海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2025年4月21日

【米国の中国船措置】米国、10月から中国船に入港料、中小型船など免除、自動車船は日韓建造船も突如対象に

 米国通商代表部(USTR)が現地時間17日、通商法301条に基づく中国関連船への対抗措置の内容を発表した。今年10月から中国船社の運航船と中国建造船に対し、米国寄港時に入港料を徴続き

2025年4月21日

《連載》欧州の船主・金融情勢④、中国発注に冷や水、米政権の動向注視、環境対応船、高額で発注進まず

 欧州船主による新規投資の停滞に影響したのが米トランプ政権による中国建造船への規制だ。日本の船台が埋まり、中国造船への発注意欲が高まっていた状況に水を差した格好で、米国の対応策が見続き

2025年4月21日

《連載》スタートアップハブ:シンガポール③、VCのモーション・ベンチャーズ、投資家と協業でスタートアップ育成、独自の投資モデル

 シンガポールを拠点とするベンチャーキャピタル(VC)のモーション・ベンチャーズは、海運・物流領域への投資に特化したVCだ。商船三井や飯野海運など海事企業からの投資資金をもとに、こ続き

2025年4月21日

海員組合、カボタージュ規制堅持を訴え、船舶法施行細則改正踏まえ会見

 全日本海員組合は18日都内で開いた記者会見で、カボタージュ規制の堅持について改めて訴えた。4月下旬に公布予定の船舶法施行細則の一部を改正する省令案を念頭に置いたもので、松浦満晴組続き

2025年4月21日

内航総連、「洋上風力でもカボタージュ規制堅持」、船舶法施行細則のパブコメに意見提出

 日本内航海運組合総連合会(内航総連)は17日、政府が4月下旬の公布を予定する、船舶法施行細則の一部を改正する省令案について「今回の改正がカボタージュ規制の緩和を内容とするものや、続き

2025年4月21日

ブリタニヤP&I、カトラーCEO退任、後任にホール氏

 英国のP&Iクラブ大手、ブリタニヤはこのほど、アンドリュー・カトラーCEOが退任し、後任に現副CEOのマイク・ホール氏が就任すると発表した。カトラー氏は今年12月末をもってグルー続き

2025年4月21日

パナマ海事庁セグマル今治のアグラサル所長、「今後も業界のニーズ進取に邁進」

 パナマ海事庁の今治事務所(セグマル今治)がこのほど、開設10周年を迎えた。同事務所のネルソン・アグラサル所長がこのほど、本紙に対して10周年にあたってのコメントを寄せた。アグラサ続き

2025年4月21日

ジャパンP&I、5月のセミナーにターナー氏が登壇

 本紙既報(4月17日付)のとおり、日本船主責任相互保険組合(ジャパンP&Iクラブ)が5月に東京と今治でボルチック国際海運協議会(BIMCO)と特別セミナーを開催するが、セミナーで続き

2025年4月18日

《連載》欧州の船主・金融情勢③、新規投資が極度に低迷、船価高、先物納期に警戒感

 欧州船主による新造発注や船主起用の新造用船など新規投資が今年に入ってから「極度に低迷している」(欧州現地関係者、以下同じ)。欧州銀の積極融資など資金(船腹)の調達状況は良好だが、続き

2025年4月18日

《連載》スタートアップハブ:シンガポール②、独自の産業集積が挑戦を育てる、技術・現場・資金をつなぐエコシステム

 昨年、シンガポールはついに“デジタル世界一”の称号を手にした。  スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した「世界デジタル競争力ランキング」で、シリコンバレーを擁する米国を続き

2025年4月18日

《連載》CCS事業化への道<下>、経産省が国内CCS促進を支援、オークション形式、まずパイプライン案件

 経済産業省は二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)に対する支援制度の構築を進める方針だ。まずは国内パイプライン案件を対象に検討を進めており、CCSを行わなくとも発生するCO2対続き

2025年4月18日

ベソン、都内でパーティー開催、ライリー社長「海運の標準プラットフォーム構築」

 米国の海事業界向けITソリューション大手ベソン・ノーティカルは、17日に都内で懇親パーティーを開催した。同社の運航管理システム「IMOSプラットフォーム」や船舶情報サービス「ベッ続き

2025年4月18日

<ニッキン提供記事>金融界、刻々と変わる米関税措置、取引先の実態把握急ぐ

 時々刻々と変化する米国トランプ政権の関税政策―。トランプ大統領は4月9日(現地時間)に「相互関税」を発動したが、1日も経たずに、中国を除く90日間の一時停止を発表。国内金融界は「続き

2025年4月18日

バリシップで内航船“ちゅらさん”見学会無料

 5月に今治市で開催される海事展「バリシップ2025」に合わせて、次世代内航コンテナ船“ちゅらさん”が今治港に来港し、船内の一般見学会を行う。  &ldq続き

2025年4月17日

《連載》CCS事業化への道<上>、LCO2船商業運航へ準備進む、アジア太平洋では50年に150隻必要

 二酸化炭素回収・貯留(CCS)事業化に向け、国内外でCCS向け液化二酸化炭素輸送船(LCO2船)の運航が始まりつつある。世界初の本格的なCCSプロジェクトであるノルウェーの「ノー続き

2025年4月17日

《連載》欧州の船主・金融情勢②、資金・船腹調達手法が多様化、日本SLB、中国リースなどが競合

 欧州船主の資金(船腹)調達手法が多様化している。銀行融資に加えて、国内船主とのセール・アンド・リースバック(SLB)、中国リースなど選択肢が豊富だからだ。これらは激しく競合してい続き

2025年4月17日

《連載》スタートアップハブ:シンガポール①、起業家と投資家が集まる海事ウィークの熱気、「未来を作るのはわれわれだ」

 世界有数の海事センターであるシンガポールが、「海事スタートアップの中心地」としての地位を固めつつある。政府支援、船舶の現場、資本、人材、研究機能がそろい、スタートアップ企業が成長続き

2025年4月17日

FC今治の公式戦でバリシップPRのマッチデー、スポーツの力で海事都市が結束無料

 スポーツの力で、海事都市・今治市の企業が、結束を一段と強めている。このほど、5月のバリシップ開催に向けたPR活動の一環として、「バリシップ2025マッチデー」と冠したサッカーJリ続き

2025年4月17日

コスモ石油、配船計画最適化システムを内航で導入、業務効率2割改善へ

 コスモエネルギーホールディングスは15日、グループ会社のコスモ石油が国内の石油輸送に使用する内航船配船計画で、AIを活用した計画最適化ソリューションを提供するアルゴアーティス(A続き

2025年4月17日

ASA船員委員会、代替燃料船で船員のスキルアップ急務

 アジア船主協会(ASA)の船員委員会(SC)は10日、中国船主協会の主催で第31回中間会合をオンライン開催した。ASAが16日に発表した。今回の会合では代替燃料の安全な管理・取扱続き