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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年6月2日

J−ENG、UEエンジン世界シェア10%突破へ、中国ライセンシーの生産伸長で

 ジャパンエンジンコーポレーション(J−ENG)がライセンスを持つ国産の舶用低速エンジンブランド「UEエンジン」の世界シェア(低速2ストロークエンジンの生産台数ベース)が、2023続き

2023年6月2日

常石造船、メタノール燃料カムサ受注13隻に、メタノール焚き中型コンテナ船も開発へ

 常石造船が開発したメタノール燃料カムサマックス・バルカーの受注が好調だ。今年1月の初受注以来、わずか5カ月の間に、受注累計が13隻に積み上がった。メタノール燃料船では、カムサマッ続き

2023年6月2日

常石造船が脱炭素ロードマップ、35年までに建造全船をDF船に

 常石造船は1日、2050年に向けた二酸化炭素(CO2)排出量削減のロードマップを発表した。この一環として、2035年までに建造船全船をメタノールなどの二元燃料(デュアル・フューエ続き

2023年6月2日

北陸地整局、小鯖船舶工業に港湾業務艇発注、新潟港向け

 官公庁船の新造整備として、国土交通省北陸地方整備局は、小鯖船舶工業(岩手県釜石市)に新潟港の港湾業務艇1隻を発注した。官報によると、今年2月下旬に一般競争入札が行われ、小鯖船舶工続き

2023年6月2日

円筒帆+最適航路でGHG28%削減、住友重機械マリン・NAPA・ノースパワーが効果検証

 NAPAと住友重機械マリンエンジニアリング、ノースパワーは5月30日、風力推進装置と航海最適化(ウェザールーティング)システムを組み合わせた場合の燃料と二酸化炭素(CO2)排出量続き

2023年6月2日

韓国造船、タイから技能工4500人規模採用、外国人労働者を多角化

 韓国紙によると、韓国造船7社がタイから4500人規模の造船技能工を採用することが決まった。韓国造船所は人手不足の深刻化で外国人の増員を急ぐ中、これまで中心だったベトナムやインドネ続き

2023年6月2日

上海外高橋造船、9000台積み自動車船2隻追加受注、グリマルディ向け

 海外紙によると、中国国営造船大手の上海外高橋造船は、イタリア船社グリマルディグループから9000台積み自動車船2隻の追加受注を決めたようだ。納期は2026年とみられる。  グリ続き

2023年6月1日

《連載》舶用エンジン新体制、三井E&S DU、WinGDと連携、新技術を創出へ

 4月、IHI原動機の舶用大型エンジン事業を継承し、三井E&Sグループとして「三井E&S DU」が誕生した。三井E&Sとは調達やアフターサービス、工場の相互利用などで連携を図る方針続き

2023年6月1日

大晃機械とArchiTwin、デジタルツインサービス提供へ、船陸間の情報伝達を支援

 舶用ポンプ大手の大晃機械工業(山口県、木村晃一社長)と、デジタルツインによる建築現場の遠隔管理ソリューションなどを展開するArchiTwin(東京都、クリストファーズ・クリスフラ続き

2023年6月1日

現代尾浦、プロダクト船2隻受注、船価4800万ドルで

 韓国の現代尾浦造船は5月30日、北米船主からプロダクト船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻の契約総額は9600万ドルで、船価は1隻当たり4800万ドル。2025年3月まで続き

2023年6月1日

日中の鋼材価格差が船価差生む、造船業の稼ぐ力にも格差

 中国で鋼材市況が軟化し価格が下落している一方、日本では鋼材価格が高止まりし、価格差が開いている。これにより両国の造船所の新造船商談や業績への影響が大きくなってきたとの見方が出てい続き

2023年6月1日

COSCO舟山、64型バルカー2隻受注、欧州船主向け

 中国現地紙によると、中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング・グループ)の造船所、舟山中遠海運重工(COSCO舟山)は、欧州船主から6万3600重量トン型バルカー2隻を受注続き

2023年6月1日

バルチラ、海事教育機関にエンジン納入

 バルチラは5月25日、デンマークの海事教育機関向けに、4ストロークエンジン「バルチラ20」を納入する契約を結んだと発表した。学生らのトレーニングに活用される予定。エンジンの納入は続き

2023年5月31日

バルカー新造船市場、実績少ない中国造船への発注増加、主要造船の船台完売で

 海外船主による中国造船所への中型バルカーの新造発注が増加している。特にここ数カ月の間に受注が増加しているのが、中国の中堅以下の造船所だ。中国の大手クラスの造船所や日本の主要な造船続き

2023年5月31日

《シリーズ》私の1隻“West Venture”、ジャパンマリンユナイテッド元常務執行役員 柳瀬純一さんの1隻、造船営業のイロハ詰まった海洋リグ

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)で長年営業のトップを務めた柳瀬純一氏(元常務執行役員)が選ぶ「私の1隻」はノルウェーのスメドビク向けに建造した第5世代のセミサブリグ&ldqu続き

2023年5月31日

SunRui、東京事務所開設10周年でセミナー、脱炭素化テーマに

 青島双瑞海洋環境工程(山東省青島市、以下青島SunRui)は29日、東京事務所開設10周年を記念したセミナーを都内で開催した。船舶の脱炭素化をテーマとした4つの講演に加え、青島S続き

2023年5月31日

揚州中遠海運重工、LRⅡ型受注、ギリシャ船主パンテオン向け4隻

 海外紙によると、中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)グループの造船所、揚州中遠海運重工は、ギリシャ船主パンテオン・タンカーズからLRⅡ型プロダクト船4隻を受注したよう続き

2023年5月31日

アルファ・ラバル、メタノール燃料船4隻に燃料供給装置

 アルファ・ラバルは25日、中国造船所が中国船主向けに建造中の、メタノール燃料焚きのメガコンテナ船4隻に、低引火点燃料供給システム(LFSS)を受注したと発表した。同船には、主機と続き

2023年5月30日

《連載》ポストコロナの新常態⑥、人手不足で造船の生産維持が課題

 造船業では、新型コロナウイルス感染の収束とともに、最大のテーマが人手不足にシフトした。新造船受注が拡大し、今後も力強い需要が見込まれているにもかかわらず、日本・韓国・中国の造船所続き

2023年5月30日

《連載》舶用エンジン新体制、三井E&S、グループで多様なエンジン供給

 4月、舶用エンジンを主力事業として、新たなスタートを切った「三井E&S」。グループに加えた三井E&S DUおよびサブライセンシーのマキタと合わせて、国内シェアの約7割(馬力ベース続き