枠まで拡大すると発表した。現在の一日あたりの通航枠は27枠。5月7~15日は閘門のメンテナンス作業のため一時的に通続き

2024年4月18日

JMETS、唐津海上技術短期大学校が開校、全国規模で学生募集へ

 国立唐津海上技術短期大学校(航海専科)が開校し、8日に開校式と航海専科第1期生の入学式が行われた。海技教育機構(JMETS)が12日、発表した。前身は国立唐津海上技術学校で、今年続き

2024年4月18日

国交省、モーダルシフト推進補助

 国土交通省は16日、モーダルシフトなどを推進する事業への補助の募集を開始すると発表した。荷主と物流事業者などの物流関係者によって構成される協議会が対象で、モーダルシフトの場合は1続き

2024年4月17日

《連載》船主業の未来、瑞穂産業、船舶管理と信頼の力で生き残り、越智社長に聞く

 瑞穂産業(愛媛県今治市)の越智功和社長は船主が生き残り、成長していく条件として「船舶管理能力と、それに基づく銀行からの信頼」を挙げる。同社は長期契約が得られるLNG船や二元燃料船続き

2024年4月17日

JERA、LNGバリューチェーン強化で協業、星港エネルギー監督庁と

 JERAは16日、シンガポール貿易産業省傘下のエネルギー市場監督庁(EMA)との間で、シンガポールと日本のLNGバリューチェーン強化に向けたLNG調達分野における協業検討に関する続き

2024年4月16日

商船三井、モジュール船発注、JFEエンジ向け洋上風力部材内航輸送

 商船三井は15日、モジュール船(フラットデッキ型特殊重量物運搬船)を中国の泰州三福重工集団に発注し、同船を対象にグループの商船三井ドライバルクがJFEエンジニアリングと洋上風車基続き

2024年4月16日

《連載》内航キーマンインタビュー㊻、NSユナイテッド内航海運・福田社長、LNG専焼船、CO2削減と積載量を両立無料

 NSユナイテッド内航海運が保有・運航するLNG専焼石灰石専用船“下北丸”が竣工した。小型の内航船は一般的にタンクスペースの問題などで燃料転換のハードルが高く、特にセルフアンローダ続き

2024年4月16日

カナダCSL、ノルウェー船社と北欧近海事業統合、洋上風力向け輸送に注力

 カナダ船社CSLグループは8日、ノルウェーの近海船社ピーク・グループの株式50%を買収し、ピークCSLグループを立ち上げたと発表した。ピークCSLグループは北欧における両社の近海続き

2024年4月16日

SMM、エネルギー転換やデジタル化などテーマ、ウィンドエナジーも9月に開催

 世界最大級の国際海事展「SMM2024」が今年9月にドイツで開催されるのを前に、シージャパン会場内で11日、主催者が本紙などのインタビューに応じ、今年の展示会のみどころなどを紹介続き

2024年4月16日

東幸海運/向島ドック、内航タンカーとタグの見学会無料

 東幸海運(神戸市)と向島ドック(広島県尾道市)は共催で14日、一般向けに内航タンカーとタグボートの見学会を開催した。東幸海運の内航タンカー“しなつ”(35続き

2024年4月16日

2月の内航オペ輸送実績、貨物船9%減、油送船7%減

 日本内航海運組合総連合会(内航総連)がまとめた主要内航元請オペレーター58社の2月の輸送実績は、乾貨物を輸送する貨物船(39社)が前年同月比7%減の1567万8000トンで、前月続き

2024年4月16日

海員組合、アンモニア燃料船の船員安全策を、海谷海事局長に申し入れ

 全日本海員組合は15日、アンモニア燃料船における船員の安全対策について、国土交通省で海谷厚志海事局長に申し入れを行った。海員組合は国による明確な指針と厳格な監理体制の構築を求め、続き

2024年4月16日

JERA、英再エネ会社JERA Nex発足、開発目標改定も

 JERAは15日、英国に再生可能エネルギーに特化した新会社「JERA Nex」を発足させたと発表した。また、新たな再エネ開発目標として「2035年度までに2000万kW開発」を掲続き

2024年4月16日

台湾の海龍洋上風力、建設工事を開始

 台湾の「海龍洋上風力発電プロジェクト」は11日、洋上での建設工事を開始したと発表した。建設工事には約40隻の船舶が投入され、1000人から1200人が作業に従事する見込み。工事に続き

2024年4月15日

《連載》船主業の未来、宮崎産業海運・宮﨑社長に聞く、「自主管理は絶対に捨てない」

 大分県津久見市に本拠を構える宮崎産業海運は、自主管理によるTC(定期用船)ビジネスにこだわる。宮﨑昇一郎社長は生き残りに必要なのは船舶管理能力とした上で、「自主管理は絶対に捨てな続き