船主、船種別投資判断

    2023年8月24日

    《連載》船主の投資トレンド、国内船主、投資再開と様子見に二極化、船価高止まり予想を受け

     新造船価の高止まりや一段の上昇を予想する国内船主が増えているが、投資行動は二極化している。船価下落が期待薄のため、これまで様子見していた船主が償却資産の確保や新鋭船へのリプレース続き

    2023年8月17日

    《連載》船主の投資トレンド、瀬野汽船、LNG燃料バルカー、6隻に拡大、10隻売船で自己資金確保

     大手船主である瀬野汽船はLNG焚き二元燃料を対象とした大型バルカーの保有隻数を6隻に拡大した。このほど3隻の追加整備を決めた。同社は邦船大手オペレーターとの長期用船を前提にLNG続き

    2023年8月8日

    《連載》船主の投資トレンド、専業船主、LNG船保有18隻に、既存船主の追加投資で保有拡大

     国内船主のLNG船保有が増えている。すでにLNG船保有に踏み切った船主が追加投資に動くことで、保有隻数が拡大した。専業船主の保有は本紙調査で18隻となり、1年前の11隻から7隻増続き

    2023年8月4日

    《連載》船主の投資トレンド、国内船主、通貨選択に悩み、スイスフラン人気も通貨高に

     ドル金利の急上昇に伴って、スイスフラン建ての借入を希望する国内船主が増えている。実際に新規融資や通貨変更でスイスフラン建てが選択されているが、対ドルでのスイスフラン高や金利上昇と続き

    2023年7月28日

    《連載》船主の投資トレンド、国内船主、BBC取引を積極評価、経営リスクを分散

     BBC(裸用船)取引を積極的に評価する国内船主が増えている。これまでの償却資産確保に加えて、経営リスクを分散する観点などから有効性が指摘されるようになった。世界的なインフレ傾向の続き

    2023年7月26日

    <内航NEXT>《連載》今治内航船主若手経営者座談会⑤、エンジン核のグループ化など連携無料

      ■座談会出席者(社名五十音順、カッコ内は所属地区) 浅川汽船・宮政彰社長(今治)、朝日海運・三宅恭介取締役(波方)、東汽船・越智崇社長(今治)、井村汽船・井村省吾続き

    2023年7月25日

    <内航NEXT>《連載》今治内航船主若手経営者座談会④、船員定着へ船内環境・条件など課題無料

      ■座談会出席者(社名五十音順、カッコ内は所属地区) 浅川汽船・宮政彰社長(今治)、朝日海運・三宅恭介取締役(波方)、東汽船・越智崇社長(今治)、井村汽船・井村省吾続き

    2023年7月24日

    <内航NEXT>《連載》今治内航船主若手経営者座談会③、海事都市でも船員の認知度課題無料

    ■座談会出席者(社名五十音順、カッコ内は所属地区) 浅川汽船・宮政彰社長(今治)、朝日海運・三宅恭介取締役(波方)、東汽船・越智崇社長(今治)、井村汽船・井村省吾専務取締役(続き

    2023年7月21日

    <内航NEXT>《連載》今治内航船主若手経営者座談会②、船員育成、コスト・定着率など課題無料

    ■座談会出席者(社名五十音順、カッコ内は所属地区) 浅川汽船・宮政彰社長(今治)、朝日海運・三宅恭介取締役(波方)、東汽船・越智崇社長(今治)、井村汽船・井村省吾専務取締役(今治続き

    2023年7月20日

    <内航NEXT>《連載》今治内航船主若手経営者座談会①、愛媛県下最大の内航組合、地区毎に特色無料

     4年ぶりの国際海事展「バリシップ」開催に沸いた海事都市の今治市。その開催に合わせて、同市内の内航船主から成る「今治地区海運組合」(組合長=大木光俊・進宏海運代表取締役)の若手経営続き

    2023年7月19日

    《連載》船主の投資トレンド、国内船主、日本の船台不足で中国造船に関心、船価面との両輪で

     国内船主が再び、中国造船所への関心を高めている。日本の造船所の船台不足で、期近納期での発注が難しくなっているからだ。金融機関にも中国建造船への融資依頼が増えているという。中国建造続き

    2023年7月7日

    《連載》船主の投資トレンド、国内船主の投資が難路に、船価高、船台不足、環境対応

     船価高、船台不足、環境対応の不透明さなどで国内船主の投資が難路に差し掛かっている。「これほど投資判断が難しい時期はかつてなかった」(船主経営者)。難問を前に様子見に入るのか。それ続き

    2023年5月29日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、短期契約に前向き、コスト上昇リスクをヘッジ

     短期用船を積極的に船隊ポートフォリオに組み込む国内船主が増えている。金利コストと船舶経費が同時上昇し、長期の固定用船料では収支が圧迫される懸念があるからだ。短期契約を持つことで、続き

    2023年5月23日

    《連載》展望 船主ビジネス、福永海運・福永社長インタビュー、インデックスと中古船モデルが定着

     福永海運(大分県佐伯市)の福永庄一朗社長は本紙インタビューで、昨年末にハンディマックス・バルカー1隻を中古買船し、これによって同部門が10隻体制になったことを明らかにした。このう続き

    2023年5月18日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、シンガポール進出検討、事業環境好転、競争激化で

     国内船主によるシンガポール進出機運が再び高まっている。シンガポールの各種コストはここにきて一段と上がっているが、それを上回る税制メリットが再評価されているからだ。船主を取り巻く事続き

    2023年4月27日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、コンテナ船投資に一服感、需要減と用船料で

     「われわれオーナーからすると、コンテナ船への投資はしばらく難しいと感じている」(船主経営者)。国内船主は過去5年間ほどメガコンテナ船やフィーダーコンテナ船への投資を急拡大してきた続き

    2023年4月25日

    《連載》展望 船主ビジネス、宮崎産業海運、環境対応に向けて新造船投資

     宮崎産業海運(大分県津久見市)は現在、ケープサイズ1隻とカムサマックス(8万2000重量トン級パナマックス)4隻の発注残を持っており、今後も環境対応に向けた省エネ船への代替を目的続き

    2023年4月19日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、先行発注が増加、用船契約なし、収益性向上目的で

     用船契約を付けずに新造発注する国内船主が増えてきた。新造船価の高止まりとマーケットの先行き不透明感で条件の良い用船契約が少ないためで、先行発注してから用船契約を確保する考えの船主続き

    2023年4月17日

    《連載》展望 船主ビジネス、国内船主、船舶の代替投資先、需要高まる、航空機やJOLCOなど

     国内船主による船舶代替投資先の需要が高水準で推移している。船価高などを背景に用船条件が厳しく、本業の船舶投資が難航して償却資産不足に直面しているからだ。航空機や船舶のJOLCO(続き

    2023年4月11日

    《連載》徳島船主⑥、篠野海運、内外航とも保有船拡大、計10隻に、外航も柱の1つに、TC参入目指す

     徳島県阿南市の篠野海運が内航船、外航船ともに船隊を増やしている。内航船4隻、外航船6隻の計10隻となった。さらに今年7月には内航の新造船1隻が加わる。2018年に再参入した外航船続き