海運・造船・産業界首脳

    2026年8月3日

    《連載》深化する海運会社のシンガポール戦略<下>、実務拠点であり司令塔、次の姿探る

     川崎汽船は主要な事業や機能の多くをシンガポールに置いている。五十嵐武宣社長は「シンガポールで東南アジア、インド、中東を含む広域アジアを見ており、どの事業においてもマーケットへのア続き

    2026年7月31日

    《連載》深化する海運会社のシンガポール戦略<上>、自営事業の拠点強化が加速

     シンガポールで自営事業を展開する日本の海運各社で、現地拠点の機能強化を進める動きが目立つ。船舶の保有・運航や営業、船舶管理、エネルギー分野の事業開発など、それぞれの事業戦略に応じ続き

    2026年7月15日

    《シリーズ》造船業再生の視点、LNG船「どう造るか」の段階へ、建造設備も焦点、技術・コストなど再構築

    政府の官民投資ロードマップにLNG船建造再開が明記され、日本では「どのように再開するか」を具体的に検討する段階に入った。2035年以降に年3~5隻の安定的な建造体制を構築する目標が続き

    2026年7月9日

    《連載》造船保護政策への転換④、「誰と守るか」、新たな国際分業

     自国の造船業を守る動きが広がる一方で、各国の政策は国内に閉じているわけではない。むしろ保護主義的な政策と、同盟国やパートナー国との国際連携が同時に進んでいる点に、今回の造船政策の続き

    2026年7月8日

    《連載》造船保護政策への転換③、「どう守るか」、総動員される政策手段

     各国が造船業を「国家が維持すべき戦略産業」と位置付けるようになった一方、その支援手法はさまざまだ。補助金、税制、研究開発、政策金融、政府調達、法規制など、各国がそれぞれの産業構造続き

    2026年7月7日

    《連載》造船保護政策への転換②、「何を守るか」、安保視点で船種選別

     「安全保障」。各国の造船振興政策に、このキーワードが共通して登場する点が、従来の造船政策との大きな違いだ。「国家が維持すべき戦略産業」として造船業を位置付けた。ただ、各国が重視す続き

    2026年7月6日

    《連載》造船保護政策への転換①、世界で始まる『造船再生』

     世界で造船政策の潮目が変わりつつある。米国や日本に続き、欧州や韓国も造船業強化策を掲げ、インドやブラジルなど新興国も続く。地政学リスクの高まりを背景に、造船業の戦略性に改めて気づ続き

    2026年5月21日

    《シリーズ》造船業再生の視点④、能力倍増へ“造り方”変えられるか、AIにロボット、全体最適化の視点も必須に

     2035年の建造能力倍増に向けて、日本は大規模な設備投資による建造能力強化を進める。ただ、クレーン導入やドック拡張だけで目標が実現できるわけではない。能力増強の本質は、これまでの続き

    2026年5月19日

    《シリーズ》造船業再生の視点③、遠くて近い2035年、模索続く10年計画

     造船業再生プランで求められているテーマは広い。建造能力倍増だけでなく、LNG船建造再開、日米造船協力、修繕能力強化に、グローバルサウスとの連携-。これらが2035年に向けて同時並続き

    2026年5月13日

    《シリーズ》造船業再生の視点②、経済安保と経済合理性いかに両立、持続可能な制度設計がテーマに

     「造船業は国民生活、経済活動、安全保障を支える極めて重要な産業」―。こうした経済安全保障という視点をもとに出発した日本の造船再生計画だが、議論の過程では経済安保と経済合理性をいか続き

    2026年4月28日

    《連載》海運アナリストはこう見る⑧、邦船大手業績、前期並み予想大勢

     本紙連載「海運アナリストに聞く」でインタビューした海運担当アナリスト7人による邦船大手(日本郵船、商船三井、川崎汽船)の2026年度経常利益予想は、前期比横ばいか微減益が5人で、続き

    2026年4月24日

    《連載》海運アナリストはこう見る⑦、東海東京インテリジェンス・ラボ 土谷康仁シニアアナリスト、海運業の価値向上で株価上昇余地

     ― 邦船大手の2025年度経常利益予想は。  「われわれの2月末時点の予想では各社の計画に対してやや下振れを見込んでいる。春節後にコンテナ船運賃が下がると見ていたためだ。ただ、続き

    2026年4月23日

    シリーズ:造船業再生の視点①、政策支援と課題、半導体との相似、国家上の重要性も市況産業ならではの投資リスク

     安全保障の観点から造船業が国の「戦略分野」と位置付けられ、国産基盤の再構築に政府が乗り出す―。日本や米国で進むこの動きは、数年前の半導体産業と相似形だ。地政学の変化が、産業政策の続き

    2026年4月23日

    《連載》海運アナリストはこう見る⑥、JPモルガン証券株式調査部 姫野良太シニアアナリスト、微減益予想も中東情勢で上振れへ

     ― 邦船大手の2025年度経常利益予想は。  「2025年度はほぼ各社の計画どおりで着地すると見ている。中東情勢の影響でオペレーションコストが一部増加している可能性はあるが、為続き

    2026年4月20日

    《連載》海運アナリストはこう見る⑤、野村證券エクイティ・リサーチ部インフラストラクチャー・チーム 広兼賢治 運輸担当エグゼクティブ・ディレクター、邦船大手2~3割増益、コンテナ船堅調無料

     ― 邦船大手の2025年の経常利益見通しは。  「第3四半期決算時点の公表値から大きな変化はなく、為替の影響程度だろう」  ― 邦船大手の2026年度の経常利益の見通しは。 続き

    2026年4月15日

    《連載》海運アナリストはこう見る④、モルガン・スタンレーMUFG証券 調査統括本部株式調査部 尾坂拓也アナリスト、4~5割減益、コンテナ船赤字予想

     ― 邦船大手の2025年度経常利益予想は。  「年度末の為替水準と中東情勢がポイントになる。中東情勢はエネルギー関連を中心に業績にプラスに働く可能性がある。現時点で、各社ガイダ続き

    2026年4月13日

    《連載》海運アナリストはこう見る③、ゴールドマン・サックス証券投資調査部門 宮崎忠洋アナリスト、買収事業のキャッシュ創出力焦点

     ― 邦船大手の2025年度経常利益予想は。  「いずれも第3四半期公表時の予想からやや上振れすると見ている。為替の影響を織り込んだためで、商船三井についてはエネルギー事業の見通続き

    2026年4月7日

    《連載》海運アナリストはこう見る②、SBI證券経済企業調査部 早田慎太朗アナリスト、非コンテナ船の成長戦略に注目

     ― 邦船大手の2025年度経常利益予想は。  「各社の第3四半期時点の予想から上振れると見ている。昨今の中東情勢をきっかけにタンカー市況が急騰しており、特にこの部門の市況エクス続き

    2026年3月25日

    《連載》海運アナリストはこう見る①、SMBC日興証券株式調査部 濱野 亮アナリスト、海運大手の26年度、微減益予想

     ― 海運大手3社の2026年度の経常利益予想は。  「各社の第3四半期公表時の予想水準で概ね着地すると見ている。第3四半期決算時点の株式市場の懸念点は、コンテナ船の運賃が第4四続き

    2026年3月9日

    《連載》大型船の造船市場動向<下>、主戦場30年以降、新興拡大への懸念は

     ケープサイズ・バルカーやVLCCをはじめとする大型船では、既に多くの造船所で新規商談の対象納期が4年先の2030年以降となっている。中国の大手造船所の線表確定も日本や韓国とほぼ同続き