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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年12月19日

山中造船、次世代船開発をデジタルで効率化、生産性向上策が海事産業強化法で認定

 国土交通省は16日、海事産業強化法に基づく計画認定制度で、山中造船の事業基盤強化計画を認定したと発表した。山中造船は二酸化炭素(CO2)削減と船員負担低減を両立する次世代内航貨物続き

2022年12月19日

造船協力会社、建造量回復へ労働力確保難、「就職支援」と日造協の河西会長

 日本造船協力事業者団体連合会(日造協)の河西良二会長は16日に記者会見し、造船協力業の現状と同会の事業方針を説明した。国内造船業で来年から建造量が増える見通しにある中で「これに対続き

2022年12月19日

揚州中遠海運重工、ケープとカムサ各2隻受注、同国船社向け

 現地紙によると、中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)グループの造船所、揚州中遠海運重工は、同国の浙江協海集団から21万重量トン型バルカー2隻と8万2500重量トン型バ続き

2022年12月16日

日本造船業がビジョン、大規模投資による拡大路線に転換、年1億トン超需要に備え

 日本造船工業会が需要や実態調査を実施したうえで、このほど日本造船業のビジョンをとりまとめ、15日の会見で明らかにした。新造船需要が代替建造と脱炭素化を背景に今後拡大し、2030年続き

2022年12月16日

四国ドック、43年ぶりフェリー建造再参入、四国フェリーから受注

 四国ドック(香川県高松市)はこのほど、四国フェリー(香川県高松市)から1360総トンのフェリー1隻を受注した。2024年秋に高松/小豆島航路に就航予定。同社がフェリーを建造するの続き

2022年12月16日

サムスン重工、デジタル造船化へダッソーと連携、モデルベース開発も導入

 韓国のサムスン重工は11月29日、ダッソー・システムズとの間で、スマートシップヤード構築に向けた基本合意書に署名した。ダッソーが発表した。ダッソーのデジタルツイン技術を活用するほ続き

2022年12月16日

造工・宮永会長、「鋼材価格高騰にさらなる理解を」、関連産業との連携も強化へ

 日本造船工業会の宮永俊一会長は16日に定例会見を開き、鋼材価格の高騰について「現在の契約船はある程度船価に反映いただいているが、鋼材価格の値上げを吸収できるまでには至っていない。続き

2022年12月16日

NK、「ClassNK技報」第6号を発行

 日本海事協会(NK)は15日、技術広報誌「ClassNK技報」の最新号を発行したと発表した。リスクとの向き合い方を特集テーマとし、海事分野におけるリスクアセスメントなどを紹介して続き

2022年12月16日

MAN、トーム船隊31隻にデジタルサービス

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は12日、デンマークのプロダクト船社トームと、同社の船舶31隻に、デジタルサービス「PrimeServ Assist」を提供する契約を結ん続き

2022年12月15日

日本の新造船受注、商談停滞で11月は6割減の49万トン、年初来は1000万トン超

 日本船舶輸出組合(輸組)が14日発表した今年11月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は16隻・49万総トンで、トン数ベースで前年同月比60%減となった。鋼材など資材価格の高騰と続き

2022年12月15日

日本の新造船受注残、2040万総トンに減少

 日本船舶輸出組合がまとめた今年11月末時点の手持ち工事量は451隻・2040万総トン(964万CGT)で、10月末時点と比べて33万総トン減少した。21年の輸出船の竣工量に相当す続き

2022年12月15日

中国造船業の新造船受注、1〜11月4割減の3740万トン、11月は今年最低

 中国船舶工業行業協会(CANSI)によると、今年1〜11月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比38%減の3740万重量トンだった。新規の新造商談は減速感が強く、11月単月の受注続き

2022年12月15日

日立造船、舶用機関事業を新会社に継承へ、今治造船35%出資の最終契約締結

 日立造船は14日の取締役会で、11月24日付で設立した100%出資の準備会社「ヒッツ舶用原動機設立準備株式会社」に、日立造船の舶用原動機事業を吸収分割により継承させるとともに、新続き

2022年12月15日

兵神機械、友藤専務が社長就任

 兵神機械工業はこのほど、友藤昇平専務取締役が代表取締役社長に就任したことを明らかにした。友藤公雄前代表取締役社長は代表取締役会長に就任した。11月22日の取締役会で決まった。

2022年12月15日

トーヨーカネツ、液化CO2タンクの技術検討を完了

 トーヨーカネツは7日、9%ニッケル鋼を使用した低温・低圧仕様の「大型液化CO2貯蔵タンク」の技術検討を完了したと発表した。容量1万トン超級の球形タンクと、5000トン超級の二重殻続き

2022年12月14日

《シリーズ》注目設備 探訪、長崎船舶装備の内航船居住区モデルルーム、次世代の居住区を提案無料

 長崎船舶装備はこのほど、新たな内航船居住区を考案し、長崎市内にある家具工場内にモデルルームを完成させた。499トン型内航船の居室をターゲットとしたもので、限られたスペースの中でも続き

2022年12月14日

VLGC新造市場、船台の需給ひっ迫、26年納期も他船種の建造本格化

 大型ガス運搬船(VLGC)の新造船市場では、船台の需給がタイト化している。もともと建造ヤードが少ないことや、建造する多くの造船所がLNG船やメガコンテナ船など先物納期まで受注があ続き

2022年12月14日

サムスンと大宇造船、新造ドリル船の在庫処理進む、徐々に転売先決まる

 韓国造船所が発注者の経営破綻やキャンセルによって引き渡せずに在庫として抱えていたドリルシップについて、ようやく転売先を見つけつつある。長年、評価損の発生などで業績面での重石になっ続き

2022年12月14日

現代尾浦、船価6930万ドルで中型LPG船受注、直近の高値上回る

 韓国の現代尾浦造船は12日、大洋州地域の船主からLPG船1隻を受注したと証券取引所に告示した。納期は2025年3月で、船価は6930万ドル。船型や仕様は明らかにしていないが、同社続き

2022年12月14日

日舶工、3大学で舶用工業説明会

 日本舶用工業会(日舶工)は、先月30日に芝浦工業大学・豊洲キャンパス、今月1日に東海大学・清水キャンパス、7日に鹿児島大学で「舶用工業説明会」を開催した。  芝浦工業大学では、続き