船主・銀行座談会

    2023年3月9日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、売船活動停滞、償却資産確保できず、POも影響

     国内船主による売船活動の停滞が続きそうだ。新規投資が難しく、引き続き償却資産が確保しにくいからだ。用船者による買取オプション(PO)の行使も、売船を躊躇させている。昨年までの好環続き

    2023年2月28日

    《連載》展望 船主ビジネス、福神汽船、瀬野社長インタビュー、船舶管理強化、船隊増強も

     大手船主の福神汽船(愛媛県今治市)は船舶管理を強化し、それに応じて中長期的な船隊規模を検討していく。船長、機関長出身者を20人近く雇用するなど船舶管理に強みがあるが、今後はIT化続き

    2023年2月22日

    《連載》展望 船主ビジネス、極東海運実業、海部社長インタビュー、短期契約増え営業力が重要に

     在京船主の1社である極東海運実業の海部圭史社長は本紙インタビューに応じ、環境対応船の導入ではプレイヤー間の「時間軸」を意識すべきとし、「中小型船だから(環境対応が)後になると高を続き

    2023年2月17日

    《連載》展望 船主ビジネス、SLB需要、利下げ折込み下火か、国内船主向け、欧州銀次第で状況変化も

     国内船主が償却資産確保を目的に投資してきたセールス・アンド・リースバック(SLB)案件は、今後下火になっていく可能性がある。ドル金利の上昇に一服感が出ている中、現在の高金利ベース続き

    2023年2月13日

    《連載》展望 船主ビジネス、TC商談が難航、用船条件合わず、大手の大量発注で納期も先物に

     国内船主(船舶オーナー)と国内外オペレーターの新造バルカーを対象としたTC(定期用船)商談が引き続き難航している。TC取引を増やしたい意向の船主は多いが、船価が高止まりする中、用続き

    2023年1月31日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会④、海事産業全体で成長を

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長続き

    2023年1月30日

    《連載》展望 船主ビジネス、瀬野汽船・瀬野社長インタビュー、LNG燃料船の船員300人育成

     瀬野汽船の瀬野洋一郎社長は本紙インタビューで、新燃料船の建造について、「まずはLNG燃料船とメタノール燃料船に取り組み、2030年頃にアンモニア燃料船を考えていく」と語った。今年続き

    2023年1月30日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会③、脱炭素でオペ、荷主と協力を

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長続き

    2023年1月27日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会②、円安メリットは限定的

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長続き

    2023年1月26日

    《連載》展望 船主ビジネス、「喜望峰の会」座談会①、BBCや中古船で償却資産確保

     船価高、環境規制の不透明感などから、国内船主(船舶オーナー)の船舶投資が難しくなっている。一方で償却資産などの需要は強く、投資先の開拓がどの船主にも急務となっている。本紙が開催し続き

    2023年1月25日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、今年も投資難続く、有望先は中小型バルカーや中古船

     国内船主(船舶オーナー)の投資は今年も難しい局面が続きそうだ。船価と用船料が見合わず、環境対応も不透明で、為替や金利の変動も激しいからだ。有望投資先は限られるが、その中でも人気を続き

    2023年1月20日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、事業環境が不透明、円高・ドル金利高・船費上昇リスクも

     今年の国内船主(船舶オーナー)の事業環境見通しが不透明だ。「過去最高の事業環境」と言われた昨年ほどではないが、2023年も良好な外部環境を予想する声は多い。一方、円高やドル金利高続き

    2022年9月13日

    《連載》船主・金融座談会④、環境対応で企業価値向上

    <座談会参加者> 瀬野汽船 瀬野洋一郎社長 山口銀行 岩田圭司・今治支店長 山口フィナンシャルグループ 新谷耕実・営業戦略部シップファイナンス室長 <司会> 海事プレス編続き

    2022年9月12日

    《連載》船主・金融座談会③、山口FG「融資不可案件も」、瀬野汽船「LNG燃料船に投資」

    <座談会参加者> 瀬野汽船 瀬野洋一郎社長 山口銀行 岩田圭司・今治支店長 山口フィナンシャルグループ 新谷耕実・営業戦略部シップファイナンス室長 <司会> 海事プレス編続き

    2022年9月9日

    《連載》船主・金融座談会②、船価高続く、市況低迷に警戒、短期用船など融資困難案件が増加

    <座談会参加者> 瀬野汽船 瀬野洋一郎社長 山口銀行 岩田圭司・今治支店長 山口フィナンシャルグループ 新谷耕実・営業戦略部シップファイナンス室長 <司会> 海事プレス編続き

    2022年9月8日

    《連載》船主・金融座談会①、瀬野汽船×山口FG/山口銀行、コロナの影響続く、OPEX注視

     堅調な海運マーケット、為替の円安など国内船主(船舶オーナー)の事業環境は良好だが、新造船価の高騰や有望案件の不足、環境対応、船舶管理品質の維持・向上などの課題に対して難しいかじ取続き

    2022年7月28日

    《連載》内航船主<下>、外航船進出が困難に、案件不足や船価高で無料

     内航船主が外航船分野に進出するハードルが劇的に上がった。既存の外航船主でさえ投資案件不足に悩み、償却資産の確保が難しく、案件の絶対量が不足しているからだ。船価高も大きく影響してお続き

    2022年7月27日

    《連載》内航船主<上>、一杯船主は減少傾向、規模必要に、メガ船主誕生か無料

     内航船主の集約が進んでいる。船員不足、船員の高齢化といった難題の解決にはスケールメリットが必要だからだ。小規模事業者による事業継続は簡単ではなく、すでに1隻しか保有しない一杯船主続き

    2022年7月6日

    《連載》展望 船主ビジネス㉘、船主、JOLCO起用減少か、海運会社の好業績で、自社船志向

     オペレーター(海運会社)の業績向上が船腹調達方針に変化をもたらしている。海運市況の好調で投資資金が潤沢になり、新造船建造で自社船志向が強まっている。このため外部調達の需要減退が見続き

    2022年6月30日

    《連載》展望船主ビジネス㉗、国内船主のLNG船保有10隻超に、償却資産確保、今後もすそ野拡大へ

     LNG船保有に踏み切る国内船主(船舶オーナー)がじわり拡大している。償却資産の確保、成長分野としての魅力、長期用船の確保などを目的に新造船や中古船への投資が進んだ結果、専業船主の続き