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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年6月14日

現代重工とクヌッツェン、LNG船の生涯炭素排出量を算定、ロイドが連携

 韓国のHD韓国造船海洋とHD現代重工業はこのほど、ロイド船級(LR)とノルウェー船社クヌッツェンと共同で、17万4000立方㍍型LNG船を対象に、船舶の原材料段階から解撤までのラ続き

2023年6月14日

アクセラロン、新型過給機X300-Lを発表

 アクセラロンは12日、2ストロークエンジン向けの新型過給機X300-Lシリーズを発表した。プラットフォームベースの設計で、アクセラロンのデジタル技術によって支援されており、オペレ続き

2023年6月14日

東京税関、瀬戸内クラフトに監視艇発注

 官公庁船の新造整備として、東京税関は、瀬戸内クラフト(広島県尾道市)に小型監視艇1隻を発注した。  官報によると、今年2月中旬に入札が行われたものの不落となり、瀬戸内クラフトと続き

2023年6月14日

海技研、22日に空気潤滑システムの水槽実験を公開

 海上技術安全研究所(海技研)は22日、気泡により船底を包むことで船舶の抵抗を減らす省エネ装置「空気潤滑システム」の水槽実験を公開する。  今回公開する実験は、20m長尺平板模型続き

2023年6月13日

YAMIC、新設計のカムサ最大12隻受注、26年いっぱいの船台めど

 三井E&S造船と揚子江船業らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、日本の船主向けに8万2500重量トン型バルカー10隻プラス・オプション2隻を受注した。中国続き

2023年6月13日

常石造船、ウィズダムから42型バルカー受注

 台湾船主ウィズダム・マリン(慧洋海運)が日本の造船所で新造整備を進めている。台湾船主ウィズダム・マリンは9日、常石造船で建造する4万2200重量トン型バルカー1隻の購入を取締役会続き

2023年6月13日

K造船、ギリシャ船主からMR型2隻受注、船価4700万ドル

 海外紙によると、韓国中堅のK造船(旧STX造船海洋)は、ギリシャ船主ケムナブ・シップマネジメントからMR型プロダクト船2隻を受注した。納期は2025年で、船価は1隻当たり4700続き

2023年6月13日

日造協が総会、「造船人材確保に取り組む」

 日本造船協力事業者団体連合会(日造協)は9日、都内で総会と懇親会を開催した。  懇親会冒頭で河西良二会長は「ここ数年の困難な時期に、造船業からの撤退を余儀なくされた仲間も多い。続き

2023年6月12日

三和ドックら、強度向上の新溶接法で船級承認、LTT材活用し亀裂再発防止

 三和ドックは9日、大阪大学、長崎総合科学大学と共同開発した新しい溶接施工法が、日本海事協会(NK)から溶接施工法承認を取得したと発表した。低変態温度(LTT)溶接材料を用いた新工続き

2023年6月12日

大島造船所、メドウェーから42型バルカー初受注、ギリシャ船主と取引拡大

 情報筋によると、大島造船所は、ギリシャ船主メドウェー・シッピングから4万2300重量トン型バルカー1隻を受注したようだ。メドウェー社とは今回が初取引とみられる。大島造船所はギリシ続き

2023年6月12日

川崎重工、液化水素船の中型船型も検討、需要に応じて各種船型ラインナップへ

 川崎重工業は、2万〜6万立方㍍級の中型液化水素船の開発を検討している。現在は16万立方㍍型の大型船型の建造を計画中で、貨物タンクも試験が完了した段階だが、これに続いて中型船にも取続き

2023年6月12日

舟山長宏国際、LRⅡ型最大10隻受注、複数の海外船主向け

 中国現地紙によると、中国民営造船所の舟山長宏国際船舶修造は、複数の海外船主から11万5000重量トン型のLRⅡ型プロダクト船最大10隻を受注したようだ。納期や船価は不明。  舟続き

2023年6月12日

国立高専と日舶工ら、7月に演習含むセミナーを開催、サイバー攻撃対策の理解促進へ

 広島商船高等専門学校、高知工業高等専門学校、木更津工業高等専門学校、仙台高等専門学校、石川工業高等専門学校は、日本舶用工業会(日舶工)と会員企業、およびセキュリティ企業のラックの続き

2023年6月12日

現代重工、カナダ向け潜水艦輸出へバブコックと協力

 韓国のHD現代重工業は8日、英国エンジニアリング大手バブコック・インターナショナル・グループのカナダ法人との間で、カナダ向け潜水艦輸出事業のための技術協力合意書(TCA)を締結し続き

2023年6月8日

《連載》舶用エンジン新体制、川崎重工業、水素機関の開発に注力

 川崎重工業は、水素燃料エンジンの開発にリソースを結集し、実用化を急いでいる。また、ハイブリッド推進システムにも注力するなど、推進に関する「システムインテグレーター」としての展開を続き

2023年6月8日

省エネ評価、造船10社が優良事業者に、名村造船所が6年連続Sクラス

 省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)に基づく2022年度報告分の「事業者クラス分け評価制度」で、造船業では10社が最高の「Sクラス(優良事業者)」に選ばれた。このう続き

2023年6月8日

日本財団、新造船2隻に40億円を無利子融資、環境対応船建造支援の新制度で

 日本財団は7日、環境負荷低減効果に優れた船舶の建造資金を長期無利子で融資する新制度の第1回目の受付を行い、2件に計40億円の貸付を決めたと発表した。今年度は150億円の募集を予定続き

2023年6月8日

スエズ型タンカーの新造船価、リーマン後最高値更新の8610万ドル、サムスンが受注

 スエズマックス・タンカーの新造船価相場が上昇している。既報のとおり、韓国のサムスン重工業が原油タンカーを8610万ドルで受注しており、これがスエズマックス・タンカーだったようだ。続き

2023年6月8日

ノースパワー、日本で円筒帆3件受注、新商談も、性能向上研究と知財戦略にも注力

 ローター式円筒帆「ローターセイル」を展開するフィンランドのノースパワー。日本向けでは、商船三井、飯野海運、日本マリンの3社の運航船への採用を決めており、他にも複数の船主と検討を進続き

2023年6月7日

新造船市場、新規商談は造船ブーム並み先物に、バルカーで27年納期の成約

 新造船市場では、新規商談が2000年代後半の造船ブーム期以来の先物納期が主戦場となりつつある。汎用の中小型バルカーでも2027年納期の成約が表面化するなど、既に4年程度先の竣工船続き