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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年2月13日

川崎重工の4〜12月期、中国合弁造船の改善で部門黒字化、新造船受注はLPG4隻

 川崎重工業が10日発表した2022年4〜12月期連結決算は、船舶海洋事業が所属する「エネルギーソリューション&マリン」セグメントの事業損益が前年同期の96億円の赤字から93億円の続き

2023年2月13日

VLGC新造商談、アンモニア輸送対応が標準へ、韓国大手も受注

 大型LPG船(VLGC)の新造船商談では、アンモニア輸送対応が標準になってきた。将来のアンモニア輸送の拡大を見据えたもので、受注で先行していた日本の造船所に加えて、現代重工業やサ続き

2023年2月13日

総合重工労組、30年ぶり1万円台の賃金改善要求、インフレ背景に1.4万円要求

 鉄鋼や造船の労働組合からなる基幹労連の春季労使交渉(春闘)がスタートし、大手総合重工の労働組合が10日、賃金改善1万4000円を軸とした要求を提出した。定期昇給分を除く賃上げの要続き

2023年2月10日

《連載》新常態の新造船価動向<上>、構造変化で一定の高値圏維持も

 鋼材価格の高騰など背景に高値圏にある新造船価相場。ドライバルク市況が下落したことで船価と用船料の乖離幅が拡大しており、今年は船価も調整局面を迎えて軟化するとの見方も強まっている。続き

2023年2月10日

《連載》新造船需要の構造変化(下)、需要の「総面積」が拡大、短期需要の振幅拡大の懸念も

 新造船の中長期の需要予測は、年8000万〜1億2000総トンと幅があるものの、昨年の世界の新造船竣工量が5000万総トンだったことを考えれば、今よりも建造量は大きく増えることが見続き

2023年2月10日

国内舶用機関メーカー、4〜12月期は2社が経常減益、機関売上で明暗

 国内舶用機関メーカー4社(赤阪鐵工所、ダイハツディーゼル、阪神内燃機工業、ジャパンエンジンコーポレーション)の2022年4〜12月期決算は、経常損益ではダイハツディーゼルの舶用機続き

2023年2月10日

バルチラ、バルカーに軸発電装置を改造搭載

 バルチラは7日、シンガポールのドライバルク船主ベルゲバルクが所有するケープサイズ・バルカーに、インライン軸発電装置をレトロフィット搭載したと発表した。同社によると、同装置のレトロ続き

2023年2月10日

バルチラ、カーニバルとプラスチック使用減へ連携

 バルチラは8日、客船大手カーニバル・コーポレーションと、海洋事業で使用されるプラスチック材の削減に向けた共同パイロットプロジェクトを実施したと発表した。客船で試験運用を行い、スペ続き

2023年2月10日

三浦工業、4〜12月期は営業益149億円

 三浦工業が8日に発表した2022年4〜12月期連結決算は、売上収益が前年同期比6%増の1057億円、営業利益が6%増の149億円だった。  セグメント別では、国内機器販売事業に続き

2023年2月9日

《連載》新造船需要の構造変化(中)、GHG削減目標が代替ペースに影響

 世界の新造船建造需要が、2030年頃に次のピークを迎えるとの予測は、これまでにも共通認識としてあった。  リーマン・ショック直後、2010〜12年の3年間に、世界では合計で約3続き

2023年2月9日

韓国造船海洋の22年度、税前損失450億円、3期連続赤字、ウォン安で改善

 HD現代(現代重工グループ)の造船事業会社、韓国造船海洋が7日発表した2022年12月期の連結決算は、税引前損益が4311億ウォン(450億円)の赤字だった。3期連続の赤字だが、続き

2023年2月9日

黄海造船、冷凍船1隻受注、中国船社最大船型

 黄海造船は2日、同国の栄城華東漁業から冷凍船1隻を受注した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が6日発表した。冷蔵室の容量は2万1600立方㍍で、中国船社として最大の冷凍船になる続き

2023年2月9日

揚州金陵船舶、15型ケミカル船2隻追加受注、26年納期

 マーケットレポートによると、中国の招商局(チャイナ・マーチャンツ)傘下の揚州金陵船舶は、1万5000重量トン型ケミカル/プロダクト船2隻を追加受注したようだ。納期は2026年とな続き

2023年2月9日

赤阪鐵工所、新社長に阪口勝彦常務取締役

 赤阪鐵工所は8日開催の取締役会で、4月1日付で阪口勝彦常務取締役執行役員が代表取締役社長社長執行役員に就任する人事を決定した。杉本昭代表取締役会長兼社長は、代表権のない取締役会長続き

2023年2月8日

《連載》新造船需要の構造変化(上)、「年1億トン」の造工予測を読む、代替需要+荷動き増に脱炭素化需要が追加

 日本造船工業会が昨年末に公表した新造船の中長期需要予測は、従来の業界の想定を大きく上回る建造需要を示したものとして、話題を呼んだ。今後2050年にかけて、年1億総トン規模の巨大需続き

2023年2月8日

22年の世界の新造船建造量、5000万トンで中国台頭前の低水準に、日本はシェア18%

 世界の新造船建造量が大幅に減少している。IHSマークイットの新造船データに基づく統計(旧ロイド統計)の速報値によると、昨年1〜12月の世界の新造船竣工量は1915隻・5002万総続き

2023年2月8日

大洋電機、新社長に山田沢生副社長、山田信三前社長は会長に

 大洋電機の新代表取締役社長に、1月30日付で山田沢生取締役副社長(写真)が就任した。前代表取締役社長の山田信三氏は、代表取締役会長に就任した。1月30日の株主総会と取締役会で決定続き

2023年2月8日

名古屋税関、木曽造船に税関監視艇1隻発注

 官公庁船の新造整備として、名古屋税関は、木曽造船(広島県尾道市)に税関監視艇1隻を発注した。官報によると、昨年10月上旬に一般競争入札が行われ、木曽造船が昨年12月下旬に落札した続き

2023年2月8日

日立造船、谷所氏が会長退任

 日立造船は6日開催の取締役会において、4月1日付で谷所敬代表取締役取締役会長が取締役相談役に就任する人事を決定した。4月1日からスタートする新中期経営計画の目標達成に向け、経営体続き

2023年2月8日

三菱造船、4〜12月期の新造船受注はゼロ

 三菱造船の2022年4〜12月期の新造船実績は、受注がゼロ、竣工が3隻だった。12月末時点での受注残は13隻になった。  三菱重工業の4〜12月期連結決算で、商船事業が所属する続き