風力推進装置の商用化を進めている英国スマート・グリーン・シッピング。創業者のダイアン・ギルピンCEOは、80年代に英国初の携帯電話システムの立ち上げに関わった経験を持つ。「当時は『…続き
SF小説が好きだという商船三井の朝比奈真一執行役員。「50~60年前にSFとされてきた発想が今や現実のものとなっています」。科学を土台に未来が描かれるハードSFでは、AIや量子コン…続き
「当社工場は有明(熊本県)にあり、地元をはじめ地方で働きたい方を対象に、新卒・キャリアを問わず積極的な採用を進めています。キャリア採用については一定の成果も出始めています」と語る、…続き
日本郵船は2026年3月期の通期経常利益予想を2400億円に修正した。山本敬志執行役員は修正の理由として、「前回発表の5月時点では各国と米国との関税交渉の影響を見通すことが難しかっ…続き
日本郵船と中央大学は海洋生物から創薬資源を発見する共同研究を開始した。同研究を行う中央大学理工学部の岩崎有紘准教授は「日本郵船で船員として働く友人に、研究内容と海洋生物採集の大変さ…続き
大分県では先月26日、大分空港と大分市内を結ぶ国内唯一のホーバークラフトが定期就航した。観光利用による利用者数増加にも期待を寄せており「ホーバーターミナルは大阪・関西万博の『大屋根…続き
愛媛銀行の矢野健太郎船舶ファイナンス部長は海運会社に出向した経験がある。「出向中に進水式で神戸を訪れた際、海運会社の社長から『船舶に携わる仕事をするなら訪れておくべき』と勧められて…続き
「昨年に会社創立70周年を迎えましたが、この70年の間に阪神・淡路大震災など、さまざまな困難がありました」と話すのは商船港運の居城正明社長。「先人たちが努力してこれらの困難を乗り越…続き
日本郵船グループのNYKバルク・プロジェクトは2010年以来となるモジュール船(RORO荷役式特殊重量物船)の新造整備を決めた。既存のモジュール船は“YAMATAI(邪馬台)”と“…続き
クルーズ船建造で知られるフランスのアトランティック造船。「現在、当社の受注残は全事業領域で2035年頃まで埋まっており、非常に好調な状態です」とシリル・タルデ事業開発マネージャー。…続き
「今日の勉強会の会場となった上天草市松島総合センター・アロマは、天草マリン同志会が始まったばかりの頃に使っていた会場で、懐かしく思った次第です」とほほ笑むのは、同志会主催の勉強会後…続き
「今年3月に東京都が『Tokyo Container Vision 2050』を公表したことで、少し光が見えてきたように思います」と話すのは、関東トラック協会海上コンテナ部会の宮治…続き
「“スピードが全て”というスローガンは、当社の優先順位を明確に示していますが、品質に妥協しないことも併せてお伝えしてきます」とは、デンマークにあるFAヤードのイバン・S・ラーセンC…続き
「本ミュージアムは子供たちに海運の役割と魅力を伝えたいという思いが詰まった設計になっています」とあいさつしたのは、商船三井ミュージアム「ふねしる」の上田和季館長。同館は2022年に…続き
4月に商船三井の副社長、チーフ・ストラテジー・オフィサー(CSO)に就任した篠田敏暢氏は「副社長は2人体制で、私は管理部門全般を、鍬田博文副社長が営業全般を担当しています。私は地域…続き
中国・韓国との生産体制の差について、「われわれ日本造船所は1つの工場に1~2本のドックしかないのに対し、韓国・中国は1工場に5~6本も大型ドックを持っています。工場内で人の融通もし…続き
「海の日記念行事2025」開会式で日本財団の尾形武寿会長があいさつし、「わが国は古来より海という国境線に守られ、海の豊穣で生きてきた歴史があります」と語り始め、貿易立国・日本にとっ…続き
大洋電機のマリンエンジニアリング部の発足から5年が経過した。竹内晃執行役員マリンエンジニアリング部長は「環境意識の高まりを背景に地方自治体で電気推進船に置き換える動きが活発化してお…続き
OPECプラスが9月から原油生産量を大幅に増産することが見通される中、プロダクト船社スコルピオ・タンカーのジェームズ・ドイル経営企画責任者は「最近竣工した原油船の多くはプロダクト船…続き
「造船所のイメージというと、海、金属の響き・音、溶接の光、巨大な構造物と、まさに現場だと思います」と日本財団の海野光行常務理事。「造船所の現場の方から『図面は頭。精度は手』と聞いた…続き