2024年6月27日無料公開記事洋上風力発電

浮体基礎の量産化に向け覚書締結
米プリンシプル・パワー、成東造船と

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 浮体式基礎の設計サービスを提供する米国のプリンシプル・パワーはこのほど、同社が開発するセミサブ型の浮体式基礎「ウィンドフロート」の量産化に向け、韓国のHSG成東造船と覚書を締結したと発表した。プリンシプル・パワーはHSG成東造船にウィンドフロートの設計や仕様、知見を提供し、浮体基礎を低コストで大規模に製造・組み立てるための設備とプロセスを最適化する取組を支援する。
 両社は今回の覚書により、既存の造船所を活用し、韓国国内と輸出市場向けに最適化された浮体基礎の供給を行うべく協力する。
 プリンシプル・パワーは同社の目標について、サプライヤーと早期に連携し、浮体式洋上風力発電プロジェクトを適時で効果的に実現する準備を整えることで、強固で持続可能なサプライチェーンを構築することだとしている。

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