2024年7月29日日本人船員教育の針路

《連載》日本人船員教育の針路<下>
時代に合った教育体制を模索

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 日本人船員の状況や取り巻く環境は大きく変わった。その変化は「数」と「役割」に大別できる。まず数について、日本人船員数はピーク時の1974年に外航5万6833人、内航7万1269人だったが、2022年度にはそれぞれ2062人、2万8097人まで減った。「役割」も変化する。外航の日本商船隊はプラザ合意以降の急激な円高で外国人に乗り替わり、日本人は船舶職員としての乗船経験を生かして陸上の営業支...

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