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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年9月15日

世界の造船利益率マイナス6.3%、鋼材高騰で悪化、日韓中の大半が赤字に

 本紙試算によると、2021年度の世界全体の造船事業の売上高営業利益率はマイナス6.3%で、2015年以来の低水準に落ち込んだ。船価低迷時の受注船の建造に鋼材価格の高騰が直撃した。続き

2022年9月15日

内航船の新造船商談、停滞続く、鋼材価格高騰で新造交渉まとまらず

 内航船の新造船商談の停滞が続いている。内航貨物船では、造船所は鋼材価格の高騰により建造コストが上昇して船価を引き上げざるを得ない一方、用船料の上昇幅が小さいため、船価と用船料の乖続き

2022年9月15日

日本の新造船受注、8月は6割減の50万トン、商談様子見の展開に

 日本船舶輸出組合(輸組)が14日発表した今年8月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は15隻・50万総トンで、トン数ベースで前年同月比59%減となった。前年同月実績を2カ月ぶりに続き

2022年9月15日

日本の新造船受注残、2149万総トンに微減

 日本船舶輸出組合がまとめた今年8月末時点の手持ち工事量は461隻・2149万総トン(1006万CGT)で、7月末時点と比べて8万総トン減少した。21年の輸出船の竣工量に相当する輸続き

2022年9月15日

現代重工、LNG燃料自動車船2隻受注、船価1.2億ドル

 韓国の現代重工業グループは13日、中東地域の船主からLNG二元燃料推進の自動車船2隻を受注した。現代重工業グループの造船持株会社、韓国造船海洋が14日証券取引所に告示した。契約総続き

2022年9月15日

日舶工、SMM2022に20社と参加

 日本舶用工業会(日舶工)は、今月6~9日にドイツ・ハングルクで開催された国際海事展「SMM2022」に会員企業20社と、日本パビリオンを形成して参加した。展示会初日には、欧州海事続き

2022年9月15日

コルバス・エナジー、水素電池船プロジェクトをけん引

 ノルウェーの舶用バッテリーシステム大手コルバス・エナジーは8日、舶用水素燃料電池とバッテリーによるハイブリッド推進システムの経済性向上やシステム寿命延長に向けた共同研究プロジェク続き

2022年9月15日

OKIコムエコーズ、海洋産業技術展に出展

 沖電気工業の海洋事業を担うOKIコムエコーズ(OCE)は、14日~16日に東京ビッグサイトで開催中の海洋産業技術展「サブシーテック・ジャパン2022」に出展し、主力商品である港湾続き

2022年9月15日

マツイ、海洋産業技術展で水中ドローンなど紹介

 機械専門商社のマツイは、14日~16日の日程で東京ビッグサイトで開催中の海洋産業技術展「サブシーテック・ジャパン2022」に出展し、欧米企業らが手掛ける水中ドローンや海洋ゴミ回収続き

2022年9月14日

《連載》自律運航の技術戦略⑦、東京計器、「認知・判断・操船」を統合、強みは操船技術と船体制御

 東京計器は、高いシェアを誇るジャイロコンパスとオートパイロットが、自律運航につながる操船系技術として知られる。これに加え、自動操船に必要な「認知」「判断」「操作」機能を1社で統合続き

2022年9月14日

《連載》日本造船の新3極構造②、総合重工との連携が戦略を強化、高付加価値の名村、生産力の大島、多角化の常石

 三菱重工が今治造船、名村造船所、大島造船所とそれぞれ商船事業に関する包括提携で合意したのは2017年だった。まだ船舶部門が分社する前の頃で、当時は三菱重工を核にして日本造船業の新続き

2022年9月14日

尾道造船、初の近海船“MAPUTI”を竣工、商船三井ドライバルク向け

 尾道造船は6日、1万7500重量トン型二層甲板貨物船(ツインデッカー)“MAPUTI”を竣工した。商船三井ドライバルク向けに建造している3隻シリーズの1番船で、尾道造船にとって初続き

2022年9月14日

ノルウェーのノーザンエクスプローラー、世界初のゼロエミ客船を発注

 複数の海外紙によると、ノルウェーのスタートアップ企業、ノーザン・エクスプローラー(Northern Xplorer)は、ポルトガルの造船所、ウエスト・シー社とゼロエミッションを実続き

2022年9月14日

新造船価相場、VLGCも造船ブーム期並み水準、ガス船は右肩上がりの上昇継続

 新造船価相場は、LNG船やLPG船といったガス船で右肩上がりの上昇が続いており、他の船種と比べて上昇幅も大きくなっている。2000年代半ばの造船ブーム期を上回る船価水準のLNG船続き

2022年9月14日

バルチラボヤージュ、SMMで実証船を発表

 デジタル技術を活用した運航最適化や港湾管理向けのソリューションを提供するバルチラボヤージュはこのほど、ドイツ・ハンブルクで開催された国際海事展「SMM2022」で、デモンストレー続き

2022年9月14日

高知大キャリア授業、SKKと三井E&Sが講演

 高知大学が9日に開催した学生向けキャリア教育授業に、日本舶用工業会(日舶工)会員企業のSKKと三井E&Sホールディングスが参加し、自社概要や製品、実際の仕事内容などについて講演し続き

2022年9月13日

《連載》日本造船の新3極構造①、今治・JMU、1年目の評価、受注で成果、トップアライアンスへの期待と注文無料

 日本造船業が、新しい産業構造に生まれ変わる。今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の最大手グループが昨年からスタートし、大島造船所と名村造船所はそれぞれ三菱重工グループと続き

2022年9月13日

ミズノマリン、奥村造船工業をグループ化、舶用エンジン整備工場に再生

 小型船用エンジン整備などを手掛けるミズノマリン(大阪府豊中市、水野茂社長)はこのほど、はしけなどを扱ってきた奥村造船工業(兵庫県姫路市)を買収してグループ化した。奥村造船は14年続き

2022年9月13日

韓国造船大手、LNG船とコンテナ船の建造が軸に、タンカーの受注残大幅減

 韓国造船大手3社では、受注残に占めるLNG船の建造比率が急速に高まっている。今年7月末時点で各社の受注残に占めるLNG船の比率は34~50%(隻数ベース、以下同)で、各社とも最も続き

2022年9月13日

J-ENG、33LSH型機関の初号機完成、中国ライセンシーが製造

 ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は12日、同社の中国ライセンシーである浙江洋普柴油機(YDE:Zhejiang Yungpu Diesel Engine Co., 続き