2023年7月11日無料公開記事内航NEXT

上天草市で勉強会、130人が参加
内航船主「天草マリン同志会」

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船主をはじめとした内航海運業界関係者が集まった

 天草の内航船主らから成る「天草マリン同志会」(代表理事:真宝海運・大山章社長)は6日、熊本県海運組合と熊本地区内航海運協同組合と共催で熊本県上天草市で勉強会を開いた。内航ミライ研究会、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)、九州運輸局、日本政策金融公庫が登壇。熊本県内外から集まった130人の会員らが耳を傾けた。
 開会に先立ち大山代表理事があいさつし、「今回初めての試みで熊本県海運組合と熊本地区内航海運協同組合と共催という形で勉強会を開催した。大変うれしく思っている」と話した。
 内航ミライ研究会はコンセプトシップ「SIM-SHIP1」について解説。JRTTは共有建造制度や4月からスタートしたエリア担当制などを説明した。九州運輸局は船員労務監査におけるポイントをレクチャー。経営者からも質問が寄せられた。日本政策金融公庫は融資制度の概要を紹介した。
 天草マリン同志会は内航海運の存続と繁栄ならびに地域の発展に寄与することを目的に2009年5月に発足。内航海運事業者だけでなく、金融機関や行政、舶用機器メーカー、保険会社など70者以上が参加している。

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