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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年9月22日

世界の新造船受注、上期は平年以上の3619万トン、手持ち工事が平均3年超に

 IHSマークイットの新造船データに基づく統計(旧ロイド統計)の速報値によると、2022年1~6月の世界の新造船受注量は1067隻・3619万総トン(2193万CGT)で、前年同期続き

2022年9月22日

現代重工、自律運航関連4製品で設計承認、自律運航や機関監視、統合制御など

 韓国の現代重工グループはこのほど、船舶の自律運航の統合プラットフォームと、機関自動化システム、船内安全管理システム、自律運航システムの4システムで米国船級(ABS)から基本承認(続き

2022年9月22日

新大洋造船、香港チェララムからバルカー受注、EEDI3の63型2隻

 江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国造船所、新大洋造船(前揚州大洋造船)は16日、香港船主チェララム・シッピングから6万3500重量トン型バルカー2隻を受注した。中国船舶工業行続き

2022年9月22日

NK、第2回産学連携アイデアソンを開催

 日本海事協会(NK)は9月6、7日の2日間にわたり、海事業界における産学連携やイノベーティブな人材の育成につなげることを目的とした、「第2回産学連携イノベーション・アイデアソン」続き

2022年9月22日

1級舶用機関整備士に51人合格

 日本舶用機関整備協会は20日に開催した舶用機関整備士資格検定委員会で、今年6、8月に全国で実施した2022年度の「1級舶用機関整備士」資格検定の合格者51人を決めた。  資格検続き

2022年9月21日

《連載》自律運航の技術戦略⑧、ナブテスコ、機関・推進装置の統合制御へ、オープンイノベも積極推進

 船舶の完全自律運航を実現するためには、航海系機器だけでなく、機関系の監視・制御の進化が重要なポイントになる。ナブテスコは、約40%の市場シェアを持つ主機遠隔制御装置(主機リモコン続き

2022年9月21日

《連載》ケミカル船ヤードの現在地と戦略<下>、LNG燃料での巻き返し焦点

■実績で先行する中国  ケミカル船の新造船市場で今後の焦点となるのが、LNG燃料船をはじめとした新燃料対応だ。LNG燃料のケミカル船でも存在感を増しているのが中国造船所で、こ続き

2022年9月21日

現代尾浦、LNG燃料コンテナ船など8隻受注、1400TEU型とMR型成約

 韓国の現代尾浦造船は19日、アフリカ地域の船主2社からコンテナ船4隻とプロダクト船4隻をそれぞれ受注したと証券取引所に告示した。船型は明らかにしていないが、韓国現地紙によると、コ続き

2022年9月21日

YAMIC、三井E&S造船営業の新造船初受注、EEDI3の66型4隻

 情報筋によると、三井E&S造船の中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、シンガポール船社ジャルディ・オーバーシーズから6万6000重量トン型バルカー4隻を受注し続き

2022年9月21日

AVL、水素・燃料電池テスト施設を開設、モビリティーの脱炭素化へ開発加速

 パワートレイン関連のエンジニアリング企業であるオーストリアのAVLは19日、本社を置く同国グラーツに、水素・燃料電池テストセンターを開設したと発表した。船舶分野を含む研究開発を進続き

2022年9月20日

《連載》ケミカル船ヤードの現在地と戦略<中>、海外ヤードの増加とコスト高に直面

海外の復活・再開組が増加  ケミカル船の建造シェアでは上位を占める日本のケミカル船ヤードだが、昨年から今年にかけてのケミカル船の新造発注動向をみると、日本の造船所も水面下で1続き

2022年9月20日

《連載》日本造船の新3極構造④、脱炭素需要が連携への決断迫る、アライアンス超えた広域協力必要に

 液化水素(LH2)運搬船や液化二酸化炭素(LCO2)運搬船、電気運搬船―。脱炭素時代に造船所にとって新しい船舶の需要が生まれようとしている。日本造船業は限られたリソースを有効活用続き

2022年9月20日

ディープシー社の最適航路システム、ワレニウス・ウィルヘルムセンが導入、全船120隻超に

 ナブテスコグループが出資する、ギリシャの船舶ITスタートアップ企業ディープシーテクノロジーズの最適航路選定システム「ピシア(Pythia)」がこのほど、自動車船運航大手ワレニウス続き

2022年9月20日

守谷輸送機工業、韓国で船舶用エレベータの特許取得

 エレベーターメーカーの守谷輸送機工業(横浜市)は15日、韓国で「船舶用エレベータ」の特許を取得したと発表した。同エレベータは日本でも特許を取得済み。  特許を取得した船舶用エレ続き

2022年9月16日

《連載》ケミカル船ヤードの現在地と戦略<上>、日本は高シェア維持も忍び寄る脅威

 ケミカル船市場では、2000年代半ばまで日本の造船所が圧倒的な建造シェアを持っていたが、新造発注の低迷長期化や中国造船所の台頭により、この10年で変化している。ここ数年でもケミカ続き

2022年9月16日

《連載》日本造船の新3極構造③、中堅と中小のポジション戦略、中韓との競合避け技術活用

 今治造船/ジャパンマリンユナイテッド(JMU)連合や、常石造船/三井E&S造船連合などのアライアンス群は、生産規模と技術力を融合して、マーケット船の領域での国際競争で勝ち残りを図続き

2022年9月16日

国交省、三菱造船のハイブリッド電気推進船採択、省エネ内航船実証事業

 国土交通省海事局海洋・環境政策課は15日、経済産業省と共同の「内航船の革新的運航効率化実証事業(標準的省エネルギー船舶開発調査)」で、三菱造船の「蓄電池を利用したハイブリッド電気続き

2022年9月16日

企業の省エネ、S評価に造船10社、名村造船・旭洋造船・神田造船は5年連続

 省エネ法に基づく2021年度報告分の「事業者クラス分け評価制度」で、造船業では10社が優良事業者に相当する「Sクラス」の評価を受けた。名村造船所と旭洋造船、神田造船所は5年連続の続き

2022年9月16日

MANプライムサーブとマキタ、高圧SCR向けサービスの契約締結、一貫サービス提供へ

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は13日、同社のアフターサービス部門であるMANプライムサーブと、MANの小口径エンジンライセンシーであるマキタが、高圧の選択的触媒還元(続き

2022年9月16日

ヤンマー舶用システム、魚体重自動解析システム受注開始

 ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマー舶用システムは、養殖機器開発・製造・販売を手掛けるオーストラリアのAQ1システムズ(AQ1 Systems)と共同開発した日本続き